【徹底比較】搾乳器のおすすめ人気ランキング【助産師が選び方監修｜2025年】

ピジョンの「さく乳器 電動 pro personal R」は、5種類の母乳分泌モードと6段階の強度調節があり胸の張り具合に合わせて搾乳リズムを細かくカスタムできるので、産後の母乳トラブルに悩んでいる人にまず手に取ってほしい商品です。

搾乳カップの滑り止めがフチのみで、産後すぐのデリケートな胸に適したつくり。光る強度表示モニターつきであるうえ稼動音が44.8dBと静かなので、寝室でぐっすり寝ている赤ちゃんのそばでも使用しやすい商品といえます。

また、操作ボタンにイラストが記載されていて感覚的に操作を行いやすいこともうれしいポイント。さらに公式サイトに詳しい使用動画が掲載されているので、フォロー体制も万全です。

一方で、洗浄するパーツが6個もあって細かいパーツが多いのは難点。ピジョンの商品のなかでは最もパーツ数が少なく分解・組み立てがしやすい印象でしたが、手入れはやや手間に感じるでしょう。

とはいえ、産後すぐの胸にぴったりなスペックが揃っているのは大きなメリット。ガチガチに張った胸に悩むママや断続的な授乳で睡眠不足のママにとって救世主となり得る、ベストバイ・搾乳器です。

ピジョンの「さく乳器 電動 handy fit +」は、寝室で搾乳する機会が多く、コードレスタイプの商品を探している人におすすめです。

LED内蔵の光る強度表示モニターで、暗闇でもハッキリ吸引圧の強度段階数を確認できるうえ、稼動音が43.1dBと静かなので寝室でぐっすり寝ている赤ちゃんのそばでも使いやすい商品といえます。

また、搾乳カップの滑り止めはフチのみについているため、カップに乳頭が吸いつくことがなく産後すぐのデリケートな胸にぴったり。母乳分泌を促す準備ステップの強度を2段階調節できるので、乳頭までパンパンに張った胸をやさしく刺激して搾乳できることもうれしいポイントです。

一方で、洗浄するパーツが7個あるうえ細かいパーツが多いことは難点。産後の疲れた体で扱うと組み立て・分解の際にパーツを紛失するリスクがあるので、可能であればほかの家族に洗浄を頼んでくださいね。

「KISSBOBO ハンズフリー電動搾乳器」はブラジャーに挟んで両手を空けて使用できるため、搾乳中にほかの作業を行いたい人におすすめ。しかし、滑り止めが搾乳カップ全体にあるため、産後すぐのデリケートな時期は避けたほうがよいといえます。

吸引の強度は8段階あるので、胸の張り具合に合わせて調整が可能。モードは「刺激・表現・深さ」と独自の設計であり説明がないため、1度すべてのモードを使用し、自分にあったものを使用するとよいでしょう。

搾乳時に使用する表現モードは43.3dBと図書館レベルの静けさなので、寝ている赤ちゃんを起こしにくいといえます。また、光る強度表示モニターは薄暗い部屋で確認しやすいのもポイント。メタリック素材に文字が白く光るため昼間は少し見にくいですが、手をかざすと見やすくなりますよ。さらに、一時停止するとモニターで搾乳時間がわかるので、搾りすぎを防げます。

パーツは大きいサイズが3つと少なめなうえ、電子レンジ消毒ができるので手入れはとても簡単。しかし、滅菌バッグを自分で購入する必要がある点と、弁をはめるときに力を入れなければいけない点は注意してくださいね。

UFsmileの「ハンズフリー電動さく乳器」は、ブラジャーやカップインナーのなかに挟み込むことで両手を空けて搾乳できる商品。ただし本体重量が250gと重く、授乳ブラなどやわらかい生地の下着だと固定しにくいので、ある程度締めつけのある下着をつけられるようになってから購入することをおすすめします。

光る強度表示モニターつきで暗闇でも吸引圧を確認しやすいうえ、稼動音は43.5dBと静かでした。夜間の搾乳をしやすく、寝ている赤ちゃんのそばでも使いやすい商品といえます。

一方で、搾乳カップの滑り止めがカップ全体にあるので、産後すぐのデリケートな胸には向きません。実際に最大強度で搾乳してみたところ、産後1年の胸でもやや痛みを感じました。

また、保存用の哺乳瓶が付属していないので、搾乳後に哺乳瓶へ移し替える手間がかかることも難点です。

izxi(いつくし)の「電動さく乳器 RH-268」は、片手で楽に搾乳でき、保存・お手入れがしやすいものを探している人におすすめです。マッサージ・分泌・搾乳の3つのモードを搭載しているうえ、各モード9段階の吸引力調節があるので胸の張り具合にあわせて強さを選べることが利点。哺乳瓶つきなので搾乳後にフタをするだけで冷蔵保存できるのも便利です。

搾乳カップ全体に滑り止めがあり、実際に使用すると乳首が引っ張られるような痛みが生じたため、胸が張っている時期の使用は避けたほうがよいでしょう。また光る強度表示モニターがついていますが、モード表記が英語であるうえ画面が反対を向いているので、搾乳中に操作しにくいことは難点でした。

稼動音は46.4dBとやや大きく、吸引時にはブーンという機械音が鳴ることも難点。弁が外れるポンという音も響きやすいため、眠っている赤ちゃんの横や寝室での使用は避けたほうがよいでしょう。

洗浄するパーツは5つあるものの弁が大きく取り外しが簡単なことや、煮沸・薬液・電子レンジと消毒方法が豊富なことがうれしいポイントです。産後すぐのデリケートな状態には向きませんが、搾乳後の保存や手入れは楽に行えますよ。

いつくしの「izxi ハンズフリー 電動さく乳器 YW-388」は、ブラジャーに挟んで使用できるので、ながら搾乳をしたい人にぴったり。重さが258gと軽量なので、胸の張りが落ち着いてカップがしっかりしたブラジャーに挟めば落ちにくいでしょう。

一方、搾乳カップの滑り止めがカップ全体にあるので、産後すぐのパンパンに張った胸に使用するには不向き。産後3か月以降の、胸の張りが落ち着いてきた頃に使用することをおすすめします。

ピジョンの「さく乳器 手動」は、ハンドルの角度を変えられるので、胸のつき方や形を問わず扱いやすい状態にセッティングできる商品。

搾乳カップの滑り止めがフチのみなので、パンパンに張ったデリケートな胸にやさしく、哺乳瓶が満タンになるまで搾乳しても乳頭が痛くなりにくいでしょう。ただしカップから滑り止めが外れやすいので、しっかり胸に押さえつけながら搾乳してくださいね。

また、搾乳時の稼動音は36.3dBと今回購入した商品のなかで最も静かな数値を記録。かすかな空気圧の音しかしないので、外出先のトイレで搾乳してもバレにくいといえます。

とはいえ、洗浄パーツが9個もあるうえ細かいパーツが多く、洗浄だけでなく組み立て・分解にも手間がかかるのはデメリット。外出先から帰宅したあとは赤ちゃんのお世話でバタバタするので、予洗いだけでも使用後に済ませておくなど工夫して使用してください。

ケイジェイシーの「EDISON mama 電動さく乳器 ハンズフリー KJZ420189」は、ハンズフフリーで使用できるため、搾乳しながらほかの作業をしたい人におすすめです。ただし、やわらかめのブラジャーだとずり落ちてくるので注意してくださいね。