【徹底比較】ヘアオイルのおすすめ人気ランキング【美容師によるスタイリングも！2025年3月】

髪のパサつきや広がりを抑えたい人は、「髪のまとまりやすさ」の検証で毛束の変化率が-15%以下だったヘアオイルがおすすめ。検証では、ドライヤー前の濡れた毛束・スタイリング前の乾いた毛束を用意し、ヘアオイルを塗布して毛束の広がりの変化率をチェックしました。

変化率-15%以下のヘアオイルは、ドライヤー前・スタイリング前のボリュームのある毛束が、ひと目でわかるくらいするんとまとまる結果に。一方変化率が-15%を超えた商品は、見た目にはあまり変化が見られませんでした。

ドライヤー後の髪の広がりを抑えたいなら、「毛束の変化率（ドライヤー前）」が15%以下だったヘアオイルをお風呂上がりのドライヤー前につけるのがおすすめ。また、朝のスタイリング時に広がりやうねりが気になる髪をまとめやすくしたい人は、「毛束の変化率（スタイリング時）」が15%以下だったヘアオイルを選べば髪の毛をしっとりまとめられるでしょう。

ヘアオイルをスタイリング目的で使う人は、メインのオイルがシリコーンのヘアオイルがおすすめ。

今回は、実際に複数のモニターがヘアオイル全商品を使用し、なじませやすさを確認しました。また、美容師兼毛髪診断士である藤巻正典さんがヘアオイルを使ってスタイリングを行い、ツヤ感・束感をチェック。その結果、メインのオイルがシリコーンの商品はツヤ感・束感・なじませやすさの3つの評価が高い傾向がありました。

シリコーンオイルは、ほかのオイルよりも髪をコーティングする効果が高め。髪の手触りがなめらかになるため、髪が扱いやすくなるのが特徴です。ヘアオイル初心者でも髪になじませやすく、簡単にトゥルントゥルンなツヤと束感を両立できるでしょう。ランキングの詳細項目「メインのオイルの種類」に「シリコーン」とあるものを選んでくださいね。

ちなみに、オイルのなかでも油脂を使用したものは重い質感で伸ばしにくく、束感を作るのには向きません。ヘアオイルでまとめ髪にツヤ感を出したい人や、ストレートのロングヘアにまとまりがほしい人、しっとりウエットなヘアスタイルにしたい人は、候補に入れるのもひとつの手です。

広がりやパサつき・乾燥だけでなく、カラー・ブリーチ・パーマなどによる傷んだ髪のダメージケアもしたい人は、髪の外部・内部の補修効果が期待できる成分が両方入ったヘアオイルがおすすめです。

髪の毛の内部は、髪のハリ・コシの土台となる水分やタンパク質などが主成分。外部にはキューティクルという層があり、内部の成分が外に出て行かないように守っています。ダメージを受けるとキューティクルが剥がれ、中の水分やタンパク質が逃げて髪がスカスカに。外部と内部の2方向からアプローチをすることで、ダメージを補修しハリ・コシのあるツヤ髪を目指せますよ。

主な外部補修成分は、18-MEA代替成分や、髪の熱ダメージをケアするヒートケア成分。内部補修成分は、加水分解タンパク質やCMC類似補修成分をチェックしましょう。各商品の補修成分は、ランキングの詳細項目「主な補修成分」に記載しています。

ヘアオイルは無香料の商品が少なく、香りつきが多いもの。また、顔まわりに使うので、使用中の気分があがるような好みの香りを選びましょう。

実際に12人のモニターが使用したところ、多くのモニターが高評価をつけた商品がありました。高評価だったヘアオイルは、爽やかでフローラルや柑橘系の香りが多く、モニターの多くが「いい匂い」と回答。万人受けしていたため、迷ったら「香りのよさ」の評価が4.5以上のヘアオイルのなかから選ぶのがおすすめです。大切な人へのプレゼントにもよいでしょう。

ちなみに、甘い香りが強すぎるものや香りが弱いヘアオイルは好みが分かれやすかったので、可能であれば試してから購入するのがおすすめ。なお、ランキングには各ヘアオイルを使ったモニターのコメントを記載しているので、どんな香りだったか参考にしてくださいね。

また、ヘアオイルの香りは基本的にドライヤーで飛びやすい傾向があります。「香りの残りやすさ」の評価が4.5以上だと香りが髪に残りやすいので、ドライ後も香りを楽しみたい人・ヘアオイルを香水代わりに使いたい人は4.5以上、逆に香りが残るのが苦手な人は4.5未満のヘアオイルがおすすめです。