電源タップのおすすめ人気ランキング【2025年】

設置したい電化製品の近くにコンセントがない場合は、延長コードタイプがおすすめです。最も一般的な電源タップで、0.5〜5m以上とさまざまな長さがあるので、設置場所や使用する機器に合わせて最適な長さを選ぶことができます。

コードの長さは、接続するものと電源タップの両方が宙に浮かない程度を目安に選んでください。長すぎると足を引っかけやすく、短すぎてもコードを引っ張りすぎて抜けてしまう心配があるので、コンセントと電源タップを使用する場所までの距離を測定して必要な長さを検討しましょう。

デスク周りやリビングのコンセントに増設するなら、直付けタイプがおすすめ。壁のコンセントに直接固定して使用するタイプで、コードが無いためコンパクトな見た目で掃除やインテリアの邪魔になりにくいのが特徴です。

形状としては、差し込み口を折りたためるコーナータップや、直方体の3つの面に差し込み口がついていて電源を3方向に分配できるトリプルタップがあります。角度調節をして狭い場所でもすっきり配線したいならコーナータップを、差し込み口をしっかり固定させたいならトリプルタップが適しています。

商品によっては場所をとってしまう可能性があるので、奥行きにも注目してください。壁から出る部分が1.5～3.3cm程度であれば、冷蔵庫やテレビの裏などの狭いスペースにも設置することができます。

デスクの上に置くなら、省スペースで設置できるタワー型がよいでしょう。タップ部分が縦に積み重なっている構造で、デスクとの最小限の設置面積で大量の機器を接続できます。

USBポートが付属しているモデルも多く、作業デスク用に人気です。タワー型は各面に差し込み口が配置されるため、大型のACアダプターを挿してもぶつかりにくい構造になっています。ただし、高さが10~20cm程度あるので、設置スペースに高さの余裕がないときは注意が必要です。

デスクにできるだけ置きたくない人は、マグネット付きや壁掛けタイプなども候補にするとよいでしょう。マグネット付きなら金属製のデスクやスチールラックに付けることができ、壁掛けフックやフック穴付きなら壁や机の裏面に固定できます。

差し込み口の数は、使用機器+2～3口を選ぶことがおすすめです。現在の利用機器だけでなく、今後可能性がある機器に備えて差し込み口に余裕を持たせると良いでしょう。特に、在宅勤務やテレワーク環境では、モニターやノートPC、スマホ充電器など複数の機器を同時に使用するため、快適に使用できます。

電源タップには、最小1口から最大10口以上のものまで様々なサイズがあります。PCやスマホの充電など少数の機器を接続する人は3口程度がおすすめ。モニター、プリンターなど複数の機器を同時に使う人は5口以上が便利です。基本的に3口から5口あれば、一般家庭やオフィスで十分に対応できます。

差し込み口の間隔は3cm以上が理想的です。間隔が広ければ、プラグが大きめでもほかの差し込み口に干渉しません。大きめサイズのプラグやACアダプタを差し込む場合は、差し込み口の間隔が広めのものを選びましょう。

なかには、差し込み口の位置をずらしてあるものや、コンセントの一部が横向きや側面に配置されている製品も。設置場所や挿し込むプラグの形状を考えたうえで、すっきり設置できるものを選びましょう。

安全性を確保するなら、PSEマークの有無を確認しましょう。PSEマークは、日本の電気用品安全法（電安法）に基づいて、一定の安全基準を満たした製品に付与されるマークです（参照：日本品質保証機構）。

しかし、なかにはPSEマークがついていない商品が販売されている場合もあります。安全に使うためにも、PSEマークのない製品は避けるのがよいでしょう。

雷による過電圧から機器を守りたいなら、雷サージプロテクター付きがおすすめ。雷から家電へ過剰な電流が流れるのを防ぎ、パソコンのデータ破損の予防や精密機器の故障を予防ぎます。「雷サージガード」や「雷対策済み」といった表記に注目してください。

ただし、基本的に雷からの電流を防げるのは1回きりで、一度雷から機器を守った電源タップは、新しいものに交換する必要があることには注意が必要です。

コンセント部分の火災を防ぐなら、絶縁キャップや防塵シャッターに注目。長時間コンセントに挿しっぱなしのプラグ部分にたまったホコリに湿気が加わると、発火する恐れがあります。プラグの根元部分を覆う絶縁キャップやコンセントの差し込み口を塞ぐ防塵シャッターなどの機能で、火災のリスクを下げることが可能です。