アニメ映画のおすすめ人気ランキング【2025年】

新海誠監督が独自の世界観で描いたアニメ映画で、興収250億円を超える大ヒットとなりました。東京で暮らす平凡な男子高校生の瀧と、山深い村で都会の生活に憧れながら憂鬱な日々を送る女子高校生の三葉。つながりのない2人は、互いが入れ替わる不思議な夢を見ます。

ろうあ者と健常者のデリケートな物語を、繊細かつ美麗な映像で描いた作品。キャラクターたちの心理描写をアニメーションで最大限に表現しようとする山田尚子監督の演出が光ります。1人の少年が少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語です。

ルパン三世の劇場用映画のシリーズ第2弾で、宮崎駿監督の劇場初監督作品としても知られる1作。カリオストロ城を舞台に、指輪に秘められた財宝とゴート札の謎にルパンたちが敢然と挑戦します。日本のアニメーション史上に燦然と輝く、アクション・エンターテイメント作です。

日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる扉を閉めていく少女・すずめの、解放と成長を描く現代の冒険物語です。1700人を超えるオーディションから新海誠が探し出したたったひとりの才能・原菜乃華が、すずめの声に命を吹き込みます。過去と現在と未来をつなぐ戸締まりの景色は、永遠に胸に刻まれるような1作です。

幾度となく実写映像化されてきた「時をかける少女」を、はじめてアニメーション映画化した作品です。紺野真琴は、2006年を生きる東京の女子高生。ひょんなことから過去へ飛べるタイムリープの力を手にし、過去を何度もやり直していくうちに、人生のかけがえのない時間に気づく姿を描く青春SFドラマです。

おもちゃの世界を舞台にした、ピクサーの人気シリーズの第3弾にして初の3D映画。カウボーイ人形のウッディやバズ・ライトイヤーらの持ち主アンディは大学進学が決定し、おもちゃを整理することに。だが母親の手違いなどにより、おもちゃたちは近所の保育園に寄付されてしまいます。

離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高。生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく手に入れたのは怪しげなオカルト雑誌のライターの仕事でした。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーションです。

数学が得意だが気弱な高校2年生の健二は、憧れの先輩・夏希に頼まれ夏休みの間彼女の実家で夏希のフィアンセとして過ごすことに。そんなとき健二はネット上の仮想空間OZで起きた事件に巻き込まれ、その影響が現実世界にも波及。夏希の一家ともども、世界の危機に立ち向かいます。

ミュージシャンを夢見る少年ミゲルは、ある日先祖たちが暮らす死者の国に迷い込んでしまいました。そんな彼に手を差し伸べたのは陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。やがて2人がたどり着いたミゲルの一族の驚くべき秘密の謎、その謎を解く鍵は伝説の歌手が遺した名曲「リメンバー・ミー」に隠されていました。

社会現象を巻き起こしたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を新たに描き直す、劇場版4部作の第2部です。エヴァに乗り、自ら戦うことを選んだ14歳の少年碇シンジ。そんな彼のもとに、新たに2号機とそのパイロットである式波・アスカ・ラングレーらが加わり、謎の敵「使徒」との戦いは激化していきます。

2018年にテレビ放送された人気アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の完全新作劇場版。人々に深い傷を残した戦争が終結して数年、人々は前を向いて歩み始めました。戦時中に兵士として育てられた少女が、「自動手記人形」と呼ばれる手紙の代筆業を通じてさまざまな愛のかたちを知っていく姿を描いています。

週刊少年ジャンプで連載された名作漫画を、原作者の井上雄彦が自ら監督・脚本を手がけ新たにアニメーション映画化。湘北高校バスケ部のポイントガード・宮城リョータは、地元で有名な選手だった兄の背中を追うようにバスケにのめりこんできました。インターハイの大舞台で王者である山王工業高校に立ち向かいます。

人気漫画家の藤本タツキが、2021年に「ジャンプ+」で発表した読み切り漫画を劇場アニメ化。学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野は、先生から同学年の不登校の生徒・京本の描いた4コマ漫画を新聞に載せたいと告げられます。ひたむきに漫画づくりを続ける2人の少女の姿を描く青春ストーリーです。

頭のなかに広がるカラフルな感情たちの世界を描いた、自分を丸ごと愛おしくなる自己肯定ムービー第2弾です。子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情、ヨロコビたち。巻き起こる感情の嵐のなかで自分らしさを失っていくライリーを救うカギは、広大な世界の奥底に眠るある記憶に隠されていました。

2006年にフジテレビの「ノイタミナ」枠で放送されたオムニバスアニメ「怪 ayakashi」の一編「化猫」から派生し、07年にテレビアニメシリーズとして映像化された「モノノ怪」の劇場版です。江戸時代をモチーフにした世界が舞台。主人公の薬売りがさまざまな怪異に対峙する姿を描く、和製ホラーアニメです。

互いに思いあっていた貴樹と明里は、小学校卒業と同時に明里の引越しで離ればなれになってしまいます。季節がめぐり春が訪れると、貴樹は道端である女性に気づくのですが･･･。ひかれあっていた男女の時間と距離による変化を、全3話の短編で描いた連作アニメーション作品です。

漫画家の大友克洋が1982年から「ヤングマガジン」で連載した同名コミックを、自らが監督を務めて1988年にアニメーション映画化。近未来の東京を舞台に、超能力者と暴走族の少年たちや軍隊が繰り広げる戦いを描いています。緻密な描写で世界的ヒットとなった、SF大作です。

おなじみ嵐を呼ぶ幼稚園児しんちゃんと、20世紀へ時間を逆戻りさせようとする組織との戦いを描いた長篇ギャグ・アニメーションのシリーズ第9弾です。しんちゃん映画版の地位を1段2段上げた伝説の作品。ラストの階段を駆け上がるしんのすけには感涙必至です。

他者の夢に入り込める装置をめぐるサイコセラピストの奮闘を描くSFサスペンスです。筒井康隆による同名SF小説をアニメーション監督今敏が映画化。全編を飾る音楽は、今監督が大ファンだというミュージシャン、平沢進が担当しています。

1998年に映画化された、記念すべきポケットモンスター第1作品目。テレビシリーズ同様の明るい雰囲気を引き継ぎながらも、重いテーマを扱った物語が話題になりました。ゲームで根強い人気を誇るミュウツーがアニメに初登場した作品です。

11才の少女ライリーと、いつも彼女の頭のなかにいる5つの感情たち。ところが遠い街への引っ越しで、不安とドキドキがいっぱいになったライリーの心の中で、ヨロコビとカナシミは迷子になってしまいます。驚きに満ちた誰も見たことのない頭のなかの世界で繰り広げられる、感動の冒険ファンタジーです。

お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣原作の絵本「えんとつ町のプペル」をアニメ映画化。煙突だらけのえんとつ町では、そこかしこから煙が上がり黒い煙に覆われ、住人たちは青い空や星が輝く夜空を知らずに生活していました。のけ者扱いされていた少年たちの勇敢な冒険を通して、信じることの大切さを描いた作品です。

感動的なストーリーや音楽シーンの圧倒的表現力などで多くの読者を魅了した、世界一のジャズプレーヤーを目指す青年を中心としたジャズ漫画の映像化作品です。声優には山田裕貴・間宮祥太朗ら人気俳優が参加。本作の重要なポイントである音楽も、上原ひろみなどの豪華演奏陣が集結しています。

TVで放送された最終2話を完全新作で描きなおした完結編。TV版24話から分岐する、もうひとつのエンディングとなる第25話「Air」と第26話「まごころを、君に」で構成されています。明かされる人類補完計画の謎とすべてが終焉するときシンジの選択が見どころの作品です。

アカデミー賞W受賞、エンタメ界の記録を塗り変えた空前の大ヒット作です。禁断の力を制御できずに「雪の女王」となった姉のエルサと妹アナの感動の物語。オリジナル版エルサ役のブロードウェイ女優イディナ・メンゼルが歌う「Let It Go」を、吹き替え版では松たか子が歌い好評を博しています。

「涼宮ハルヒ」シリーズのなかでも屈指の人気を誇るエピソードを映画化。クリスマスが直前に迫った冬の朝、いつものように学校に向かったキョンは、後ろの席に座っているはずのハルヒがいないことに気が付きます。しかもクラスメートの誰もハルヒという人物など知らないと言うのでした。

実写版映画も大ヒットを記録した、住野よるのベストセラー小説の長編アニメ映画化。ある日僕は「共病文庫」と記された1冊の文庫本を拾います。その本は天真爛漫でクラスの人気者である山内桜良が密かに日常を書きつづった日記帳で、そこには彼女が膵臓の病気を患い残された余命がわずかであることが記されていました。