手に届きやすい価格ながら、高機能なモンベルのテント。しかし、ムーンライト・ステラリッジ・クロノスドームなど多くの種類があるうえに、1人用・2人用・ファミリー向けと人数に応じてサイズも変わるため、どのテントが自分に合っているのかわからず、選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで今回は、モンベルのテントのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介。テントの張り方やたたみ方なども解説します。本記事を参考にモンベルのテントの知識を深め、快適に過ごせるテントを見つけてくださいね。
アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。 「.HYAKKEI」「CAMP HACK」「エンジョイ!マガジン」「価格.comマガジン」「LANTERN」などのwebメディアをはじめ、アウトドア系書籍や旅行雑誌などへの協力・執筆・寄稿多数。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
モンベルは、登山用具やアウトドアグッズを中心に開発を進めている、日本のメーカーです。1975年に大阪市にて設立され、Fuction is Beauty(機能美)とLight&Fast(軽量と迅速)をコンセプトとしています。
モンベルは日本で設立されていることから、日本人に合わせたウェア・ギアが豊富。高い機能性を持ちながら、手に届きやすい価格設定もうれしいポイントです。製品づくりの行程をすべて自社で行っているため、商品価格を抑えられています。
モンベルのテントは、シンプルな構造で、組み立てが簡単なのも魅力のひとつ。独自のシステムにより、初心者でも素早い設営が可能です。薄くて軽く、高い耐久性を誇ります。
また、穴あきや破れなどの破損であれば、モンベルが取り扱っているリペアキットを使用し、自分で直すことも可能。大きな破損は、モンベルに修理依頼できるので、万が一壊れてしまっても修理をして長く愛用できるでしょう。
モンベルの製品は全国に数多くある直営店を中心に販売されています。もともと登山にルーツがあるブランドなので、山用テントの品揃えが豊富です。
大きめのファミリーキャンプ向けのテントもラインナップがあり、シンプルで実用的なものが多いのが特徴といえます。
モンベルのテントを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
モンベルのテントは種類が豊富。使用シーンや目的に合わせてシリーズを選択しましょう。
ステラリッジは、積雪・強風などあらゆる環境を想定して設計されているため、頻繁に登山をする人におすすめ。軽量でコンパクトに収納できる点も魅力です。過酷な環境でテントを使用する場合には、検討してみてください。
ステラリッジは、フライシートのカラーバリエーションも豊富。フライシートとは、テントの内部の温度や湿度を快適に保ったり、水が侵入したりするのを防ぐアイテムです。
なお、ステラリッジのフライシートは別売りなので、必要な人は買い忘れのないよう注意しましょう。4シーズン向けの積雪用のフライシートも別売りしていますよ。
マイティドームは、軽量でコンパクトになるので、持ち運びにぴったり。フライシートを使用しないシングルウォール構造ながら、優れた防水透湿性・通気性を兼ね備えています。
また、モンベル独自のブリーズドライテックを採用。ブリーズドライテックは、耐水圧を損なわずに通気透湿性をあわせもった高機能な生地で、通気性が高いため涼しく感じられます。衣服内の蒸れも解消し、快適な居住空間を保てるでしょう。
マイティドーム1は、たたむと縦30cm・横14cmのコンパクトな筒状に。ポールは、縦41cm・横5cmのスリムな形状です。ペグ・張り鋼を含む総重量は1.25kgと、軽量で邪魔にならないので、ツーリングや自転車での移動にも適しています。
ステラリッジやマイティドームは本格的な登山用テントです。レジャーキャンプを中心に使いたい人には向いていないので、誤って選ばないように注意してくださいね。
なお、マイティドームで前室を利用したい場合は、別売りのキャノピーが必要です。必要に応じて、別途購入するようにしてください。
ルナドームは広い空間・高い機能を持ち合わせているので、厳しい環境下で快適に過ごしたい人におすすめです。10デニールと薄く、高強力ポリエステルの生地を使用。加えて、高い軽量性・耐久性を誇ります。
側面のフレームがほぼ垂直に立ち上がるので、中の居住空間は圧迫感が少ないでしょう。サイズはワンサイズしか取り扱いがありませんが、1~2人であれば十分な広さを確保できるテントです。
また、細かい部分にまでシームテープという防水・防風の効果が期待できるテープ処理が施され、防水性を高めています。さらに、レインフライと本体は丈夫な金属製のフックで接続されているため、常にほどよいテンション(張る力)を保ち続けるでしょう。
価格が安いテントを探しているなら、2〜3万円代で購入可能なクロノスドームがおすすめ。手に届きやすい価格帯ながら、必要な機能も備わっています。独自の構造で素早い設営・撤収が可能です。
また、クロノスドームは難燃加工が施されているため、生地に火がついても自己消火し、燃え広がにくいとされています。まったく燃えないという訳ではありませんが、テントが広範囲に焼けてしまう心配が少なくなるので、ひとつの安心材料となるでしょう。
1~4人用までのサイズ展開があるのも魅力のひとつ。テントを使用する人数に合わせて選択可能です。しかし、ほかのシリーズに比べて重量があるため、大きめのテントを選べばその分重くなります。持ち運びにかかる時間なども考慮して選びましょう。
組み立てやすいテントを求めているなら、ムーンライトを選択しましょう。ムーンライトは、月明りでも簡単に設営可能であることをコンセプトに開発されました。広げると自立し、本体をフレームに吊り下げて設営。力を必要としないので、初心者や体力に自信のない人でも組み立てられるでしょう。
2方向に出入口がある(2型はなし)ため、出入りがしやすいのも特徴です。本体入り口はメッシュと本体生地の2重構造なので、メッシュのみにすれば通気性がよく、室内の温度調整も簡単に行えるでしょう。
また、ムーンライトはテント内が広々としていて、圧迫感を覚えにくい構造です。地面付近のフレームが垂直に近い角度で立ち上がるので天井も高く、見た目以上にゆったりとした空間を感じられるでしょう。
大人数で使用する場合は、クロノスキャビンがおすすめです。テントの前室はゆとりのある高さで設計。付属のひさし用ポールを使用することで、日陰のあるリビングスペースが作れます。出入りがしやすくなり、調理スペースや荷物置き場としても活用できるでしょう。
また、軽量・コンパクト性にも優れ、設営も容易に行えます。天井裏には小さなロフトもあり、小物・衣服を収納可能。1人用からファミリー向けのものまでサイズ展開も豊富なので、使用する人数に合わせて選択できるでしょう。
モンベルのテントはこのほかにもさまざまあります。夏のファミリーキャンプで涼しく過ごしたい人には、全面に通気性に優れたメッシュを使用したレラドームがぴったりです。
リビングルームを備えたツールームテントがほしい場合は、ムーンライトキャビンがおすすめ。4人家族でも広々と使用でき、多彩な使い方が楽しめます。
狭すぎたり空間を持て余したりすることなく快適に過ごすために、人数に合ったサイズのテントを選びましょう。モンベルのテントのサイズは「〇型」と表記されています。
シリーズにもよりますが、多いものだと1・2・3・4・6型のサイズを展開。1・2型はソロや、2人での使用に向いています。ただし、釣り・登山・雪山での使用は荷物が多くなるため、人数のほかにテントに置きたい荷物の状況にも合わせてサイズを決めるようにしてください。
3型は2~3人・4型は3~4人と、数字が大きくなるごとにサイズが大きくなります。家族連れや友人同士で使用する場合は、数字の大きいものを選ぶと荷物を置いてもテント内に居住スペースを確保できるでしょう。
気候に左右されずテントの中を快適に保つために、山岳用テントは用途に合ったオプションを選択しましょう。モンベルのテントのオプションには、レインフライ・スノーフライ・グラウンドシートなどがあります。
グラウンドシートは、単体でレジャーシートとしても使用できて便利。軽量なうえに、耐水性・耐久性にすぐれています。自立式のポールを使用すれば、雨・日差しから守るタープとしても活用可能です。
まずはテントにフライが付属しているか確認してください。暖かい時期しかキャンプに行かない人はレインフライを選びましょう。モンベルの宿泊用テントやフライはどれも十分な耐水性・耐水圧があるので、数値はあまり気にする必要はありません。
山岳用のテントは軽量化するために薄い生地で作られており、ゴツゴツした地面にそのまま置くと穴が空いてしまうことがあります。グラウンドシートを敷くことで、テントの底が傷つくのを防ぐ効果が期待できますよ。
天候を問わず使いたいなら、耐水性や耐風性の高いものを選びましょう。森林限界を超えた登山など、過酷な環境で使用する場合も同様です。強い雨にも耐えられるテントの耐水圧は、1,500mm以上が目安。ムーンライトスクリーンやムーンライトキャビンなどは、耐水圧1,500mmをクリアしています。
土砂降りのような大雨でも長時間耐えられるものを求める場合は、 耐水圧2,000mmを備えたムーンライトなどがおすすめです。マイティドームはシングルウォールでありながら、特殊な3層構造の生地を採用し、耐水圧20,000mmを実現。とにかく耐水性を重視する人にはうってつけです。
耐水性だけでなく耐風性にもすぐれたものがよい場合は、ステラリッジに注目。ポールの交差部分を工夫して風を受け流せるよう設計し、耐風性を強化しています。ステラリッジのテント1~5は耐水圧1,500mm、テント6は耐水圧2,000mmで、厳しい環境下で使用したい人にぴったりです。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
重量 | 設営方式 | 展開時の幅 | 展開時の高さ | 展開時の奥行 | 形状 | 収納時の幅 | 収納時の奥行 | 収納時の高さ | 薪ストーブ使用可能 | 最大使用人数 | ウォール | 入口 | 対応シーズン | スノースカートあり | |||||
1 | モンベル ステラリッジテント2|1122649 | ![]() | 軽くて持ち運びやすい。オールシーズン使える山岳用テント | 1.23kg(1.43kg) | 自立式 | 130cm | 105cm | 210cm | テント型 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 2人 | シングルウォール(別売りのレインフライ・スノーフライあり) | フルクローズタイプ | 不明 | 不明 | |
2 | モンベル mont-bell|ステラリッジテント2型レインフライ|1122654 | ![]() | スタッフバッグ付きでコンパクトに収納 | 0.35kg | 不明 | 265cm | 不明 | 130cm | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | フルクローズタイプ | 不明 | 不明 | ||
3 | モンベル ムーンライトテント 5型 | ![]() | 2つの出入口が使いやすい。家族で楽しめる高い居住性 | 4.9kg(総重量5.4kg) | 自立式 | 210cm | 147cm | 210cm | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 4~5人 | ダブル | フルクローズタイプ | 不明 | 不明 | |
4 | モンベル クロノスキャビン 4型|1122629 | ![]() | 広いスペースで快適な空間を実現したテント | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | ダブル | フルクローズタイプ | 不明 | 不明 |
薄さ・丈夫さ・軽さを備えた高強力ポリエステル生地を採用し、背負って歩く負担を軽減します。別売りのスノーフライシートを加えれば積雪期にも対応でき、オールシーズン使える点にも注目。コンパクトな作りで、混み合うキャンプ場や平地の少ない山岳エリアでも設営しやすいのが魅力です。
重量 | 1.23kg(1.43kg) |
---|---|
設営方式 | 自立式 |
展開時の幅 | 130cm |
展開時の高さ | 105cm |
展開時の奥行 | 210cm |
形状 | テント型 |
収納時の幅 | 不明 |
収納時の奥行 | 不明 |
収納時の高さ | 不明 |
薪ストーブ使用可能 | 不明 |
最大使用人数 | 2人 |
ウォール | シングルウォール(別売りのレインフライ・スノーフライあり) |
入口 | フルクローズタイプ |
対応シーズン | 不明 |
スノースカートあり | 不明 |
重量 | 0.35kg |
---|---|
設営方式 | 不明 |
展開時の幅 | 265cm |
展開時の高さ | 不明 |
展開時の奥行 | 130cm |
形状 | 不明 |
収納時の幅 | 不明 |
収納時の奥行 | 不明 |
収納時の高さ | 不明 |
薪ストーブ使用可能 | |
最大使用人数 | 不明 |
ウォール | 不明 |
入口 | フルクローズタイプ |
対応シーズン | 不明 |
スノースカートあり | 不明 |
家族で楽しむファミリーキャンプから遠征隊のベースキャンプまで、さまざまなフィールドでおすすめなベーシックモデルです。広々とした居住空間を持ち、風通しも良好で快適に過ごせるようになっているのが魅力。持ち運びに便利なダッフルバッグ付きです。
重量 | 4.9kg(総重量5.4kg) |
---|---|
設営方式 | 自立式 |
展開時の幅 | 210cm |
展開時の高さ | 147cm |
展開時の奥行 | 210cm |
形状 | 不明 |
収納時の幅 | 不明 |
収納時の奥行 | 不明 |
収納時の高さ | 不明 |
薪ストーブ使用可能 | 不明 |
最大使用人数 | 4~5人 |
ウォール | ダブル |
入口 | フルクローズタイプ |
対応シーズン | 不明 |
スノースカートあり | 不明 |
リビングスペースのひさしはゆとりのある高さに設計されており、テント本体の就寝スペースも圧迫感の少ない快適な居住空間を確保。軽量でコンパクトになり、独自のポール構造で設営も簡単に行えます。ファミリーキャンプやオートキャンプなどにおすすめです。
重量 | 不明 |
---|---|
設営方式 | 不明 |
展開時の幅 | 不明 |
展開時の高さ | 不明 |
展開時の奥行 | 不明 |
形状 | 不明 |
収納時の幅 | 不明 |
収納時の奥行 | 不明 |
収納時の高さ | 不明 |
薪ストーブ使用可能 | 不明 |
最大使用人数 | 不明 |
ウォール | ダブル |
入口 | フルクローズタイプ |
対応シーズン | 不明 |
スノースカートあり | 不明 |
モンベルのテントは、どのモデルも複雑な工程がなく、簡単に組み立てられます。大きな力を必要としないので、力に自信のない人でも設営できるでしょう。今回は、ムーンライトを例に設営・たたみ方の解説をするので、ぜひ参考にしてくださいね。
まず、風下に入り口を向けてテント本体を広げ、飛ばされないように仮止めをします。ポールを組み立て本体の上に置いたら、本体の角のポール受けにポールを差し込みましょう。本体前後のフックをポールのジョイントに取り付け、ポールフックをすべて取り付ければ完成です。
たたみ方も簡単。ペグを抜いて、テント本体のポールフックを外し、ポールの先端をポール受けから外してください。ポールが跳ね返ると危険なので、ポールが伸びきるまで手を離さないことがポイント。ポールは真ん中から折りたたむようにし、テント本体とフライシートを収納しましょう。
モンベルでは、生地の破れ・ポール交換などモンベル製品の修理を受け付けています。修理を依頼する際には、修理受付書を同封した修理品をカスタマーサービスに送付するか、モンベルストアに持ち込んでください。修理品の状態の確認が終わったら修理に必要な料金や日数を伝えられ、修理開始です。
また、モンベルの製品は、軽度の破損であれば自分でリペアすることも可能。パーマネントリペアシートはテントや雨具の補修に使い、スムースライダーはテントのジッパーに塗ることで動きを滑らかにする効果が期待できます。
テントの中をより快適な空間にするならマットにもこだわりましょう。以下の記事にはキャンプマットについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ほかのモンベルの製品もチェックしてみませんか。以下の記事は、モンベルのシュラフについてまとめているので、ぜひ見てみてください。
1位: モンベル|ステラリッジテント2|1122649
2位: モンベル|mont-bell|ステラリッジテント2型レインフライ|1122654
3位: モンベル|ムーンライトテント 5型
4位: モンベル|クロノスキャビン 4型|1122629
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
各商品の紹介文は、メーカー・ECサイト等の内容を参照しております。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他