株式会社ウチムラが提供する浄水型のウォーターサーバー「シャインウォーター」。シャインウォーターとシャインウォーターリングの2種類があり、月額料金・電気代・解約金を含むトータルコストや機能が異なります。また「口コミやまずいといった評判は本当?」「シャインウォーターを契約するメリットは?」など気になることも多く、契約するか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はシャインウォーターのウォーターサーバー2種類を徹底調査。実際に使ってわかったことも含めて解説します。他社を含む16商品の浄水型ウォーターサーバーを比較した結果を踏まえて、電気代や解約金などを含めた料金や使いやすさについても紹介するので、参考にしてくださいね。
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シャインウォーターは、株式会社ウチムラが提供する浄水型のウォーターサーバーです。国内トップの活性炭メーカーと開発した日本の水道事情に合わせたカートリッジを使用しているほか、塩素・UV・高熱のトリプルクリーンシステムでおいしさと清潔さにこだわっています。一方で、味に関わるミネラルが豊富な天然水に比べると味に物足りなさを感じる可能性があるでしょう。
タンクに水道水を入れろ過して利用するため、水代が1Lあたり0.2円程度の水道料金だけで済む点がメリット。水をたくさん飲む人ほど、宅配型のウォーターサーバーよりもお得に使えます。ボトルのゴミ捨てや宅配水の定期的な受け取りの手間がかからないうえ、ノルマもないので気軽に使用できる点も魅力です。
一方、定期的にタンクを洗う必要があるほか、タンクの容量が少ないので何度も給水する必要がある点はデメリット。これらの手間を省きたいなら、浄水型ウォーターサーバーのなかでも水道直結型がおすすめ。マイベストでは、水道直結型も含めて浄水型ウォーターサーバーを実際に契約して検証しているため、気になる人は以下のコンテンツもチェックしてくださいね。
シャインウォーターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「1つのポイント」をご紹介します。
ウォーターサーバーのタイプは、シャインウォーターとシャインウォーターリングの2種類があります。安さを重視するならシャインウォーターがおすすめ。シャインウォーターリングに比べてサーバーレンタル代が月額330円安いため、電気代・解約金などを含めたトータルの月額料金を抑えられます。
機能面で違いがあったのは、温度調節機能の有無です。シャインウォーターは、温水80℃・85℃・90℃、冷水5℃・8℃・10℃と3段階ずつ設定可能なのに対し、シャインウォーターリングは温水が85℃、冷水が5℃と1段階のみ。再沸騰機能を使えば最高約90℃のお湯が出るものの、温度調整を細かくしたい人には不便でしょう。
一方で、子どもがいる家庭なら気になるチャイルドロックの有無は、シャインウォーターリングは温水・冷水ともにロック可能なのに対し、シャインウォーターは温水のみ。とはいえ、やけどの恐れがある温水さえロック可能ならそこまで危険性はないので、より安いシャインウォーターを選ぶのがおすすめです。
なお、シンプルな見た目のウォーターサーバーがほしい人は、シャインウォーターリングも検討の余地あり。シャインウォーターはピンクや水色のパステルカラーであるのに対し、シャインウォーターリングは白を基調としたシンプルなデザインなので、部屋に馴染みやすいでしょう。
商品 | 画像 | リンク | ポイント | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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幅 | 奥行 | 高さ | 本体重量 | 冷水温度(公表値) | 温水温度(公表値) | 常温水モードあり | タイプ | チャイルドロック機能 | チャイルドロックがついている箇所 | 省エネ機能 | 省エネ機能の種類 | 温度調節機能がついている箇所 | 再沸騰機能 | 自動クリーン機能 | 卓上 | 子育てプランあり | 選べるプラン | お試しプランあり | 最低契約期間 | 初期費用 | 解約金 | サーバーレンタル代 | 支払方法 | 配送エリア | メンテナンスサービス | フィルターの種類 | フィルター交換目安 | フィルターの想定使用水量(1日あたり) | 冷水タンク容量 | 温水タンク容量 | 給水タンクの容量 | サーバーの購入プランあり | |||||
ウチムラ シャインウォーターリング | ![]() | タッチパネルで操作しやすい | 29.8cm | 35cm | 99.6cm | 18kg | 約5℃(エコモード:約12℃) | 約85℃(エコモード:約75℃、再加熱機能:約90℃) | 浄水タイプ(タンクに補充) | 温水・冷水 | エコモード | 2年 | 24か月 | 無料 | 14,300円(2年未満) | 月額3,630円 | クレジットカード | 離島・一部地域を除く全国 | 無料(交換用フィルターのお届け)、有料(本体交換) | 活性炭 | 3か月 | 60L | 2L | 1.9L | 5.2L | ||||||||||||
ウチムラ シャインウォーター | ![]() | 3段階で温度切替ができるウォーターサーバー | 30cm | 32cm | 118cm | 18kg(水が入っていない状態)、約27kg(満水の状態) | 5℃、8℃、10℃ | 80℃、85℃、90℃ | 浄水タイプ(タンクに補充) | 温水 | エコモード | 温水・冷水 | 2年 | 24か月 | 無料 | 14,300円(2年未満) | 月額3,300円 | クレジットカード | 離島・一部地域を除く全国 | 無料(交換用フィルターのお届け)、有料(本体交換) | 活性炭 | 3か月 | 60L | 2L | 1.9L | 5.2L |
タッチパネルで操作しやすいシャインウォーターリング。チャイルドロックやECOモードなど、生活に役立つ機能が搭載されています。ボトルの処分がないのも特徴です。
幅 | 29.8cm |
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奥行 | 35cm |
高さ | 99.6cm |
本体重量 | 18kg |
冷水温度(公表値) | 約5℃(エコモード:約12℃) |
温水温度(公表値) | 約85℃(エコモード:約75℃、再加熱機能:約90℃) |
常温水モードあり | |
タイプ | 浄水タイプ(タンクに補充) |
再沸騰機能 | |
自動クリーン機能 | |
卓上 | |
子育てプランあり | |
選べるプラン | 2年 |
お試しプランあり | |
最低契約期間 | 24か月 |
初期費用 | 無料 |
解約金 | 14,300円(2年未満) |
サーバーレンタル代 | 月額3,630円 |
支払方法 | クレジットカード |
配送エリア | 離島・一部地域を除く全国 |
メンテナンスサービス | 無料(交換用フィルターのお届け)、有料(本体交換) |
フィルターの種類 | 活性炭 |
フィルター交換目安 | 3か月 |
フィルターの想定使用水量(1日あたり) | 60L |
冷水タンク容量 | 2L |
温水タンク容量 | 1.9L |
給水タンクの容量 | 5.2L |
サーバーの購入プランあり |
冷水・温水ともに3段階で温度調節できる便利なウォーターサーバーです。お出かけのときや休日に電力を抑えられるECOモードを搭載。青レバーは冷水、赤レバーは温水とわかりやすくやさしい操作性で、家庭やオフィスなど幅広いシーンで使えます。
幅 | 30cm |
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奥行 | 32cm |
高さ | 118cm |
本体重量 | 18kg(水が入っていない状態)、約27kg(満水の状態) |
冷水温度(公表値) | 5℃、8℃、10℃ |
温水温度(公表値) | 80℃、85℃、90℃ |
常温水モードあり | |
タイプ | 浄水タイプ(タンクに補充) |
再沸騰機能 | |
自動クリーン機能 | |
卓上 | |
子育てプランあり | |
選べるプラン | 2年 |
お試しプランあり | |
最低契約期間 | 24か月 |
初期費用 | 無料 |
解約金 | 14,300円(2年未満) |
サーバーレンタル代 | 月額3,300円 |
支払方法 | クレジットカード |
配送エリア | 離島・一部地域を除く全国 |
メンテナンスサービス | 無料(交換用フィルターのお届け)、有料(本体交換) |
フィルターの種類 | 活性炭 |
フィルター交換目安 | 3か月 |
フィルターの想定使用水量(1日あたり) | 60L |
冷水タンク容量 | 2L |
温水タンク容量 | 1.9L |
給水タンクの容量 | 5.2L |
サーバーの購入プランあり |
シャインウォーターの口コミを見ると「水道水を補充するだけなので、料金や残量を考えずに使いたい放題」「ボトルを保管する必要がないので、置き場所を取らないし、重いタンクを持たなくてよい」「水道水がおいしくなった」などのよい口コミが見受けられました。
一方で「機械の清潔さが保たれているか不安」「ほかのサーバーと比べてデザインがおしゃれではない」などのマイナスな口コミも。そこで、本当に評判が正しいのか実際に検証しました。
シャインウォーターは浄水型なので、毎回水のボトル代がかかる宅配型と違って、水代は1Lあたり0.2円程度の水道料金のみ。宅配型のような水のボトルの注文・受け取り・保管・廃棄もしくは回収の手間が一切なく、水の残量を気にせずに好きなときに好きなだけ水を飲めます。
また、気になる味は、カルキ臭の原因となる塩素除去率を検証したところ、基本はどのウォーターサーバーも塩素が100%ろ過されていたため、水道水よりも飲みやすいでしょう。気になる機械の衛生面も「トリプルクリーンシステム」によってタンク内の清潔が保たれているため、一定安心といえます。
一方、デザインに対する意見は人それぞれでした。2024年10月にマイベストが実際にシャインウォーターリングに関する102人の口コミを集めた結果、おしゃれだと思う人が14.4%、おしゃれだと思わない人が85.6%の結果に。シャインウォーターも、カラバリが少なくパステルカラーが若干浮き気味との口コミがあったので、インテリアに馴染まない可能性がある点には留意する必要がありそうです。
マイベストで16商品の浄水型ウォーターサーバーを同じ条件下で計測(※)したところ、平均は月額1,282円だったのに対してシャインウォーターリングは1,655円と高めでした。平均を上回った理由のひとつに、保温温度を下げ、保冷温度を上げることで消費電力を削減するエコモードとは別にスリープモードがなかったことが考えられます。
電気代は1kWh=31円で計算・月30L使用を想定
スリープモードとは、部屋が暗くなると冷却・加熱のパワーを弱め、エコモードよりもより電力を抑えられるモードのこと。浄水型ウォーターサーバー16商品のうち、スリープモードがなかったのはシャインウォーターを含めた4商品だけでした。電気代が気になる人はスリープモード付きのサーバーも検討しましょう。
シャインウォーターのウォーターサーバーの月額料金は、浄水型ウォーターサーバーの平均料金とほとんど変わらないでしょう。実際にシャインウォーターリングの月額料金を検証したところ、2年間毎月30L使った場合は5,314円と、浄水型ウォーターサーバーの平均である5,319円とほぼ同じ結果でした。
電気代(1kWh=31円)+本体レンタル代+メンテナンス代+初期費用+水代+解約金を計算
電気代をメーカーの公表値で検証した結果、料金で差が出たのはサーバーレンタル代。シャインウォーターが3,300円・シャインウォーターリングは3,630円でした。シャインウォーターはシャインウォーターリングより330円安いため、シャインウォーターであれば浄水型ウォーターサーバーの平均よりもやや安いといえます。
とはいえ、できるだけ安いものを選びたいのであれば他社も含めて料金を比較することが重要です。以下の「安いウォーターサーバー」のコンテンツでは、さまざまなブランドのウォーターサーバーを比較しているので、あわせてチェックしてくださいね。
シャインウォーターの契約期間は2年です。ウォーターサーバーの契約期間は2年としているメーカーが多く、家の賃貸契約も2年が多いため、それほど負担にはならないでしょう。なお、2年未満で解約した場合の解約金は、14,300円です。
万が一契約期間中に故障した場合でも、通常どおりに使用したなかでの故障は無償で本体交換の対象であるため、安心して利用できるでしょう。
マイベストで実際に計測したところ、シャインウォーターリングはカルキ臭の原因になる塩素を100%取り除けることがわかりました。とはいえ、天然水に比べると物足りなさを感じる可能性も。天然水がよい人は以下のコンテンツも参考にしてくださいね。
味にこだわりたい人は、水の味にかかわるミネラルが豊富に含まれている天然水のウォーターサーバーがおすすめです。マイベストでは天然水のウォーターサーバーを実際に契約して検証しているので、気になる人はチェックしてください。
また、シャインウォーターは「パステルカラーだから部屋のなかで若干浮き気味になる」との口コミも。部屋の雰囲気が気になるなら、シャインウォーターリングのほうがよいかもしれません。
シャインウォーターの支払い方法は、クレジットカードのみです。クレジットカード以外で支払いたい人は、他社のウォーターサーバーを検討する必要があります。
シャインウォータ-のフィルター(カートリッジ)は自分で交換する必要があります。水を約10分吸収させてタンクにセットするだけなので、簡単に交換できるでしょう。
カートリッジは追加料金なしで、3か月に1回定期的に届きます。1つのカートリッジで毎日60Lほど使用でき、塩素を約6,000Lろ過が可能。基本的にメンテナンスは自分で行う必要があるため、3日に1回タンクと受水トレーを水洗いしてくださいね。
タンクの手入れの頻度は3日おきが目安。水道水を常温で保存できる期間は汲み取ってから3日程度とされている(参照:東京都水道局)ので、水を入れ替えるついでにタンクを洗うのが理想です。
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