十徳ナイフ・アーミーナイフのおすすめ人気ランキング8選【徹底比較】

DIY向けのマルチツールをメイン商材として開発・展開しているレザーマンツールジャパンの「FREE T4 Lunar」。バネを使った従来のツール開閉方法を一新し、本体内部に業界初のマグネット機構を搭載することで、開閉時の抵抗と摩耗を大幅に減少させている点が特徴です。

使いやすさは総じて高評価で、不満を感じる部分はありませんでした。特にツールの開閉は非常にスムーズ。爪を引っかけて開く従来の方法とは異なり、親指で押すだけで簡単に開けられます。さらに、ロック機能がついていたのも好印象でした。ハンドルは厚みがあってフィット感に優れ、クリップ付きなのでジーンズのポケットに挟めるのも利点といえます。

ペーパーナイフは十分な長さで切れ味がよく、力をいれずともスムーズに紙を切れます。また、ハサミはほどよいサイズで使いやすく、切れ味も上々。ほとんど抵抗なく紙をカットできました。栓抜きもがっちりとフタの端をとらえる形状なので、ぶれることなくフタを開けられます。また、ドライバーは開閉すると本体と一直線になるのでストレスなく回せるでしょう。

使いやすい工夫が随所に施されており、メインツールも高い品質のため、十徳ナイフの購入を考えているすべての人におすすめしたい商品です。

十徳ナイフを主力商品とし、世界中に展開している有力ブランド、ビクトリノックスの「スーパーティンカー」。アウトドアで活用できるツールを14機能搭載しており、同ブランドの定番といえる商品です。

全体的に使いやすく、とくに軽さは高評価。同サイズのほかの商品と比較しても軽く、持ち運びに優れていました。ロック機能はついていませんが、ほどよいサイズで手に馴染み、取り扱いやすい印象です。爪を引っかけて開くタイプですが、引っかける部分の溝が深く、接続部もスムーズに動くので簡単に開けました。

ペーパーナイフはほどよい長さで切れ味が鋭く、ほとんど力をいれなくても紙を切れます。ハサミも同様に切れ味がよく、ほとんど抵抗を感じずに紙をカットできました。栓抜きは、フタの端に引っかける部分が短めで若干扱いにくいものの、フタを簡単に開けられたのは好印象。ドライバーは開くと本体に対して垂直になるタイプなので、回す際にやや手間に感じる場合があるでしょう。

メインツールはいずれもレベルが高く、持ち運びにも優れているので、キャンプや登山などで使いたい人に向いている商品といえます。

各種ECサイトにて十徳ナイフをメインに販売している中林製作所の「冒険クラブ 20徳ツールナイフ」。コンパクトなボディに20ツールも搭載されており、そのなかの1つに小型ののこぎりもあるのが特徴的な商品です。

使いやすさは比較的良好で、ツール数が多いことから本体が厚く、握りやすいのが印象的です。ロック機能は搭載されておらず、やや重いですが持ち運びに支障をきたすほどではないでしょう。爪を引っかけて開くタイプですが、溝が深くて接続部もスムーズに動くので、ストレスなく快適に開けました。

ハサミは使いやすいサイズでしたが、切れ味は平凡。一方で、ペーパーナイフは紙に刃を軽く当てるだけですっと切れます。栓抜きは、フタの端にあてがう根元の部分が湾曲しており、フタをがっちりホールド。力いらずで簡単に開けられました。ドライバーは開閉すると本体に対して垂直になるので、シーンによっては回しにくさを感じるでしょう。

20ツールも搭載されているのにも関わらず、安価で入手できるので、コストを重視する人におすすめの商品です。

国内の有力なアウトドアブランドとして、キャンプ用品を販売しているキャプテンスタッグの「CSマルチツール13」。ウロコ取りや針はずしがついているので、釣りでも活用できるのが特徴的な商品です。

使いやすさは良好で、不満を感じる部分はほとんどありませんでした。本体の厚みがあるのでしっかり手にフィットするうえ、とても軽い力でツールの開閉ができたのは好印象。爪を引っかける溝は適度な深さがあるので、爪が滑ることがありませんでした。コンパクトなので持ち運びも困らないといえます。

ハサミのサイズはほどよいものの、切れ味はそれなり。また、栓抜きのフタの端をとらえる部分は、丸くて引っかけにくい印象です。一方で、ナイフの切れ味は比較的良好で、切りはじめにわずかな抵抗感がありますが、気にならないレベルといえるでしょう。ドライバーは開閉すると本体に対して垂直になるタイプなので、使用する場面によっては不便に感じるシーンがあるといえます。

各種ECサイトで販売されている、ピースアップの「オールラウンドマルチツール」。非常に安価なので入手しやすく、アウトドアだけでなく防災用としても備えておける商品といえます。

使いやすさはまずまずの評価。ロック機能が搭載されておらず、ツールの溝がやや浅くて爪が引っかかりにくかった点が気になりました。一方で、ハンドルに滑り止め用のラバーがついているのでしっかりと手にフィットして、持ちやすいのはうれしいポイントです。さらに、軽くてコンパクトなので、ポケットに入れて楽に持ち運べました。

ナイフはちょうどよいサイズで、最初こそ若干の引っかかりがあるものの、一度切りだしたら最後まできれいに紙を切れます。ハサミも同様に使いやすく、紙類やちょっとした食材などを切る分には問題ありません。栓抜きはフタの端にしっかりとフィットし、軽い力で簡単に開けられたのは好印象。ドライバーは開閉すると本体に対して垂直になるタイプなので、使用するシーンによっては回しにくいといえます。

アウトドア用品を幅広く手がけているロゴスコーポレーションの「PROマルチツール9」。サビに強いステンレス鋼を使用しているので、水がかかるところでも使いやすいといえます。

サイズが大きいため握りやすい形状です。ロック機能が搭載されており、使用中に誤って折りたたまれる危険性は少ないでしょう。一方でツールの溝が浅めで爪が引っかかりにくく、ツールを引き出すと少し指が痛くなった点は惜しいポイント。また、折りたたんでもサイズが大きく重量もあるため、携行性を重視する人には不向きです。

メインツールのなかでは、とくにハサミの使い心地がよいと感じました。長さのある刃は非常に切れ味がよく、ほとんど抵抗なく紙をカットできます。ナイフの切れ味も問題ありません。栓抜きのサイズや形状も使いやすく、軽い力で開栓できました。また、ドライバーは開閉すると本体と一直線になるのでストレスなく回せるといえます。

ロゴスコーポレーションの「マルチツール14」。ペーパーナイフやハサミのほか、ネイルクリーナーやあま皮とりもついているので、日常使いもしやすい商品です。

使いやすさは総じてまずまずな印象。ロック機能がなく、ツールの溝がやや浅くて爪が引っかかりにくかった点が気になりました。さらに、ステンレスがむきだしなので、持った際に若干滑ります。一方で、軽くてコンパクトなので、ジーンズのポケットに入れて気軽に持ち運べるでしょう。

ナイフのサイズはちょうどよいものの、切れ味は振るわず。きれいに紙をカットできず、途中で破れてしまうこともありました。一方で、ハサミの切れ味はそれほど悪くなく、使用上問題ありません。栓抜きはフタの端にしっかりと引っかかり、軽い力で開けられたので好印象です。ドライバーは開閉すると本体に対して垂直になるタイプなので、回しにくさを感じる場合があるといえます。

1910年にオレゴン州ポートランドで創業された老舗のナイフブランド、GERBERの「ARMBAR CORK」。缶切りやボトルオープナー、ハサミなどのツールが搭載されていながら、細身でコンパクトに収まるのが特徴です。

使いやすさはまずまずで、特にナイフにロック機能がついている点は、ほかではなかなかみられないため好印象です。そのうえ、慣れたら片手で簡単にロックを解除できるのも利点といえます。また、軽くて持ち運びやすく、ナイフを開く際にほとんど力は必要ありません。ただし、ハサミや缶切りを開く際は爪が引っかけにくく、力も少しだけ必要です。

ナイフブランドなだけあって、ナイフはほどよいサイズで鋭く、力いらずできれいに紙をカットできました。しかし、ハサミはやや扱いにくく、ハンドル部分を押し込んだ際に親指の腹に若干の痛みを感じるほど。栓抜きは小ぶりでフタにフィットしにくく、フタを外すまでにある程度の時間がかかってしまいました。