洗濯槽のカビや汚れを落とすための洗濯槽クリーナー。パナソニック・日立・東芝などの大手電機メーカーのほか、ダイソーでも販売されています。液体・粉末・タブレットなどの形状の違いに加え、種類も酸素系・塩素系の2種類がありどれを選べばよいか迷いますよね。「ドラム型洗濯機にも使える?」「どのくらいの頻度で掃除すべき?」と気になることも多いでしょう。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の洗濯槽クリーナー13商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの洗濯槽クリーナーをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな洗濯槽クリーナーは「洗濯槽に溜まったカビ汚れを1回できれいに落とせるうえ、手間もかからない商品」。徹底検証してわかった洗濯槽クリーナーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
洗濯槽クリーナーおすすめTOP5
有限会社白洋社(白洋社クリーニング) 部長 株式会社クラスタス CTO 実家の老舗クリーニング店では現在部長を務め、IT会社のCTO(最高技術責任者)の顔も持つ。宅配クリーニングサービス「Nexcy(ネクシー)」を開発し、全国から集配可能なクリーニング店の運営も行う。 「洗濯ハカセ」として雑誌やFacebook・ twitter・instagram等のSNSなどで家庭向けの洗濯のアドバイスを行い、勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
カビの除菌効果の高さに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「カビを全て除菌できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
汚れの浮かしやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「一回で洗濯槽の汚れが落ちて目に見えてきれいになる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
手間のかからなさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「計量の手間がないうえに、手も汚れず手間がかからない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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検証ロジックのアップデートを行い、あわせてランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
洗濯槽の掃除は月1回程度の頻度で行うのが理想です。汚れをほったらかしにするとこびりついて落としにくくなるため、定期的に手入れすることがポイント。月1回ペースの頻度が難しい場合でも、梅雨前に1回・大掃除の前に1回など、最低でも年2回は必ず掃除をするのがよいでしょう。
洗濯槽の汚れの原因は、主に洗濯洗剤・石けんカス・水アカ・衣類についた汚れによるもの。とくに粉末洗剤を使っている場合は、石けんカスが洗濯槽に溜まりやすいといえます。石けん成分は濯ぎにくく、カビが生えやすいので酸素系の洗濯槽クリーナーでこまめに掃除するのがベターです。
一方、石けん成分の入っていない液体洗剤を使っている場合は、目に見える汚れはつきにくいといえます。ただし、目に見えない細菌が洗濯槽に蓄積されることで黒カビの温床になりやすいため、塩素系の洗濯槽クリーナーで定期的に掃除しましょう。
洗濯槽クリーナーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
洗濯槽クリーナーは、塩素系と酸素系の2種類があります。どちらも除去できる汚れの種類が異なるので、掃除の頻度によって使い分けすることがおすすめです。
まず、塩素系は次亜塩素酸ナトリウムが主成分のアルカリ性で、細菌・雑菌を除菌する働きがあります。殺菌力が高く、目に見えにくい汚れやカビを溶かして落とすことを得意とします。一方、酸素系は粉タイプが過炭酸ナトリウムが主成分の弱アルカリ性で、液体タイプが過酸化水素水で弱酸性。両方ともに発泡し、酸素の力を使って汚れを浮かして落とすのが特徴です。
塩素系と比べて酸素系は細菌の除去力が劣るうえ、つけおきの手間がかかるものがほとんど。しかし、酸素系は長年の溜まった頑固な汚れも除去できる点がメリットといえます。
月に1回など頻繁に掃除をするなら、汚れがあまり蓄積されていないので塩素系のみを使うことがおすすめです。塩素系を使用すれば、カビなどの細菌を除去できるので十分掃除ができます。
一方で半年に一度など、洗濯槽を頻繁に掃除する習慣のない人は、塩素系・酸素系の両方を使うことがおすすめです。掃除の頻度が低い場合、カビや細菌だけではなく目に見える汚れも多く蓄積します。溜まった汚れは酸素系で浮かして落とし、そのうえでカビなどの細菌を塩素系で落とすW使いが効果的といえるでしょう。
塩素系が汚れを溶かして落とすのに対し、酸素系は汚れをはがして落とすので、厚みのある汚れにもうってつけです。
定期的に掃除をする習慣がない人は、酸素系のあとに塩素系の洗濯槽クリーナーを使用すると掃除効果のアップを期待できます。ただし、粉末タイプはドラム式に対応していないことが多いので、使用前の確認は必須です。
洗濯槽クリーナーの形状は液体・粉末・タブレットの3種類。塩素系は液体、酸素系は粉末であることが一般的です。とくにトレンドなどで変化することはないので、掃除頻度や洗濯槽の汚れの状態に応じて使い分けるとよいでしょう。
塩素系の洗濯槽クリーナーは、次亜塩素酸ナトリウムが主成分。主に細菌類などの汚れを溶かして落とすことに向いています。一般的につけおきなしのタイプが多いので、洗濯機に入れるだけで簡単に掃除が可能です。
カビを99%以上除去できた商品はすべて塩素系のクリーナーですが、酸素系は総じて除菌率が90%に満たないことがわかりました。また、塩素系のなかでもカビの除去率は商品によって差があるという結果に。上位商品はカビの除去率が99%以上だったのに対し、下位商品はカビの除去率が約69%と十分にカビを除去できないものもありました。
カビをしっかり除去したいなら、カビの除去率が99%以上のものを選ぶようにしましょう。なかでもエステー「シュワッと洗たく槽クリーナー」や、東芝「洗濯槽クリーナー」はカビの除去率が99.99%以上でより効率的にカビを除去できるのでおすすめですよ。
塩素系は掃除の手間が少ない点もメリットです。酸素系のようにつけおきやくず取りネットの取り外し、浮いてきた汚れの取り除き作業などが不要。なお、洗濯槽クリーナーを洗濯機に入れてボタンを押すだけで洗浄が完了します。 なかでもタブレットタイプなら塩素特有のニオイも抑えられるので、より使いやすくおすすめですよ。
塩素系は洗濯槽防食補助剤が入っているものを選ぶと、より洗濯槽を傷つけにくいのでおすすめです。洗濯槽防食防止剤が入っているかどうかは成分表示で確認ができるので、気になる人はチェックしてくださいね。
酸素系は主に汚れを落とすことに特化していますが、商品によって汚れの除去率にはバラつきが見られました。汚れの浮かしやすさの評価で高評価を獲得した商品は汚れを89%浮かせたのに対し、低評価の商品は1%にも満たないものも。汚れをしっかり落としたいなら、ランキングの「汚れの浮かしやすさ」の検証結果が80%以上のものを選びましょう。
また、酸素系のなかでもつけおきなしのものを選ぶと掃除のハードルが一気に下がります。酸素系は基本つけおきありのものが多く、約3〜4分洗濯機を運転してクリーナーを溶かしたあと、さらに約3〜4時間ほどつけおきが必要になり手間も時間もかかります。
一方、クリーナーを洗濯機に入れてボタンを押すだけで掃除が完了する、つけおきなしのタイプも。今回検証した商品の場合、ウエ・ルコ「超即効型洗たく槽クリーナー」はつけおきなしで、洗濯機の標準コース1サイクルで掃除が完了し、手軽に掃除ができました。掃除方法は商品によって大きく差があるため、購入前に確認しましょう。
ドラム式洗濯機を使用している人は、まず対応しているかどうかを必ず購入前に確認しましょう。とくにつけおきが必要な場合が多い酸素系は、ドラム式洗濯機では構造上使用できないことがほとんど。また、界面活性剤が入っていると泡立ってエラーや故障の原因となる可能性があるので、ドラム式洗濯機では避けるのが無難です。
ドラム式洗濯機に対応している塩素系の商品のなかでは、エステー「シュワっと洗たく槽クリーナー」がおすすめ。99%以上カビを落とせたうえ、タブレットタイプで使用しやすい点が魅力といえます。また、ゴミ取りの手間も発生しないので、ドラム式洗濯機を使用している人にもぴったりです。
定期的に掃除をする習慣がない人には酸素系・塩素系のW使いが推奨されていますが、つけおきのある酸素系は使用できない場合が多いといえます。しかし、酸素系であるウエ・ルコ「超即効型洗たく槽クリーナー」は、つけおきの必要がなくドラム式の洗濯機でも使用できるのでおすすめですよ。
ドラム式は洗濯機の出し入れ口が側面についているほか、水量や密閉による圧力の関係など、酸素系クリーナーはとくに構造的な面からおすすめはできません。無理に対応していない洗濯槽クリーナーを使用すると吹きこぼれる可能性があります。ドラム式に対応しているかどうかは、パッケージで確認できることがほとんどなので購入前には必ず確認するようにしましょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||
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カビの除菌効果の高さ | 汚れの浮かしやすさ | 手間のかからなさ | 内容量 | タイプ | 液性 | 形状 | ドラム式対応 | つけおき | 成分 | カビの除去率 | |||||||
1 | エステー 洗浄力|シュワッと洗たく槽クリーナー | ![]() | 1位 | 毎月洗濯槽掃除をしている人に。高い除菌力で手間いらず | 64g(16g×4個) | 塩素系 | 中性~弱酸性 | タブレット | 不要 | ジクロロイソシアヌル酸塩、発泡剤(重曹、リンゴ酸)、界面活性剤(アルファスルホ脂肪酸エステルナトリウム)、賦形剤(グルコース)、安定化剤 | 99.99% | ||||||
2 | パナソニック 洗濯槽クリーナー ドラム式専用 | ![]() | 7位 | ドラム式洗濯機用。防食補助剤配合で洗濯槽を傷めにくい | 750mL | 塩素系 | アルカリ性 | 液体 | 不要 | 次亜塩素酸ナトリウム、防食補助剤(ケイ酸塩) | 99.98% | ||||||
3 | パナソニック 洗濯槽クリーナー 塩素系|N-W1A | ![]() | 4位 | パナソニック純正品。高いカビ除去力を発揮し、手間も少ない | 1500mL | 塩素系 | アルカリ性 | 液体 | 不要 | 次亜塩素酸ナトリウム、防食補助剤(ケイ酸塩) | 99.98% | ||||||
4 | 東芝ライフスタイル TOSHIBA|洗濯槽クリーナー 塩素系|T-W1A | ![]() | 12位 | 東芝洗濯機ユーザーにおすすめ。少ない手間でカビを除菌 | 1500mL | 塩素系 | アルカリ性 | 液体 | 不要 | 次亜塩素酸塩、防食補助剤(ケイ酸塩) | 99.99% | ||||||
5 | 日立グローバルライフソリューションズ HITACHI|ドラム式洗濯機用 洗濯槽クリーナー|SK-750 | ![]() | 9位 | 日立の洗濯機におすすめ。手間なくカビを除菌できる | 750mL | 塩素系 | アルカリ性 | 液体 | 不要 | 次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、防食補助剤(ケイ酸塩) | 99.96% | ||||||
6 | ロケット石鹸 N洗たく槽クリーナースッキリ | ![]() | 5位 | ランニングコストを抑えたい人に。カビの除去効果も良好 | 550g | 塩素系 | アルカリ性 | 液体 | 不要 | 次亜塩素酸ナトリウム | 97.40% | ||||||
7 | ジョンソン カビキラー|洗濯槽カビキラー 塩素系 | ![]() | 2位 | 気軽に洗濯槽掃除をはじめたい人に。カビの除去効果は良好 | 550g | 塩素系 | アルカリ性 | 液体 | 不要 | 次亜塩素酸ナトリウム | 95.74% | ||||||
8 | 大創産業 ダイソー|洗濯槽クリーナー | ![]() | 洗濯槽掃除を手軽に。90%以上の除菌力でコスパも良好 | 400g | 塩素系 | アルカリ性 | 液体 | 不要 | 次亜塩素酸ナトリウム | 92.40% | |||||||
9 | シャボン玉石けん 洗たく槽クリーナー | ![]() | 6位 | 小さな子どもがいる家庭や敏感肌の人に。無添加の酸素系 | 500g | 酸素系 | 弱アルカリ性 | 粉末 | 必要(3〜4時間つけおきを推奨) | 過炭酸ナトリウム | 88.33% | ||||||
10 | エステー 洗浄力|洗たく槽クリーナー | ![]() | 8位 | 手間の少なさは魅力だが、カビ・汚れともに残りやすい | 550g | 塩素系 | アルカリ性 | 液体 | 不要 | 次亜塩素酸ナトリウム | 68.51% |
タイプ | 塩素系 |
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カビの除去率 | 99.99% |
良い
気になる
カビの除菌力はトップクラス。専門機関でカビの除菌力を調べたところ、99%以上の除菌力を発揮しました。洗濯槽内のカビをほぼすべて除菌できるといえます。
一方で塩素系なので、溜まった汚れを浮かすのは苦手。石鹸カスがついた容器にかけて6時間経過後の汚れの落ち具合をチェックすると、目に見える変化は感じられませんでした。しばらく掃除をしておらず、汚れが蓄積している場合は、酸素系との併用がおすすめです。
袋に包まれているタブレットタイプなので、計量する手間がないのは好印象。酸素系のようにA剤・B剤とわかれていないので、一度の投入で済みます。つけ置きやお湯の使用が不要で、使用中に浮いてきた汚れを取り除く必要もありません。洗浄完了後の空洗濯がいらず、標準コースを1サイクル運転させれば掃除が完了します。
汚れは浮かしにくいもののカビの除菌効果が高く、手間も少ないベストバイ。塩素系ながらにおいも控えめで使いやすい印象です。こまめに洗濯槽の掃除をする人でも負担になりにくいので、ぜひ検討してみてください。
内容量 | 64g(16g×4個) |
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液性 | 中性~弱酸性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | ジクロロイソシアヌル酸塩、発泡剤(重曹、リンゴ酸)、界面活性剤(アルファスルホ脂肪酸エステルナトリウム)、賦形剤(グルコース)、安定化剤 |
タイプ | 塩素系 |
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カビの除去率 | 99.98% |
良い
気になる
専門機関で検証したカビの除菌力は99%以上と優秀でした。洗濯槽内についたカビのほぼすべてを除菌できるほどの効果が期待できます。洗濯槽内のカビのにおいに悩んでいる人にぴったりです。
一方、汚れの浮かしやすさは低評価。石鹸カスがついた容器にクリーナーをかけて汚れの落ち具合をチェックすると、使用前とほとんど変わらない状態でした。蓄積汚れを落とす効果を求める人には不向きです。
塩素系なので、酸素系のようにA剤・B剤とわかれていないのはメリット。液体タイプですが計量が不要で、内容量の750mLが1回分です。つけ置き・洗浄完了後の空洗濯が不要で、投入後に槽洗浄コースで洗濯するだけ。掃除完了まで3〜11時間かかるものの、こまめに洗濯槽を掃除したい人でも手軽に使いやすい印象です。
防食補助剤が含まれているので、洗濯槽を傷めにくいのも魅力。カビ対策と使いやすさの両方を求める人はぜひ検討してみてくださいね。
内容量 | 750mL |
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液性 | アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | 次亜塩素酸ナトリウム、防食補助剤(ケイ酸塩) |
パナソニック 洗濯槽クリーナーN-W2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
良い
気になる
専門機関でカビの除菌力の高さを試験したところ、99%以上の高い効果を発揮。洗濯槽内のカビのほとんどをきれいにできるといえます。
一方で、石鹸カスがついた容器にクリーナーを使用すると、使用前後でほとんど変化がありませんでした。汚れを浮かす力は低いので、洗濯槽内の掃除を長期間していない場合は酸素系との併用を検討しましょう。
塩素系は一部の酸素系のように、A剤・B剤でわけて投入する必要がないのがメリット。ゴミとりネットを装着した状態で使用できるうえに、液体タイプですが全量で1回分なので計量が不要です。つけ置きや洗浄完了後の空洗濯も必要ありません。使うときの手間がかなり少ないので、高頻度で掃除する人でも負担が少ないでしょう。
防食補助剤が配合されているので、洗濯槽を傷つけにくいところも魅力。こまめに洗濯槽を掃除する人やカビ除去力重視の人にぴったりです。
内容量 | 1500mL |
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液性 | アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | 次亜塩素酸ナトリウム、防食補助剤(ケイ酸塩) |
タイプ | 塩素系 |
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カビの除去率 | 99.99% |
良い
気になる
専門機関でカビの除菌力の高さを検証すると、99%以上の高い効果を発揮。洗濯槽内に発生したカビをほぼすべて一掃できるでしょう。
ただし、汚れを浮かす力は低い結果に。石鹸カスがついた容器にかけて6時間放置してもほとんど変化が見られませんでした。蓄積した汚れをごっそり落としたい人には不向きでしょう。
一部の酸素系の商品のようにA剤・B剤とわけて投入する必要がないのは魅力。ゴミとりネットがついた状態で使用できるので取り外す手間が省けます。つけ置きや洗浄完了後の空洗濯も不要で、標準コースを1サイクル運転させれば洗浄が完了。液体タイプですが全量で1回分なので、計量の手間もありません。
汚れを浮かす力は低いものの、手間の少なさと高いカビ除去力を求める人や、常に洗濯槽内を清潔に保ちたい人は検討してみてくださいね。
内容量 | 1500mL |
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液性 | アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | 次亜塩素酸塩、防食補助剤(ケイ酸塩) |
タイプ | 塩素系 |
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カビの除去率 | 99.96% |
良い
気になる
日立グローバルライフソリューションズの「HITACHI ドラム式洗濯機用 洗濯槽クリーナー SK-750」は、日立の洗濯機を使っている人におすすめです。塩素系の日立純正クリーナーで、汚れを溶かして落とす力に長けています。洗濯槽を傷めにくい防食補助剤が配合されているのも魅力です。
専門機関でカビの除菌力をチェックしたところ、99%以上の高い効果が確認できました。洗濯槽内のカビのほとんどを除去し、清潔に保ちやすいでしょう。
一方で、汚れの浮かしやすさは低評価。石鹸カスがついた容器に使用しても、使用前後でほとんど差がありませんでした。蓄積汚れも気になるなら、酸素系との併用を検討しましょう。
一部の酸素系のように、A剤・B剤でわけて投入する手間がないのも魅力です。液体タイプですが、全量が1回分なので、計量が不要。つけ置きや洗浄完了後の空洗濯もいりませんが、洗濯槽洗浄コースで11時間洗濯機を回す必要があるので、タイミングは選ぶ必要がありそうです。
とはいえ、手間が少なくカビ除菌力も優秀。時間はかかるものの、日立製にこだわる人の有力候補になるでしょう。
内容量 | 750mL |
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液性 | アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | 次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、防食補助剤(ケイ酸塩) |
良い
気になる
専門機関協力のもと検証したカビの除菌効果は、約97%と十分な結果に。99%超えの上位商品にはおよびませんが、洗濯槽内のカビを落として清潔に保ちやすいでしょう。
一方、汚れを浮かす力は低く、石鹸カスがついた容器に使用してもほとんど変化がありませんでした。1つでごっそり汚れを落としたいときには不向きです。
一部の酸素系のように、A剤・B剤とわけて投入する必要がないのは塩素系のメリット。液体タイプですが、1回で全量を使うので計量が不要です。洗浄完了後の空洗濯も不要で、標準コースを1サイクル運転させれば洗浄が完了します。洗浄時の手間が少なく済むでしょう。3時間つけ置きするとより効果的なので、徹底的にカビを除菌したい人は試してみてください。
定期的に洗濯槽の掃除をする人ならコスパにも満足して使えそうです。
内容量 | 550g |
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液性 | アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | 次亜塩素酸ナトリウム |
N洗たく槽クリーナースッキリをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
良い
気になる
カビの除菌効果を専門機関で確認したところ、約96%と良好な結果に。上位商品にはおよびませんが、洗濯槽内のカビの多くを除去できるといえます。
一方で汚れの浮かしやすさは低評価。石鹸カスがついた容器にかけてから6時間後も、汚れがほとんど残っていました。ごっそり汚れを落とすには、酸素系との併用が必要です。
使用時の手間は少なく、薬剤をわけずに1回の投入で済みます。液体タイプですが、全量で1回分なので計量が不要なのも好印象。つけ置きもいらず、標準コースを1サイクル運転させれば洗浄が完了します。
汚れは浮かしにくいものの、カビ除菌効果や手間の少なさは魅力。安価でもブランドにこだわりたい人にぴったりです。
内容量 | 550g |
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液性 | アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | 次亜塩素酸ナトリウム |
洗たく槽カビキラー 塩素系をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
良い
気になる
カビの除菌効果を専門機関に試験してもらうと、約92%と十分な結果に。99%超えの上位商品ほどではないものの、洗濯槽内のカビの多くを落とせるでしょう。
一方、汚れを浮かす力はいまひとつ。石鹸カスがついた容器に使用してもまったく汚れが落ちていないようでした。汚れをしっかり落とすには、酸素系との併用が必須といえます。
使用時の手間が少ないのは魅力。そのまま投入できるうえに、液体タイプながらも全量で1回分なので計量が不要です。最初に高水位に設定する必要はありますがつけ置きの必要はなく、標準コースを1サイクル運転させれば洗浄が完了します。
安さに対して十分なカビ除菌効果を持ち、コスパは良好。コストも手間も抑えたい人は、選択肢に入れましょう。
内容量 | 400g |
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液性 | アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | 次亜塩素酸ナトリウム |
タイプ | 酸素系 |
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カビの除去率 | 88.33% |
良い
気になる
カビの除菌効果を専門機関に試験してもらったところ、約88%と十分な結果に。検証した酸素系のなかでは一番高い数値で、ある程度のカビは落とせるでしょう。
石鹸がついた容器にかけて6時間放置すると、60%近い汚れを落とせていました。頑固汚れを落とすのは難しいものの、汚れが気になる程度なら十分です。
酸素系ながら、薬剤をわけずに一気に投入できるところも好印象。粉末タイプですが、1回で全量使い切るので計量がいりません。しかし、3~4分運転して溶かしてから3・4時間のつけ置きが必要です。時間をかけずにサッと使いたい人には不向きでしょう。
とはいえ、2か月に1回程度は洗濯槽を掃除する習慣があり、洗濯槽もある程度きれいな場合は候補になります。カビの除菌効果にもこだわるなら、塩素系との併用を検討しましょう。
内容量 | 500g |
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液性 | 弱アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 必要(3〜4時間つけおきを推奨) |
成分 | 過炭酸ナトリウム |
シャボン玉 洗たく槽クリーナーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
良い
気になる
専門機関協力のもとチェックしたカビの除菌効果の高さは、約69%と振るわない結果に。99%超えを記録した商品が複数あった塩素系のなかでもカビ除菌効果が低く、酸素系のクリーナーと変わらない結果になりました。
汚れの浮かしやすさの検証も低評価。石鹸カスがついた容器にかけて6時間放置しても、目に見える変化がありませんでした。
一方で、液体タイプながら計量が不要なうえ、つけ置きなしで使用中に浮いてきたゴミを取り除く工程も必要ありません。時間設定ができる洗濯機なら3分で完了も可能。とはいえ、肝心のカビの除菌効果・汚れの浮かしやすさが両方振るわず、洗濯槽をきれいにするという点ではほかを選ぶのがよさそうです。
内容量 | 550g |
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液性 | アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | 次亜塩素酸ナトリウム |
エステー 洗浄力 洗たく槽クリーナーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 酸素系 |
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カビの除去率 | 51.85% |
良い
気になる
ただし、カビの除菌効果の高さは低評価。約52%と半分程度しかカビを落とせませんでした。検証したなかでもとくに低い結果です。
酸素系とあって、汚れの落としやすさはトップクラス。石鹸カスがついた容器にかけて6時間放置すると、ちらほら汚れ残りはあるものの、ほぼ落ちて透明になっていました。
薬剤をわけて投入する必要がなく、粉末が水に溶ける袋に入った状態なので、そのまま洗濯機に入れるだけ。つけ置きも不要で、最大水量で標準コースを1サイクル運転させれば洗浄が完了します。手間が少なく汚れが落としやすいので、カビも除菌したい人は塩素系と併用するのがおすすめです。
内容量 | 120g |
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液性 | 弱アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | 過炭酸塩、炭酸塩、界面活性剤(エーテル系(非イオン))、漂白活性化剤、金属封鎖剤 |
タイプ | 酸素系 |
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カビの除去率 | 66.66% |
良い
気になる
カビの除菌効果の高さの検証では、約67%と振るわない結果に。洗濯槽内のカビを徹底的に除去したい人には不向きです。
汚れの浮かしやすさも低評価。石鹸カスがついた容器にかけて6時間後もほとんど変わらない状態でした。溜まった汚れをごっそり浮かす効果は期待できません。
一度洗剤を入れたあと、15分運転させたら別の洗剤を投入する手間がかかるのもネック。つけ置きは不要ですが、汚れがひどい場合は浮いてきた汚れを取り除く必要があります。手間がかかるうえに、カビ・汚れが残りやすいため、手間なく洗濯槽を清潔に保ちたい人には不向きです。
内容量 | A剤:200g/B剤:16g |
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液性 | アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 不要 |
成分 | A剤:過炭酸ナトリウム、抗菌剤(銀ゼオライト)/B剤:発泡促進剤 |
タイプ | 酸素系 |
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カビの除去率 | 51.85% |
良い
気になる
花王の「ハイター 洗濯槽ハイター」は、酸素系の洗濯槽クリーナーで塩素系特有のにおいがない点はメリットなものの、カビ・汚れのどちらも残りやすく評価が伸び悩む結果となりました。
カビの除菌効果の高さの検証では、約52%と低い結果に。完全にカビを除去するには2回洗浄する必要があります。
汚れの浮かしやすさもいまひとつ。石鹸カスがついた容器にかけて6時間後も、目に見えてわかるような変化はありませんでした。洗濯槽の汚れが落ちて光り輝くような違いは感じられないでしょう。
薬剤をわけずに投入できるのは魅力ですが、2~3分運転後に2時間つけ置きし、その後標準コースを1サイクル動かす必要があります。カビや汚れが残りやすいうえに手軽とはいいがたい商品で、ほかを検討するのが無難です。
内容量 | 180g |
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液性 | 弱アルカリ性 |
ドラム式対応 | |
つけおき | 必要(2時間つけおきを推奨) |
成分 | 過炭酸ナトリウム |
花王 洗濯槽ハイターをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
マイベストではベストな洗濯槽クリーナーを「洗濯槽に溜まったカビ汚れを1回できれいに落とせるうえ、手間もかからない商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の洗濯槽クリーナー13商品を集め、以下の3個のポイントで徹底検証しました。
検証①:カビの除菌効果の高さ
検証②:汚れの浮かしやすさ
検証③:手間のかからなさ
今回検証した商品
カビの除菌効果の高さに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「カビを全て除菌できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
洗濯槽に発生するカビを想定した細菌を作成・培養後、洗濯槽クリーナーで使用したときと同一の濃度で作成した試薬を添加。20~25°Cで5〜7日間カビを培養した後に形成されたコロニーをカウントし、添加前後の試験片一枚あたりの生菌数がどれだけ変化したかを計測する検証を外部機関にて実施。100%を上限に、完全にカビを除菌できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
汚れの浮かしやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「一回で洗濯槽の汚れが落ちて目に見えてきれいになる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
洗濯槽に付着する石鹸カス汚れを模した汚れを作成し、シャーレに塗布。洗濯槽クリーナーで使用したときと同一の濃度で作成された試薬を添加し、添加前後でどれだけ汚れが減少しているかを測定する検証を実施。100%を上限に、汚れが全て落ち、目視では確認できない状態なものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
手間のかからなさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「計量の手間がないうえに、手も汚れず手間がかからない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
洗濯槽クリーナーを使用して掃除する際は、商品の使い方の指示に従うのが基本です。まずは自宅の洗濯機ではどれくらい使用するべきか、容量を必ず確認してください。
なお、熱湯の使用は基本的にNGです。熱湯を使用すると洗濯機を傷める恐れがあるほか、塩素系は成分が急激に変化し刺激臭が発生する危険性があります。塩素系はニオイが強いので直接かがないように注意しましょう。また、塩素系と酸素系を混ぜると有毒なガスが発生するので、絶対に同時に使わないでください。
洗濯槽クリーナーは、漂白剤などで代用できます。しかし、洗濯槽クリーナーはそれぞれカビ・石けん汚れに適した割合で作られているので、最大限掃除の効果を高めたいなら洗濯槽クリーナーを使用することがおすすめです。
最近は洗濯槽が汚れにくい洗剤なども販売されていますが、それでも細菌は生まれるもの。基本は月に1回の洗濯槽クリーナーの使用を推奨しています。1年に1回だとあまり意味がないので、梅雨前に1回・大掃除の前に1回と、最低年に2回は行いましょう。
特に梅雨時期は雑菌がつくとニオイの原因になります。一度ニオイがつくとほかに伝染するなどデメリットが多いため、6月の梅雨入り前には一度洗濯槽をきれいにしましょう。また、洗濯槽の掃除は温度が低く雑菌が繁殖しにくい冬の時期に行うのもおすすめです。
洗濯槽の掃除は、月1回の頻度で行うことが理想です。洗濯槽クリーナーの効力をあげたい場合は、お湯の温度を上げたり時間をかけたりするとよいでしょう。洗濯槽クリーナーの説明には、「30〜40℃のお湯を使う」もしくは「3〜4時間つけおく」と効果が高まると記しているものが多くあります。
縦型洗濯機の場合は、夜に温水をためてクリーナーを入れて一晩おき、朝になってから脱水するのがおすすめ。ドラム式洗濯機の場合は、洗濯槽の掃除モードを使って掃除しましょう。
しかし、汚れが溜まるのは洗濯槽だけではありません。洗濯した洋服ではなく洗濯機自体がにおう場合は、排水ホースや排水口が汚れている可能性があります。たまには洗濯パンを分解して掃除することも心がけましょう。
また、月1回の掃除だけでなく、毎日の汚れ予防も大切です。洗濯終了後に乾燥運転をかけない場合は、洗濯機のフタを開けたままにしておくとカビの繁殖を防ぎやすくなります。また、洗濯槽に衣類を入れたままにしないことも汚れを予防するためのひとつの手です。
1位: エステー|洗浄力|シュワッと洗たく槽クリーナー
2位: パナソニック|洗濯槽クリーナー ドラム式専用
3位: パナソニック|洗濯槽クリーナー 塩素系|N-W1A
4位: 東芝ライフスタイル|TOSHIBA|洗濯槽クリーナー 塩素系|T-W1A
5位: 日立グローバルライフソリューションズ|HITACHI|ドラム式洗濯機用 洗濯槽クリーナー|SK-750
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