木くずや鉄粉といった粉塵をきれいに掃除・捕集したいときに便利な集塵機。マキタやリョービをはじめとするメーカーから、さまざまな商品が販売されています。しかし、DIY用のものや家庭用の小型のものなど幅広い商品が展開されているうえに、静音性能を謳う集塵機や強力な集塵機もあるので、どれを選べばよいのか迷う人も多いでしょう。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の集塵機12商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの集塵機をランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな集塵機は「吸引力が高くお手入れがしやすいうえに、どこでも使いやすい集塵機」。徹底検証してわかった集塵機の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
モノづくりを軸としたフリーランス活動を行う、DIYアドバイザー。2013年から徳島県の家具メーカーで木工全般のノウハウを培ったあと、東京の体験型DIYショップで店長として勤務。その後、2023年3月まで神戸芸術工科大学にて実習助手としてデザインや設計指導に加え、工房にて工具や工作機械の指導をおこなった。現在は、DIYアドバイザーとして造作家具・木製グッズのデザイン製作やワークショップ、シェア工房の運営をしている。
DIYアドバイザー・DIY工作アドバイザー・日曜大工士。乙種第4類危険物取扱者免状を取得しているほか、フォークリフト運転技能講習を修了。2023年まで、ホームセンターの資材館の販売員として電動工具・建築資材・農機具などの接客に従事。現在はマイベストにて、インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具を中心に徹底的に検証。メーカーや価格を問わず、ユーザーが「買ってよかった」と感じられるようなコンテンツ制作に日々努めている。
まずは、集塵機を選ぶ際に最も気になる吸引力の検証です。乾いたゴミ・湿ったゴミ・電動工具を使って発生した木くずを実際に吸引し、それぞれ以下の方法で評価を行いました。乾いたゴミ:玄関マットに一定量の砂を撒いてヘッドを1往復させ、ヘッドが通過した部分の砂がしっかり吸引できているかを目視で確認湿ったゴミ:タイル製の床に一定量の泥水を撒いてヘッドを1往復させ、ヘッドが通過した部分の泥水がしっかり吸引できているか・汚れを引き伸ばしていないかを目視で評価木くず:丸ノコに集塵機を接続し、約1平方メートルの黒いシートの上で1×4材を5回カット。吸いきれずにシートに残った木くずの量を目視で評価
取り回しのよさや電動工具への接続のしやすさ、準備・片付けのしやすさといった細かな要素が使いやすさに影響します。そこで、使いやすさに関わる以下の項目について加点方式で評価しました。本体にキャスターがついているか吸引しやすいヘッドの形状か(角度調整・キャスター・水切り・ブラシの有無)電動工具に接続しても取り回しに影響しないホースの長さかノズルを自立させられるかコードリール機能、またはコード収納設計があるか破損しにくい延長管の素材か
集塵機は、タンク内のゴミの処理やフィルターの付け替えといった定期的なメンテナンスが必要不可欠です。そのため、手入れのしやすさに関わる以下の項目について、加点方式で評価しました。ゴミを溜める方法(直接・紙パック・ビニール袋)フィルタの付け替えの有無フィルターの水洗いの可否
屋外を掃除する場合やDIY中に窓を開けて作業する場合、稼動音の大きさも気になりますよね。そこで、騒音計を使用して音の静かさを検証しました。なお、実際の住宅が隣接する距離を想定し、集塵機から約1.5m離れた位置で計測を行っています。<検証で使用した騒音計>RAMA11O08(サンコー ICE651 TYPE2およびANSI S1.4 TYPE2に準拠)
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
集塵機とは、粉塵の吸引に特化したアイテムのこと。目詰まりのしにくさ・ゴミを溜められる容量の大きさが掃除機とは大きく異なる点です。
集塵機は、木くずや鉄粉といった微細なゴミを吸引しても目詰まりしにくく、大型のものなら20L以上の集塵容量を備えています。そのため、大量の粉塵が出る木工・鉄工作業だけでなく、玄関に溜まった砂やガーデニングをしたあとの土汚れなどの掃除にも適しており、一般家庭でも1台あると便利です。
さらに、乾湿両用タイプのものなら液体の吸引も可能。雨が降ったあとのガレージやバルコニーの掃除にも気兼ねなく使える点が魅力です。
ただし、吸引力は掃除機のほうが高いため、床やカーペットなど屋内の掃除だけが目的の場合は、キャニスター掃除機やスティッククリーナーが向いていますよ。
集塵機は掃除機より耐久性が高いので、掃除機では吸えない落ち葉や土、小さな端材などでも気軽に吸えることが魅力のひとつです。
また、ブロワー機能(送風機能)がある集塵機なら、風で手が届かない場所のホコリを飛ばしたり落ち葉を集めたりすることもできて便利です。DIY用やガーデニング用として使いたい人はぜひチェックしてくださいね。
集塵機を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
集塵機は乾燥したゴミだけを吸える「粉塵専用(乾式)タイプ」と、乾燥したゴミ・湿ったゴミを両方吸える「乾湿両用タイプ」の2種類があります。
現在の主流は、乾湿両用タイプ。ただし、乾湿両用タイプでも基本的に乾燥したゴミを吸う際は「乾式用」、湿ったゴミ・液体を吸うときは「湿式用」のフィルターに付け替えが必要です。
ただし、「乾湿両用フィルター」のものは、吸うゴミによってフィルターを付け替える必要がないため、ゴミの種類を問わないシームレスな使い方が可能。掃除中にフィルターを付け替える作業は想像以上に面倒なので、付け替えが不要な乾湿両用フィルター付きのものがおすすめですよ。
なお、木工作業や鉄工作業だけで使うなら、湿ったゴミを吸う機会はほとんどないため、粉塵専用(乾式)タイプの集塵機も検討してみてくださいね。
粉塵専用(乾式)タイプと乾湿両用タイプで価格にほとんど差はないため、使用するシチュエーションに合ったタイプを選ぶことが重要です。
ちなみに、バッテリーから給電する小型の集塵機や、空気中に舞っている粉塵の吸引に特化した据え置き型の集塵機は、粉塵専用(乾式)タイプであることがほとんどです。そのため、電源がない場所で使用したい人や業務用として使いたい人は、粉塵専用(乾式)タイプが主流になるでしょう。
集塵機を選ぶ際、吸引力・集塵容量といった集塵能力が気になる人も多いのではないでしょうか。今回の検証の結果もふまえて、集塵能力に関わる2つの要素を解説してきます。
吸込仕事率とは、集塵機がゴミを吸い込む能力をW(ワット)で表したもの。一般的には約100〜350W程度で数値が高いものほど吸い込む能力が高いとされています。
しかし、検証で各商品の吸引力の高さを比較してみると、吸引仕事率の高さよりもヘッドの角度調整・キャスター・水切りの有無が性能差を分けるポイントに。ヘッドの角度調整ができると、床とヘッドを密着させやすく吸い残しが少ない傾向があったため、角度調整できるものを選びましょう。
また、キャスターがあると床への引っ掛かりが少なく、効率的にゴミを吸引できる印象。湿ったゴミの場合、水切りがあるとゴミをまとめながら吸引でき、汚れが広がりませんでした。
なお、ヘッドの違いで吸引力に差が出ないよう、電動工具(丸ノコ)に接続した検証も実施。その結果、吸引できなかった木くずの量にほとんど差がなかったことから、吸込仕事率はあくまで目安といえるでしょう。
検証で丸ノコに集塵機を接続して木くずを吸引したところ、木くずがまったく出ないというわけではありませんでした。しかし、接続しない場合と比べると、排出される木くずの量は十分減っていた印象です。
接続する電動工具によって木くずの出にくさに違いはありますが、丸ノコに接続した場合、木くずの排出がどの程度抑えられるかが気になる人はランキングの画像をチェックしてみてくださいね。
集塵容量は、玄関やガレージ周りを週に1回のペースで掃除するなら8L程度、セルフリノベーションなどで切断・研磨作業を週に3回以上行うなら15L程度を目安に選びましょう。
上記の作業量・作業頻度なら、8Lは2,3か月に1回、15Lは月に1回程度タンクに溜まったゴミを処分する必要があります。
基本的に集塵容量が大きいものほど、タンクのゴミを処分する頻度は減ります。しかし、大きすぎると収納や取り回しに影響がでるため、集塵容量は作業量・作業頻度を考慮して決めるようにしましょう。
集塵機は、フィルターが目詰まりすると吸引力が落ちてくるため、タンクのなかはもちろんフィルターも定期的な掃除が必要です。フィルターを水洗いできるものは、ラクに手入れできますよ。
集塵機にゴミを溜める方法は、主に「タンクに直接」「紙パック(専用の集塵パック)対応」「ビニール袋対応」の3つ。なかでも、手入れがしやすいビニール袋対応のものがおすすめです。
木くずや鉄粉といった粉塵の吸引がメインの場合、ゴミを処分するときに袋の口を縛って捨てられる点が大きなメリット。タンクを逆さにしてゴミを捨てる必要がないため、粉塵が舞いにくく余計な掃除が増えません。
また、ゴミをタンクに直接溜めるよりタンクと手が汚れにくい点もうれしいポイントです。さらに、紙袋よりもビニール袋のほうが1枚あたりの値段が安いので、ランニングコストを抑えられるでしょう。
なお、タンクに直接・紙パック・ビニール袋の複数に対応しているタイプもあります。液体を吸うときは、タンクに直接溜められるほうが処理しやすいため、吸うゴミの種類によってゴミの溜め方を変えられると使い勝手がよいでしょう。
集塵機は玄関やガレージといった屋外で使うことも多いため、近隣の人に迷惑がかかりにくい稼動音のものを選びたいですよね。
今回の検証で音の静かさを検証したところ、商品によって大きな差が出る結果に。騒音レベルが85dB以上のものは稼動音によって声が遮られてしまい近くの人と会話がしづらかったものの、75dB程度のものは比較的会話がしやすいと感じました。
なお、連続して使える時間が短いというデメリットはありますが、ボッシュの「コードレスクリーナー ADVAC 118H」は騒音レベルが69.5dBと非常に静音でした。少しでも静かなものを選びたい人は、バッテリー式で動働音が75dB以下のものを選ぶのがおすすめです。
ちなみに、吸引仕事率・消費電力の違いは音の大きさに影響していませんでした。
音の違いは実際に使ってみないとわからないため、ランキングに記載してある実測した騒音レベルをチェックしてみてください。
使いやすさの検証を行ったところ、本体とヘッドにキャスターがついているか・ノズルが自立するか・コードリール機能があるかの4点が使いやすさに影響することがわかりました。
本体にキャスターがついたものは、本体を持ち上げずにラクに移動できます。また、ヘッドにもキャスターがついていると、床が傷つきにくくヘッドの動きもスムーズ。床掃除がメインなら、ぜひチェックしてほしいポイントです。
ノズルが自立するものは、かさばりにくくコンパクトに収まるので、収納スペースを確保しやすいでしょう。また、コードリール機能があれば電源コードをボタンひとつで収納でき、片付けの手間が減りますよ。
電動工具に接続して使うなら、ホースが長いものは取り回しがよいのでおすすめです。ホースや電源コードの長さは、集塵機を使う場所をイメージして選ぶことが重要ですよ。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||
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吸引力の高さ | 使いやすさ | 手入れのしやすさ | 音の静かさ | タイプ | ビニール袋の取り付け可能 | 給電方式 | 吸込仕事率 | 集塵容量 | 吸水容量 | 最大真空圧 | 最大風量 | ホースの長さ(実測) | ホースの内径(実測) | 電源コードの長さ(実測) | ブロワ機能 | キャスター付き | フィルター水洗い可能 | 騒音レベル(実測) | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | 電圧 | 電流 | 周波数 | 消費電力 | 付属品 | |||||||
1 | マキタ 集じん機|M442 | ![]() | 1位 | 手入れがしやすく、1つのヘッドで乾湿どちらも効率的に吸引 | 乾湿両用 | コード式 | 300W | 8L | 6L | 22kPa | 3.5m3/min | 2.5m | 78.2dB | 366mm | 334mm | 368mm | 7.8kg | 100V | 11A | 50-60Hz | 1,050W | ホースコンプリート(2.5m)、ストレートパイプ、コーナーノズル、ベンディングパイプ、ノズルアッセンブリ、ポリ袋×11枚、パイプフォルダ、クロスフィルタ | ||||||||||||
2 | パオック パオック|プラスチックタンクバキュームクリーナー 15L|VCC-15PC | ![]() | 使用中だけでなく準備・片付けも手軽。痒い所に手が届く商品 | 乾湿両用 | コード式 | 200W | 7L | 5L | 17kPa | 1.93m3/min | 約1.5m | 約30mm(外径:約42mm) | 約2.3m | 80.8dB | 470mm | 300mm | 420mm | 5kg | 100V | 不明 | 50-60Hz | 1,200W | ホース、延長パイプ×3本、微粒子フィルタ、メッシュフィルタ、固定キャップ、ノズル(フロア、ウエット/ドライ、ブラシ)、収納ポケット | |||||||||||
3 | コーナン商事 コーナンオリジナル|乾湿両用バキュームクリーナー&ブロア|PAGA-553 | ![]() | 濡れたゴミを効率的に吸引。乾湿両用フィルターで手間も少ない | 乾湿両用 | コード式 | 160W | 約14L | 約6.5L | 不明 | 1.6m3/min | 約1.5m | 約33mm(外径:約37mm) | 4m | 80.4dB | 約360mm | 不明 | 約505mm | 6.6kg | 100V | 不明 | 50-60Hz | 1,100W | ホース、延長パイプ | |||||||||||
3 | ROBERT BOSCH BOSCH|マルチクリーナー|VAC115 | ![]() | 控えめな稼動音に加え、水洗い可能・乾湿両用のフィルターが魅力 | 乾湿両用 | コード式 | 不明 | 12L | 8.5L | 210kPa | 3.5m3/min | 約2m | 約32mm(外径:約42mm) | 4m | 75.8dB | 360mm | 431mm | 365mm | 6.9kg | 100V | 不明 | 50-60Hz | 900W | パイプ、液体フィルター、ペーパーバック、床用ノズルセット、すき間ノズル、35φホース、ノズルアダプター | |||||||||||
5 | 京セラインダストリアルツールズ KYOCERA|集じん機|VC-1100 | ![]() | 2位 | ヘッドの操作性は少し欠けるが、濡れたゴミの吸い残しが少ない | 乾湿両用 | コード式 | 160W | 15L | 12L | 16kPa | 2.5m3/min | 約1.8m | 約32mm(外径:約46mm) | 2.5m | 76.7dB | 350mm | 345mm | 435mm | 5.5kg | 100V | 11A | 50-60Hz | 1,050W | ホース(1.8m)、乾式用カートリッジフィルタ、フィルタロック、湿式用スポンジフィルタ、ホース接続ハンドル、床ブラシ、延長管、スキマノズル | ||||||||||
6 | ポップリベット・ファスナー STANLEY 乾湿両用バキュームクリーナー|SL18410-5B | ![]() | 吸引力は高いが、ゴミの種類によってフィルター交換が必要 | 乾湿両用 | コード式 | 213W | 15L | 12L | 17kPa | 2.5m3/min | 約1.5m | 約25mm(外径:約30mm) | 10m | 81.7dB | 334mm | 331mm | 482mm | 3.98kg | 100V | 不明 | 50-60Hz | 1,200W | 1-1/4 "×5' ホース、延長管、ガルパーノズル、スポンジフィルター、紙パック、合成繊維フィルターパック など | |||||||||||
6 | ケルヒャー 乾湿両用バキュームクリーナー|WD2 | ![]() | 玄関マットの掃除はいまひとつだが、液体の吸引力に優れる | 乾湿両用 | コード式 | 170W | 12L | 3L | 不明 | 不明 | 約1.9m | 約30mm(外径:約32mm) | 5m | 79.4dB | 337mm | 369mm | 430mm | 4.7kg | 100V | 不明 | 50-60Hz | 900W | フロアノズル、すきまノズル、紙パックなど | |||||||||||
8 | ボッシュ コードレスクリーナー|ADVAC 118H | ![]() | 吸引力はやや劣るが、集合住宅でも使いやすい静かな稼動音 | 乾湿両用 | 充電式 | 不明 | 8L | 3.8L | 9.2kPa | 不明 | 約1.8m | 約32mm(外径:約42mm) | 不明 | 69.5dB | 376mm | 278mm | 295mm | 約4.2kg(バッテリー含む) | 18V | 2.5Ah | 不明 | 不明 | パイプ(3本)、ホース(1.8m)、ペーパーバック、フィルター、ノズルアダプター、すき間ノズル、床用ノズル、空気注入/排出ノズル、ハンドルノズル | |||||||||||
9 | ミナト電機工業 ミナトワークス|乾湿両用 業務用掃除機 バキュームクリーナー|MPV-201 | ![]() | 吸引力は控えめだが、ノズル・電源コードの収納には困らない | 乾湿両用 | コード式 | 200W | 20L | 2L | 17kPa | 1.5m3/min | 約2m | 約30mm(外径:約43mm) | 10m | 78.1dB | 380mm | 350mm | 530mm | 8.5kg | 100V | 不明 | 50-60Hz | 1,200W | フロアノズル、延長ノズル、ブラシノズルなど | |||||||||||
10 | 藤原産業 E-Value|乾湿両用掃除機 20L|EVC-200PCL | ![]() | 吸引力はトップレベルだが、ノズルが自立せず収納しづらい | 乾湿両用 | コード式 | 180W | 11L | 11L | 14kPa | 2.0m3/min | 約2m | 約30mm(外径:約32mm) | 約4m | 81.1dB | 約510mm | 約400mm | 約400mm | 約4.7kg | 100V | 11A | 50-60Hz | 1,050W | ワイドノズル、丸毛ブラシ、隙間ノズル、ハンドルグリップ、ペーパーカートリッジフィルター、フレキシブルホース、クロスフィルター、フォームフィルター、集塵袋、キャスター×4個、取付ネジ×6個 |
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 300W |
集塵容量 | 8L |
良い
気になる
国内の大手総合電動工具メーカーのマキタが販売する「集じん機」。集塵容量は8Lと小型サイズですが300Wの吸込仕事率で、ノズル・パイプを本体に収納できるパイプホルダを搭載していることが特徴です。
今回の検証では、キャスター・角度調整・水切りなど、必要な要素が集約されたヘッドが高評価に。ゴミの種類を問わずにすんなりと吸い込むことができ、電動工具に接続して木くずもある程度吸引できました。
また、使い勝手にも考慮されており、電動工具に接続した際に取り回しのよい2.5mのホースが好印象。ノズルが自立することに加えて、コードを本体に収納できるため片付けもしやすいといえるでしょう。
水を大量に吸引する場合は、水用フィルターへの付け替えが必要な点がやや手間でした。しかし、市販のビニール袋の取り付けができるうえ、フィルターの水洗いに対応しているのでメンテナンスはしやすいといえます。
78.2dBの騒音レベルで静音とはいえない音の大きさでしたが、ほかの商品と比較すると稼動音は落ち着いている印象でした。電動工具と接続した際の吸引だけでなく、床掃除にもしっかりと対応できる吸引力と使いやすさをあわせ持った集塵機です。
給電方式 | コード式 |
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最大真空圧 | 22kPa |
最大風量 | 3.5m3/min |
ホースの内径(実測) | |
ブロワ機能 | |
幅 | 366mm |
奥行 | 334mm |
高さ | 368mm |
重量 | 7.8kg |
電圧 | 100V |
電流 | 11A |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 1,050W |
付属品 | ホースコンプリート(2.5m)、ストレートパイプ、コーナーノズル、ベンディングパイプ、ノズルアッセンブリ、ポリ袋×11枚、パイプフォルダ、クロスフィルタ |
マキタ 集じん機 M442をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 200W |
集塵容量 | 7L |
良い
気になる
新潟県に本社を置き、輸入商材や園芸金物の販売を行うパオックの「プラスチックタンクバキュームクリーナー 15L」。付属品を本体のポケットに収納できるコンパクトさが特徴です。
ゴミの溜め方は、フィルターは乾湿両用であるものの、ビニール袋を取り付けられなかったため評価が伸び悩みました。
一方、音の静かさについては、80.8dBの騒音レベルを計測。静音とはいえませんが、昼間の使用であればそれほど気にする必要はないでしょう。
給電方式 | コード式 |
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最大真空圧 | 17kPa |
最大風量 | 1.93m3/min |
ホースの内径(実測) | 約30mm(外径:約42mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 470mm |
奥行 | 300mm |
高さ | 420mm |
重量 | 5kg |
電圧 | 100V |
電流 | 不明 |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 1,200W |
付属品 | ホース、延長パイプ×3本、微粒子フィルタ、メッシュフィルタ、固定キャップ、ノズル(フロア、ウエット/ドライ、ブラシ)、収納ポケット |
パオック プラスチックタンクバキュームクリーナ 15L VCC-15PCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 160W |
集塵容量 | 約14L |
良い
気になる
主にホームセンター事業を行っている、コーナン商事の「乾湿両用バキュームクリーナー&ブロア」は、吸込仕事率が160Wで集塵容量が約14Lの乾湿両用タイプ。手元のスイッチで吸引力を強・弱に切り替えられることが特徴です。
今回の検証では、乾湿どちらのゴミも吸い残しが少なく優れた吸引力を発揮しました。とくに、水切りがついたヘッドによって泥水の汚れを広げることなく吸引できた点が好印象。電動工具に接続しても、木くずをある程度吸引できました。
使いやすさの面では、ノズルが自立しないため少し取り回しのよさに欠けました。その一方で、コードリール機能によって電源コードをワンタッチで本体内部に収納できるので、簡単に片付けられる印象です。
手入れのしやすさの検証は、ビニール袋の取り付けができなかったもののフィルターが乾湿両用なうえ水洗いできるため、使い勝手・メンテナンスのしやすさはまずまずの印象でした。
音の静かさの検証では、騒音レベルが80.4dBと静音とはいえない稼動音の大きさだったので、時間帯に配慮して使用することをおすすめします。
給電方式 | コード式 |
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最大真空圧 | 不明 |
最大風量 | 1.6m3/min |
ホースの内径(実測) | 約33mm(外径:約37mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 約360mm |
奥行 | 不明 |
高さ | 約505mm |
重量 | 6.6kg |
電圧 | 100V |
電流 | 不明 |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 1,100W |
付属品 | ホース、延長パイプ |
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 不明 |
集塵容量 | 12L |
良い
気になる
ドイツの老舗メーカーであるボッシュの「BOSCH マルチクリーナー」。乾いたゴミと濡れたゴミを清掃できる床用ノズルが付属しています。付属のノズルアダプターを使用すれば、ボッシュの電動工具全機種と接続できる点も特徴です。
今回の検証では、乾いたゴミ・濡れたゴミどちらに対しても、高い吸引力を発揮できました。また電動工具に接続しても、ある程度の吸引はできていた印象です。
使いやすさについては、本体・ヘッドともにキャスターがついており、移動がスムーズだった点が好印象。ホースの長さが約2mあり、電動工具と接続してもわずらわしさは感じないでしょう。また、コード・ホースを本体に収納できるうえ、ノズルが自立できるので片付けやすさも良好といえます。
手入れのしやすさに関しては、ビニール袋の取り付けはできなかったものの、フィルターが水洗いできる点は好印象。また、乾湿両用なので吸引するゴミの種類によってフィルターを付け替える必要はありません。
音の静かさの検証では、75.8dBと検証商品のなかでは比較的静かな騒音レベルを記録。静音とはいえない音の大きさだったものの、比較的落ち着いた稼動音でした。吸引力が高くフィルターの手入れも簡単。ボッシュの電動工具をすでに持っているなら、第一候補となりうる集塵機です。
給電方式 | コード式 |
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最大真空圧 | 210kPa |
最大風量 | 3.5m3/min |
ホースの内径(実測) | 約32mm(外径:約42mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 360mm |
奥行 | 431mm |
高さ | 365mm |
重量 | 6.9kg |
電圧 | 100V |
電流 | 不明 |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 900W |
付属品 | パイプ、液体フィルター、ペーパーバック、床用ノズルセット、すき間ノズル、35φホース、ノズルアダプター |
BOSCH 乾湿両用コードレスクリーナー VAC115をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 160W |
集塵容量 | 15L |
良い
気になる
電動工具メーカーのRYOBI(リョービ)の事業を引き継いだ、京セラインダストリアルツールズの「集じん機」。タンクを開けずに排水できるドレンを搭載している、吸込仕事率が160Wの集塵機です。
今回の吸引力の高さの検証では、泥水は汚れを広げることなく吸い込めたものの、玄関マットの砂の吸い込みが悪く、完全に砂を吸い取るには複数回ヘッドを動かす必要がありました。電動工具に接続すると木くずはある程度吸引できたことから、ヘッドの性能に課題が残るといえるでしょう。
使いやすさの面では、ヘッドにキャスターがついていないうえ、角度調整もできなかったためヘッドを思い通りに動かしにくいと感じました。その一方でホースの長さが約1.8mあり、電動工具に接続しても取り回しには苦労しない印象。ノズルを自立させられるので、収納のしづらさを感じる可能性は少ないでしょう。
手入れのしやすさに関しては、ビニール袋に対応していた点は粉塵の処分がしやすく好印象でした。一方でフィルターが水洗いできず、ゴミの種類によって付け替えが必要だったため、フィルター掃除の手間がかかりやすいといえます。
音の静かさの検証では騒音レベルが76.7dBと、検証した商品のなかでは比較的稼動音が抑えられている印象でした。昼間であれば、稼動音の大きさをそこまで気にする必要はないでしょう。
給電方式 | コード式 |
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最大真空圧 | 16kPa |
最大風量 | 2.5m3/min |
ホースの内径(実測) | 約32mm(外径:約46mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 350mm |
奥行 | 345mm |
高さ | 435mm |
重量 | 5.5kg |
電圧 | 100V |
電流 | 11A |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 1,050W |
付属品 | ホース(1.8m)、乾式用カートリッジフィルタ、フィルタロック、湿式用スポンジフィルタ、ホース接続ハンドル、床ブラシ、延長管、スキマノズル |
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 213W |
集塵容量 | 15L |
良い
気になる
ポップリベット・ファスナーが販売しているグローバルブランドの「STANLEY 乾湿両用バキュームクリーナー」は、ハンドル部分に電源コードを巻き付けて収納が可能。倒れにくい低重心設計を特徴として謳っています。
吸引力の高さの検証では、泥水を吸引した際にやや汚れが広がったものの、乾いたゴミも濡れたゴミもあまり吸い残しがありませんでした。また、電動工具に接続しても、木くずはある程度吸引できた印象です。
使いやすさの面では、水切りがついたヘッドを使えば、泥水の汚れ・水分を逃しにくかった点は好印象。しかし、キャスターがついていないため、ヘッドの動きをコントロールしづらい場面がありました。また、ノズルが自立しないため、収納場所には配慮が必要です。
フィルターが水洗いできる点はメンテナンスがしやすいと感じました。一方で、乾いたゴミは紙パックに溜める必要があるため、ややコストがかかりやすいでしょう。また、吸うゴミの種類によってフィルターの付け替えが必要なので、手間がかかる印象です。
音の静かさの検証では、騒音レベルが81.7dBと比較的大きめの稼動音だったため、夜間の使用は避けたほうがよいでしょう。
給電方式 | コード式 |
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最大真空圧 | 17kPa |
最大風量 | 2.5m3/min |
ホースの内径(実測) | 約25mm(外径:約30mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 334mm |
奥行 | 331mm |
高さ | 482mm |
重量 | 3.98kg |
電圧 | 100V |
電流 | 不明 |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 1,200W |
付属品 | 1-1/4 "×5' ホース、延長管、ガルパーノズル、スポンジフィルター、紙パック、合成繊維フィルターパック など |
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 170W |
集塵容量 | 12L |
良い
気になる
家庭用や業務用の清掃・洗浄機械を販売している、ケルヒャーの「乾湿両用バキュームクリーナー」。ブラシキットや電動工具用ホースキット、車内クリーニングキットなど、アタッチメント(別途オプション)の豊富さが特徴です。
今回の検証では、玄関マットの砂の場合、一度に吸引できる範囲が狭くやや効率性に欠ける印象はあったものの、泥水は汚れを広げることなく吸引できました。また、電動工具に接続すれば、木くずもある程度は吸引できた印象です。
使いやすさの面では、本体・ヘッドにキャスターがついているため移動はラクラク。ただし、ヘッドの角度調整ができず床と密着させづらかった点や、本体にノズルを収納するには分解が必要だった点に少々わずらわしさを感じました。
手入れの際にフィルターの水洗いはできたものの、ゴミの種類によってフィルターの付け替えが必要なうえ、ビニール袋を取り付けられなかったため評価が伸び悩みました。専用の紙パックを購入する必要があるので、ランニングコストもかかりやすいといえるでしょう。
音の静かさの検証では、79.4dBの騒音レベルを記録し、稼動音は静音とはいえない印象。使用する時間帯は夜間を避けるなどの配慮が必要です。
給電方式 | コード式 |
---|---|
最大真空圧 | 不明 |
最大風量 | 不明 |
ホースの内径(実測) | 約30mm(外径:約32mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 337mm |
奥行 | 369mm |
高さ | 430mm |
重量 | 4.7kg |
電圧 | 100V |
電流 | 不明 |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 900W |
付属品 | フロアノズル、すきまノズル、紙パックなど |
ケルヒャー 乾湿両用バキュームクリーナー WD2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 不明 |
集塵容量 | 8L |
良い
気になる
ボッシュが2022年8月に発売した「コードレスクリーナー」は、18VのDIY用バッテリーを採用したコードレスタイプの集塵機。モードを切り替えることができ、2.5Ahのバッテリーを使用するとエコモードの場合、15分間連続して使用できると謳っています。
今回の検証で特筆すべきは音の静かさ。騒音レベルが69.5dBと検証した商品のなかで最も静かでした。スティッククリーナーと同程度の音の大きさなので、集合住宅でも迷惑がかかりづらいといえるでしょう。
使いやすさの検証では、取り回しがよい約1.8mのホースが付属していることに加え、本体にキャスターがついていることで楽に移動できました。またノズルを自立させられるため、パーツを分解しなくても場所を取らずに収納できるといえるでしょう。
その一方で、玄関マットの砂の吸い残しが多く、吸引力はやや物足りない印象。ただし、泥水はヘッドについているブラシと水切りによって、汚れを広げることなく吸引できました。また、電動工具に接続しても木屑は集塵できていたことから、凹凸の少ない場所であれば十分役に立つといえます。
専用の紙パックがあるため直接ビニール袋を取り付けられず、ゴミを処分する際に木屑が舞いやすい印象でした。フィルターは水洗いができなかったものの乾湿両方のゴミに対応。吸うゴミの種類によってフィルターを付け替える手間がない点はうれしいポイントです。
給電方式 | 充電式 |
---|---|
最大真空圧 | 9.2kPa |
最大風量 | 不明 |
ホースの内径(実測) | 約32mm(外径:約42mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 376mm |
奥行 | 278mm |
高さ | 295mm |
重量 | 約4.2kg(バッテリー含む) |
電圧 | 18V |
電流 | 2.5Ah |
周波数 | 不明 |
消費電力 | 不明 |
付属品 | パイプ(3本)、ホース(1.8m)、ペーパーバック、フィルター、ノズルアダプター、すき間ノズル、床用ノズル、空気注入/排出ノズル、ハンドルノズル |
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 200W |
集塵容量 | 20L |
良い
気になる
小型機械・農業機械等の販売や修理業を行うミナト電機工業の「乾湿両用 業務用掃除機 バキュームクリーナー」。ゴミの種類に応じて使い分けができる3種類のヘッドが付属している、吸込仕事率が200Wの集塵機です。
今回の検証では、電動工具に接続しても取り回しがよい約2mのホースが好印象。収納しやすいようノズルを自立させられたため、収納スペースに困る可能性は低いでしょう。また、電源コードを本体に収納できた点も片付けのしやすさにつながりました。
その一方で、ヘッドにキャスターや水切りはついていたものの、玄関マットの砂の吸い残しが多く、泥水も汚れを広げながら吸引したため、吸引力の高さの評価が伸び悩みました。ただし、電動工具に接続すると木くずはある程度吸引できたため、ヘッドの性能に課題がある印象です。
手入れのしやすさは、基本的にタンクに直接ゴミを溜める必要があったため、粉塵を処分するにはやや手間がかかる印象。一方で、フィルターは乾湿両用で水洗いできるので、ゴミの種類によってフィルター交換や掃除の手間が増えない点はうれしいポイントです。
音の静かさの検証では、騒音レベルが78.1dBを記録し静音性が高いとはいえませんでしたが、ほかの商品と比較すると稼動音は落ち着いている印象でした。
給電方式 | コード式 |
---|---|
最大真空圧 | 17kPa |
最大風量 | 1.5m3/min |
ホースの内径(実測) | 約30mm(外径:約43mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 380mm |
奥行 | 350mm |
高さ | 530mm |
重量 | 8.5kg |
電圧 | 100V |
電流 | 不明 |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 1,200W |
付属品 | フロアノズル、延長ノズル、ブラシノズルなど |
ミナト 乾湿両用 業務用掃除機 バキュームクリーナー MPV-201をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 180W |
集塵容量 | 11L |
良い
気になる
大工道具・電動工具の専門商社、藤原産業が展開する「E-Value 乾湿両用掃除機 20L」は、吸込仕事率が180W・集塵容量が11Lの集塵機。サビにくいプラスチックタンクを採用していることが特徴です。
今回の検証では、乾湿どちらのゴミでもほとんど吸い残しのない高い吸引力を発揮。玄関マットの砂はヘッドが触れている部分はほとんど吸引でき、泥水も汚れがほとんど広がらずに吸引できました。電動工具に接続した場合も、木くずはある程度吸引できていた印象です。
使いやすさの検証では、ヘッドにキャスターがついていなかったことで操作性にややクセがあり、扱いづらさを感じました。また、ノズルが自立しないため、収納スペースの確保が必要な点に注意しましょう。
手入れのしやすさの面では、ゴミの種類によってフィルターを付け替える必要があり、フィルターの水洗いにも対応していないため、ややフィルター掃除の手間がかかりました。また乾燥したゴミを溜めるには紙パックが必要なので、多少ランニングコストがかかる印象です。
音の静かさの検証では、騒音レベルが81.1dBと静音とはいえませんでした。近隣にも音が聞こえる可能性があるので、使用する時間には注意でしょう。
給電方式 | コード式 |
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最大真空圧 | 14kPa |
最大風量 | 2.0m3/min |
ホースの内径(実測) | 約30mm(外径:約32mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 約510mm |
奥行 | 約400mm |
高さ | 約400mm |
重量 | 約4.7kg |
電圧 | 100V |
電流 | 11A |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 1,050W |
付属品 | ワイドノズル、丸毛ブラシ、隙間ノズル、ハンドルグリップ、ペーパーカートリッジフィルター、フレキシブルホース、クロスフィルター、フォームフィルター、集塵袋、キャスター×4個、取付ネジ×6個 |
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 約140W |
集塵容量 | 約17L |
良い
気になる
主に建築用工具や電動工具の製造・販売を行っている、高儀の「EARTH MAN 乾湿両用バキューム&ブロワ」。ドライ用・ウエット用ノズルのほかに、狭い場所や入り組んだ場所の掃除に便利なツルロノズルが付属しています。
吸引力の高さの検証では、乾湿どちらのゴミも吸い残しが少なく、吸引力は高いといえます。とくに、泥水の吸引は汚れが広がらずに吸引できたため、効率的な掃除ができるといえるでしょう。
使いやすさの面では、本体・ヘッドともにキャスターや水切りといった部品が搭載されているので、移動しながらの掃除はしやすいと感じました。一方で、コードの収納ができないことに加えて、ノズルが自立しなかったため、片付けに手間取りやすい印象です。
手入れの際はフィルターが水洗いに対応していないため、掃除の手間がかかりやすい印象です。また、吸引するゴミの種類に応じてフィルターの付け替えが必要。ゴミを溜めるには紙パックが必要なので、ややコストもかかるといえるでしょう。
音の静かさの検証では、騒音レベルが88.2dBと検証商品のなかで最も大きい稼動音でした。使用中は近くの人と会話がしづらいだけでなく、近隣にも音が響きやすいため使用時間を短くするなどの配慮が必要といえるでしょう。
給電方式 | コード式 |
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最大真空圧 | 約13.5kPa |
最大風量 | 約1.7m3/min |
ホースの内径(実測) | 約30mm(外径:約33mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 約345mm |
奥行 | 約330mm |
高さ | 約510mm |
重量 | 約4.2kg |
電圧 | 100V |
電流 | 10.3A |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 1,000W |
付属品 | フロアノズル、ウェットノズル、ツルロノズル |
タイプ | 乾湿両用 |
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ビニール袋の取り付け可能 | |
吸込仕事率 | 150W |
集塵容量 | 8.6L |
良い
気になる
ポップリベット・ファスナーが代理店を務める、アメリカ発のブランドの「DEWALT 乾湿両用バキュームクリーナー」。乾いたゴミは8.6L、液体は9.3Lの吸引ができ、吸込仕事率は150Wの集塵機です。
今回の検証では、玄関マットの砂の吸い残しは少なかったものの、ヘッドの角度が固定されているため床に密着させて吸引するのにコツが必要でした。それに加えて、ヘッドにキャスターや水切りといったパーツが1つもついていなかったため、泥水を吸引すると汚れが広がってしまい、掃除の効率性に欠ける印象です。
使いやすさの検証では、本体にキャスターがついていないため、片手で本体を持ちながら掃除をする必要がありました。付属のホースは伸縮性があるため、電動工具に接続するならテーブルや作業台に本体を載せるほうが、ホースが作業の邪魔になりにくいといえます。
給電方式 | コード式 |
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最大真空圧 | 12.5kPa |
最大風量 | 2.5m3/min |
ホースの内径(実測) | 約40mm(外径:約45mm) |
ブロワ機能 | |
幅 | 368mm |
奥行 | 499mm |
高さ | 338mm |
重量 | 7kg |
電圧 | 100V |
電流 | 不明 |
周波数 | 50-60Hz |
消費電力 | 1,100W |
付属品 | 紙パック、カートリッジフィルター、ホースなど |
マイベストではベストな集塵機を「吸引力が高くお手入れがしやすいうえに、どこでも使いやすい集塵機」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の集塵機12商品を集め、以下の4つのポイントで徹底検証しました。
今回検証した商品
まずは、集塵機を選ぶ際に最も気になる吸引力の検証です。乾いたゴミ・湿ったゴミ・電動工具を使って発生した木くずを実際に吸引し、それぞれ以下の方法で評価を行いました。
取り回しのよさや電動工具への接続のしやすさ、準備・片付けのしやすさといった細かな要素が使いやすさに影響します。そこで、使いやすさに関わる以下の項目について加点方式で評価しました。
集塵機は、タンク内のゴミの処理やフィルターの付け替えといった定期的なメンテナンスが必要不可欠です。そのため、手入れのしやすさに関わる以下の項目について、加点方式で評価しました。
屋外を掃除する場合やDIY中に窓を開けて作業する場合、稼動音の大きさも気になりますよね。そこで、騒音計を使用して音の静かさを検証しました。なお、実際の住宅が隣接する距離を想定し、集塵機から約1.5m離れた位置で計測を行っています。
<検証で使用した騒音計>
RAMA11O08(サンコー ICE651 TYPE2およびANSI S1.4 TYPE2に準拠)
準備するものが多くなかなか始められないのがDIY、どんなものを準備すればよいかわからない人も多いでしょう。マイベストおすすめのアイテムを紹介しているので、気になる人は確認してくださいね。
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1位: マキタ|集じん機|M442
2位: パオック|パオック|プラスチックタンクバキュームクリーナー 15L|VCC-15PC
3位: コーナン商事|コーナンオリジナル|乾湿両用バキュームクリーナー&ブロア|PAGA-553
3位: ROBERT BOSCH|BOSCH|マルチクリーナー|VAC115
5位: 京セラインダストリアルツールズ|KYOCERA|集じん機|VC-1100
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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