石材やコンクリートなどに深い穴を開けるコアドリル。同じく穴を開けるホルソーという工具がありますが、コアドリルは深さが段違いで、厚みがある素材でも作業できる優れものです。ユニカ・ハウスビーエム・ミヤナガ・藤原産業などのメーカーから販売されており、振動用・複合材用・ALC用・マルチ用・乾式タイプなど用途によって選ぶ種類に違いがあるため、どれを購入しようか迷うこともありますよね。
そこで今回はコアドリルのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。性能が高いコアドリルばかりなので、作業がスムーズになりますよ!
「大工・内装工・防音屋・基礎工事」など様々な建築職を経験。2017年に開設したブログ「マエソン小部屋のDIY」(https://maeson-gt.com/)では日曜大工を中心に発信し、月間10万PVほどに成長。趣味は模型など幅広く工具を使うモノづくりが好き。
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エアコン設置時などに、配管を通すための穴を壁に開けるために使われることもあるコアドリル。円筒状の穴をあける工具で、コアドリル本体や回転する電動工具に取り付けて使うものです。
似たものとして、電動ドライバーなどに取り付けるホルソーという工具がありますが、こちらは木材や金属用です。コアドリルはコンクリートや石材に使うものなので、用途を間違えないようにしましょう。
また、ホルソーはコアドリルほど長さがないため、深い穴を開けることができません。コンクリートや石材に大きな穴を開けたいなら、コアドリルを使うのが望ましいですよ。
コアドリルを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
コンクリートブロックやレンガ、モルタルなどの素材に穴を開けるなら、こちらの振動用を使いましょう。振動ドリルなどには打撃を与える機能がありますが、その機能を有効に使えるのが振動用コアドリルです。回転だけでなく打撃を与えることで、素材を砕いて進むのでよりスムーズな穴開けができます。
2種類の素材を貼り合わせることで、より強靭になっている複合材。もし穴を開けたい箇所の素材が複合材なら、こちらの複合材用コアドリルを使いましょう。強靭な複合材も、切断しやすいように調整した刃でキレイな穴が開きますよ。
ALCパネルは住宅や工場の壁に使われていることが多く、珪石・セメント・生石灰・発泡剤のアルミ粉末を混ぜて加工して作られています。このALCはピアノ線などで補強して、さらに頑丈になっているため穴が開けにくい素材です。
ベニヤ板・塩ビ板・複合材など、多くの素材に対応できるのがマルチ用コアドリル。さすがに硬いACLパネルは専用のコアドリルを使った方が良いですが、できるだけひとつでさまざまな素材に使いたいならこちらを選択しましょう。
どうしても水に濡らすことができずに、乾いた状態でコンクリートに穴を開けるケースがあります。そのような状況におすすめなのが乾式タイプ。
コンクリートを水に濡らす理由は、軽い力で済む・コアドリルの消耗が抑えられる・精度も高まるとメリットが多いからです。一方、乾燥している状態で穴開けを行うと、たくさんの粉じんが舞いコアドリルも消耗が激しいとデメリットばかりになります。
乾式タイプは、そんなデメリットを緩和するためにさまざまな工夫を施してあるので、乾燥した状態でも比較的にスムーズに作業ができますよ。
ストレートシャンクは、まっすぐな形状で10mmと13mmの2サイズがあります。またコアドリルは10mmと13mm兼用タイプが多いので、どちらかしか対応してなくても大丈夫です。このタイプは、電動ドリルなどにも取り付けることが可能。ただし機種によりトルクなどの違いがあるため、素材の厚みによっては穴開けが難しいことがあります。
SDSシャンクは溝が入っているタイプで、SDSプラスとSDSマックスの2種類。軸の太さが、SDSプラスは10mmでSDSマックスは18mmと異なります。どちらを取り付けるかはコアドリル本体によって違うので、確認してから購入してください。なおこちらは電動ドリルなどに取り付けることはできません。
購入するコアドリルの種類が決まったら、次はサイズを決めましょう。口径は小さいものだと20mmくらいで、上は入手は難しいものの200mmを超える超大型タイプも販売されています。もうひとつ確認するべき点は、どのくらいの深さの穴が開けられるかの有効長です。有効長が足りないと壁を貫通できず仕上がりが汚くなるので、しっかりとチェックしてくださいね。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||||
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適した材質 | 切削方式 | 動作方式 | 刃厚 | 外径 | 有効長 | シャンク径 | 全長 | |||||
1 | 藤原産業 SK11|六角軸ダイヤモンドコアドリル 6MM | ![]() | 硬質タイルなど難削材も楽に穴あけ可能 | 硬質タイル、磁器タイル、石材、ブロック、モルタル、レンガ、陶器など | 不明 | 回転式 | 不明 | 6mm | 不明 | 不明 | 65mm | |
2 | ミヤナガ PC振動用コアドリルカッター|PCSW38C | ![]() | 打撃力・回転力を有効に生かせる刃先形状 | モルタル、ブロック | 不明 | 振動式、ハンマー式 | 2.5mm | 38mm | 130mm | 不明 | 不明 | |
3 | ユニカ 単機能コアドリルE&S 乾式ダイヤ|ES-D65SDS | ![]() | 水を使わず乾式で鉄筋コンクリートに穴あけ可能 | 鉄筋コンクリート、硬質サイディングボード、樹脂系人造大理石、モルタル | 乾式 | 回転式 | 3.8mm | 65mm | 135mm | 不明 | 274mm | |
4 | サンコーテクノ オールコアドリル|LV-65-SDS | ![]() | 軽量でシンプルな使い勝手が魅力 | モルタル、ブロック、レンガ、窯業系サイディング、軽量ハンマードリルのみ無筋コンクリート | 不明 | 振動式 | 2mm | 65mm | 150mm | 不明 | 不明 | |
5 | 藤原産業 SK11|サイディング木工用コアドリル|SSW-65 | ![]() | 工具なし・ワンタッチで脱着やドリル交換が可能 | 金属系・窯業系サイディング、木材、石膏ボード、合板、ベニヤ、スレート、塩ビなど | 不明 | 不明 | 不明 | 65mm | 不明 | 不明 | 290mm | |
6 | ミヤナガ ウッディングコアドリル|PCWS100 | ![]() | 釘の噛み込みを防ぎながら切断できる | 金属系サイディング、窯業系サイディング、木、石膏ボード、ベニヤ、集成材、スレート、フロアパネルなど | 不明 | 回転式 | 不明 | 100mm | 130mm | 13mm | 295mm | |
7 | ハウスビーエム マルチリョーバコアドリル(回転・振動兼用)|MRC-70 | ![]() | 木材からALCパネルまで、幅広い材質の穴開けが可能 | サイディング(窯業系・金属系)、ALC、ブロック、モルタル、木材、2×4材 | 不明 | 回転式、振動式 | 不明 | 70mm | 105mm | 不明 | 280mm | |
8 | ボッシュ マルチダイヤコア カッター|PMD-035C | ![]() | 断熱材入り複合壁の穴あけができるコアドリル | 金属系サイディング、ALC、モルタル、ブロック、レンガ、かわらなど | 不明 | 不明 | 不明 | 35mm | 130mm | 不明 | 不明 | |
9 | ミヤナガ ガルバウッドコアドリル|PCGW180 | ![]() | 金属素材や重ね板もしっかり切断する、タフな1品 | ガルバリウム鋼板を使用した金属系サイディングボード、木材、合板など | 不明 | 回転式 | 不明 | 180mm | 130mm | 不明 | 295mm | |
10 | ミヤナガ ALC用コアドリル|PCALC100 | ![]() | 独特な刃先形状に注目。ALC素材もスムーズに穿孔できる | ALC材 | 不明 | 回転式 | 不明 | 100mm | 130mm | 13mm | 不明 |
有効長が150mmと深く、軽量かつシンプルな作りが特徴のオールコアドリル L150シーリーズ。中でもLV-65-SDSは、モルタル・ブロック・レンガなどの素材の穴開けに向いています。口径も25mmから180mmまで取り揃えており、ランナップが充実しているのも魅力。
適した材質 | モルタル、ブロック、レンガ、窯業系サイディング、軽量ハンマードリルのみ無筋コンクリート |
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切削方式 | 不明 |
動作方式 | 振動式 |
刃厚 | 2mm |
外径 | 65mm |
有効長 | 150mm |
シャンク径 | 不明 |
全長 | 不明 |
新開発マルチ刃型によりサイディング、デッキプレート、1.2mm以下の薄鉄板、ブロック、モルタル、木材等の幅広い素材への穴あけが可能です。ワンタッチダイヤルアダプターNの採用で、コアヘッドの交換が簡単に行えます。また、PAT.ワイドチップの採用により、切削屑の除去が本体を分解せずに簡単に行えます。
適した材質 | サイディング(窯業系・金属系)、ALC、ブロック、モルタル、木材、2×4材 |
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切削方式 | 不明 |
動作方式 | 回転式、振動式 |
刃厚 | 不明 |
外径 | 70mm |
有効長 | 105mm |
シャンク径 | 不明 |
全長 | 280mm |
ダイヤモンド砥粒を刃材に使用しているため、断熱材入り複合壁の穴あけができます。カッター・センタードリルの着脱は工具不要でワンタッチなので、切削クズの取り出しやカッターとセンタードリルの交換も簡単。焼き入れ済みで硬度と耐久性が高く、正確な穴あけが可能です。
適した材質 | 金属系サイディング、ALC、モルタル、ブロック、レンガ、かわらなど |
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切削方式 | 不明 |
動作方式 | 不明 |
刃厚 | 不明 |
外径 | 35mm |
有効長 | 130mm |
シャンク径 | 不明 |
全長 | 不明 |
独自のチップ形状で金属への食いつき性を向上させた、ガルバウッドコアドリル。2段刃の採用で切粉の排出がスムーズなうえ、釘が噛み込まず安全に切断できます。複合材や重ね板も一発で貫通させられるパワフルさもいいところです。
適した材質 | ガルバリウム鋼板を使用した金属系サイディングボード、木材、合板など |
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切削方式 | 不明 |
動作方式 | 回転式 |
刃厚 | 不明 |
外径 | 180mm |
有効長 | 130mm |
シャンク径 | 不明 |
全長 | 295mm |
新開発ラジワンシャンクにより、他サイズコアボディーへの交換が簡単なのが特徴。コア底部にアルミダイカストを採用したことで、従来品の2/3の軽量化が実現し、作業性が向上。ストレートタイプとSDSタイプ2つのシャンクが付属しているので、チャック式、SDS小型軽量ハンマードリルどちらの機械にも装着可能です。
適した材質 | サイディング(窯業系・鉄板系)ALC、薄鉄板、ブロック、レンガ、モルタル |
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切削方式 | 不明 |
動作方式 | 回転式、振動式 |
刃厚 | 3mm |
外径 | 110mm |
有効長 | 130mm |
シャンク径 | 不明 |
全長 | 310mm |
鉄筋コンクリート・硬質サイディングボード・モルタルといった素材に対応した、水を使わずにそのまま穴をあけられる乾式タイプ。ボディをワンタッチで付け替えられるほか、着脱するだけで抜けカスを除去できます。回転力のみで穴をあけるため、振動音を抑えられるのも魅力です。
水を使いづらい屋内での作業や、騒音が気になる場所での作業に向いているでしょう。
適した材質 | 鉄筋コンクリート、硬質サイディングボード、樹脂系人造大理石、モルタル |
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切削方式 | 乾式 |
動作方式 | 回転式 |
刃厚 | 不明 |
外径 | 80mm |
有効長 | 130mm |
シャンク径 | 13mm |
全長 | 264mm |
1位: 藤原産業|SK11|六角軸ダイヤモンドコアドリル 6MM
2位: ミヤナガ|PC振動用コアドリルカッター|PCSW38C
3位: ユニカ|単機能コアドリルE&S 乾式ダイヤ|ES-D65SDS
4位: サンコーテクノ|オールコアドリル|LV-65-SDS
5位: 藤原産業|SK11|サイディング木工用コアドリル|SSW-65
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