ゴキブリを退治するためのゴキブリ用スプレー。ゴキブリの体には雑菌やウイルスが付着している可能性があるため、健康被害を防ぐためにも早めの駆除が大切です。しかし、隙間を狙って使用するタイプや泡で包むタイプなど、さまざまな種類があってどれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、ゴキブリ用スプレーのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ゴキバリアなどの待ち伏せタイプや、殺虫剤不使用でゴキブリを凍らせる冷却タイプ、ペットや小さな子どものいる家庭にぴったりな製品もご紹介していますので、本コンテンツを参考にゴキブリ退治に備えてください。
医学博士。1994年京都大学農学部農林生物学科卒業、1996年京都大学大学院農学研究科修了、殺虫剤メーカー勤務を経て、2001年富山医科薬科大学大学院医学系研究科博士後期課程修了。 2002-2004年、害虫駆除会社にて、ネズミやゴキブリ、蚊、ハチなどの害虫駆除業務を行う。2003年、蚊駆除業務を柱に有限会社モストップを創業。現在では、蚊忌避剤や蚊捕獲器の効果確認試験を主な業務とし、書籍の出版、YouTube動画投稿等も行っている。YouTubeの害虫防除技術研究所のチャンネル登録者は約500人。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
発見したらすぐに駆除したいゴキブリを素早く効率的に仕留めるためには、ゴキブリ用スプレーが便利です。走り回るゴキブリが動かなくなるスプレーや強力ジェット噴射のスプレーなど、見つけたゴキブリを逃さないよう工夫した製品がたくさんあります。
キッチンの流し台周辺や冷蔵庫裏など暗く水気のある場所を好み、不衛生な場所をあちこち歩き回っては食器や調理器具を汚染する可能性があるゴキブリ。精神的な不快感も大きいため、日頃からゴキブリを寄せつけない対策を講じるのがおすすめです。
あらかじめスプレーしておくことで侵入を防ぐタイプの駆除剤なら、嫌なゴキブリの姿を見ずに済むというメリットがあります。また、直接吹きかけるタイプも常備しておけば、いざというときにすぐ退治できるでしょう。
ゴキブリ用スプレーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「2つのポイント」をご紹介します。
ゴキブリを駆除するための有効成分にはさまざまな種類があるので、使う環境やシーンに適したものを選びましょう。駆除剤は有効成分によって使い方が異なります。
日常の備えには、ピレスロイド系成分「イミプロトリン」を配合したゴキブリ用スプレーがぴったりです。イミプロトリンはピレスロイド系のなかでも特に即効性が高い成分。走り回るゴキブリの神経を麻痺させて動きを鈍らせ、高いノックダウン効果を発揮するのがポイントです。
ピレスロイドは、除虫菊に含有する天然殺虫成分ピレトリンを研究して生まれました。また、哺乳類や鳥類が万が一薬剤を吸い込んでも、短時間で分解され体外へ排出されるという特徴もあります。
一方で、カブトムシのような昆虫や魚類に対して毒性が強い点には注意が必要です。これらの生き物を飼育している人は、イミプロトリンを含むピレスロイド系成分配合のゴキブリ用スプレーは避けるようにしてください。
対策しているにもかかわらず忘れたころにゴキブリが姿を現して困る、という人には「フェノトリン」配合の商品がうってつけです。フェノトリンは待ち伏せ効果を期待できるのが特徴。ゴキブリが通りそうな場所にあらかじめ噴霧しておくことで、夜間にエサを求めて活動するゴキブリを先回りして退治できます。
また、フェノトリンは持続性が高いのもメリットです。高いノックダウン効果が特徴のイミプロトリンをダブル配合した製品もあります。待ち伏せ以外にも見かけたときに噴霧して退治もでき、1本2役の心強い味方になるでしょう。
小さな子どもやペットのいる家庭は、殺虫剤不使用で天然成分配合のゴキブリ用スプレーを検討しましょう。化学合成殺虫成分を使用せず、天然ハーブ成分のハッカ油で駆除する商品なら、食品を扱うキッチンでも使いやすいです。
使用後の駆除剤のべたつきやあと残りもなく、ゴキブリ退治をしたあとの処理も簡単に行えるのが便利。殺虫スプレー特有のニオイも少ないため、ニオイに敏感な人や強力な殺虫成分に抵抗感のある人に向いています。
ゴキブリ用スプレーのタイプは幅広いため、目的や使う人に合ったタイプを選択しましょう。ここでは主な5種類をピックアップしたので、自分に合うものを見つけてくださいね。
力に自信のない人は、トリガータイプのゴキブリ用スプレーをセレクトしてください。スプレーの首部分と一体になったレバーを引くトリガータイプなら、力を込めやすく噴霧が簡単です。
上からボタンを押すスプレーと比較して、しっかりと容器をホールドできるため、小さな手の人や力のない人も楽に使用できます。トリガータイプなら、長時間の噴霧が必要なシーンでも手の負担を減らせるのが魅力です。
一方、噴霧剤を使用したエアゾール缶以外の単純な霧吹きタイプのトリガースプレーは、エアゾール缶と比較して霧の粒子が粗めな点がデメリット。また長時間の噴霧をしたい場合は、何度も引き金を引き直さなくてはならない点も弱点です。
狙ったゴキブリをピンポイントで攻めるなら、ノズルつきが便利です。手の届かない隙間に逃げ込んだゴキブリも細長いノズルでしっかり狙えます。先端ノズルをつけ替えられるタイプなら、ノズルを外した状態で噴霧し、ゴキブリが弱ったところで細長いノズルを取りつけピンポイント退治も可能です。
一方で、長期間の保管によって細長いノズルの内部に残った薬剤が固まって詰まってしまうケースもまれにあるので注意してください。使用後は可能な範囲で、古布などで軽く拭き取っておくとよいでしょう。
ゴキブリの定期的な対策には、ワンプッシュタイプを選択してください。薬剤を部屋の隅々まで行き渡らせる煙や霧の駆除剤と比較して、1回の噴霧量が少ないため薬剤が部屋に充満しません。床や壁を汚しにくく無煙なので、火災報知器や食器の保護などの準備も、散布後の掃除も不要です。
ワンプッシュタイプは、壁や床の隙間に噴霧するだけで効果が1か月程度持続します。隠れたゴキブリを逃さず、住みつきを防ぐのが魅力です。月に1回ほどの対策で、潜むゴキブリを退治しましょう。
しかし、ゴキブリが隠れた場所から出てきて死ぬため、姿を見たくない人には精神的な負担になるかもしれません。ゴキブリの死骸を見ることが「しっかり退治できた証拠」ととらえられ、メリットと感じる人にはうってつけの商品です。
スプレー後の床や壁の薬剤汚れが気になる人は「冷却タイプ」に注目してください。冷却ガスの効果でゴキブリを瞬間的に凍らせて動きを封じます。殺虫剤不使用のものが多いため薬剤があちこちに飛び散ることもなく、部屋を汚したくない人や、殺虫剤の成分残りが気になる人にぴったりです。
また、凍ったゴキブリは動くことがなく、落ち着いて処理できるのがメリット。一方、冷却ガスを噴射する力が強い商品が多いため、噴射する角度によってはゴキブリが風圧で飛んでいってしまうことがあります。真上から吹きつけるなど、使用には少々コツが必要です。
ゴキブリ処理時の不快感を減らしたい人は、泡タイプのゴキブリ用スプレーを使いましょう。ゴキブリの死骸をすっぽり泡で包んで固めるので、不快な姿をあまり見ずに後始末ができるのがメリットです。
ただし、殺虫効果がないものが多いため、この製品のみでゴキブリ退治をしにくいのがデメリット。殺傷能力のある駆除スプレーとの併用がおすすめです。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||
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分類 | 有効成分 | 内容量 | 天然成分使用 | |||||
1 | 大日本除蟲菊 KINCHO|コックローチ ゴキブリがいなくなるスプレー | ![]() | ゴキブリを待ち伏せ駆除。効き目が長持ちするスプレー | 医薬部外品 | ピレスロイド(イミプロトリン、フェノトリン) | 200mL | 不明 | |
2 | アース製薬 アースジェット|アースジェット プロ プレミアム | ![]() | 3種の薬剤高濃度処方。狙いやすいトリガーで駆除 | 医薬部外品 | ピレスロイド系(フタルスリン、フェノトリン、モンフルオロトリン) | 450mL | 不明 | |
3 | アース製薬 ゴキッシュ スッ、スゴい! | ![]() | 1本で家中のゴキブリ駆除と予防ができるスプレー | 医薬部外品 | ピレスロイド系(ペルメトリン) | 16mL | 不明 | |
4 | アース製薬 ナチュラス|ナチュラス 凍らすジェット ゴキブリ秒殺 | ![]() | 冷気で足止めしてハッカ油で殺虫する | 不明 | ハッカ油 | 200mL | 不明 | |
5 | 大日本除蟲菊 KINCHO|プロ用ゴキブリ駆除剤 | ![]() | スピード駆除とまちぶせを兼ね備えたプロ仕様 | 不明 | イミプロトリン、フェノトリン | 420mL | ||
6 | アース製薬 ゴキバリア | ![]() | 潜んでいそうな場所にあらかじめスプレーしておくだけのタイプ | 不明 | ピレスロイド系(d-T80-フタルスリン、ぺルメトリン) | 250mL | 不明 | |
7 | アース製薬 ゴキジェットプロ|ゴキジェットプロ | ![]() | ゴキブリを速効効果で秒殺ノックダウンさせる | 医薬部外品 | ピレスロイド系(イミプロトリン) | 300mL | 不明 | |
8 | 大日本除蟲菊 KINCHO|ゴキブリムエンダー | ![]() | お部屋にプッシュで家中まるごとゴキブリ駆除 | 医薬部外品 | ‐ | 1個 | 不明 | |
9 | フマキラー FK-2001 業務用ゴキブリ駆除用殺虫剤スプレー | ![]() | 強力ジェット噴射で直接スプレー。ゴキブリ以外の害虫にも | 不明 | イミプロトリン、フェノトリン | 450mL | 不明 | |
10 | アース製薬 業務用 ゴキブリエアゾール | ![]() | 効果が1か月続く駆除&予防スプレー | 不明 | d-T80-フタルスリン、ペルメトリン(ピレスロイド系) | 550mL | 不明 |
ゴキブリ用スプレーがないのにゴキブリに遭遇してしまったときは、熱湯・食器用洗剤・アルコールスプレーを使用してみてください。また、どれもすぐに用意できないとき、「潰れた死骸はなるべく見たくないけれど、逃がすのは落ち着かない」と思う場合は、スリッパか新聞紙を丸めたもので叩くのも手です。
熱湯を使うなら、やけどに十分注意しながら60℃以上のお湯をコップ1杯程度、ゴキブリの真上からかけます。食器用洗剤の場合は、気道のあるお腹めがけて勢いよくかけましょう。アルコールスプレーは60〜80%程度の高濃度のアルコールを用いて、ゴキブリの体全体にかかるようにスプレーします。
ただし、どの方法も必ず仕留められるとは限りません。あくまでも退治できる可能性があるだけなので、できる限り日頃からゴキブリの侵入を防ぐ駆除剤の使用や殺虫スプレーの準備などで、ゴキブリ対策の備えをしておくことが大切です。
ゴキブリ対策に役立つそのほかの製品の情報は、以下のコンテンツでもご紹介しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。
1位: 大日本除蟲菊|KINCHO|コックローチ ゴキブリがいなくなるスプレー
2位: アース製薬|アースジェット|アースジェット プロ プレミアム
3位: アース製薬|ゴキッシュ スッ、スゴい!
4位: アース製薬|ナチュラス|ナチュラス 凍らすジェット ゴキブリ秒殺
5位: 大日本除蟲菊|KINCHO|プロ用ゴキブリ駆除剤
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