LED電球のおすすめ人気ランキング【2025年】

まずは、今まで使っていた電球の口金と同じ直径を選びましょう。口金のサイズはE26・E17・E12のように表記され、Eに続く数字が口金の直径（mm）を表していますが、この直径サイズが合わないと照明器具に設置できません。

用途別の口金サイズはほぼ決まっているので、サイズをざっくり覚えておくのもひとつの手。部屋のメイン照明はE26、読書灯・スポットライト・間接照明はE17、メイン照明でも常夜灯はE12などがよく使われます。同じ口金でも電球の種類が異なる場合もあるので、メーカーサイトにある電球の見比べ表も参考にしてください。

以前の電球が手元にあるものの口金のサイズがわからない場合は、直径を定規で測るとよいでしょう。今まで使っていた電球を捨ててしまって口金が測れない場合は、照明器具の取扱説明書を確認するとわかります。ほかにも、照明器具のソケット付近に記載されている場合もあるので覗いてみてください。

もし誤って口金が合わないものを購入した場合は、口金変換アダプターを使う方法も。しかし、アダプターのぶんソケットから飛び出たような見た目になるので、カバーやシェードなどでうまく隠れない場合は、電球自体を購入しなおしたほうが無難です。

形状も、これまで使っていた電球と同じものを選びましょう。基本的に口金サイズが合えば取りつけられますが、電球の形状が変わると、照明器具本体やカバーなどに干渉して設置できない可能性があります。以前使っていたものと同じ形状なら、今までどおり取りつけられる可能性が高いでしょう。

白熱電球からLED電球に交換する場合は、シリカ電球・ミニクリプトン電球など電球の種類ごとに対応する形状も確認 しておきましょう。白熱電球とLED電球では、見た目や形状が若干異なる場合があります。

迷ったときは、口金同様にメーカーサイトの電球の見比べ表を参考にしてください。ミニクリプトン電球には小型電球タイプなど、写真つきで説明されています。

カバーつきの照明器具に取りつけたい場合は、LED電球の外径や長さも確認しましょう。種類が対応する形状でも、LED電球の外径は白熱電球より大きいこともあります。その場合は、ソケットには取りつけられてもカバーが取りつけられず使えない可能性もあるので、カバーに収まるものを選んでください。

また、一般的な電球から丸くてかわいいボール型に交換などインテリア性を優先したいときは、ソケットの位置や照明器具の形状の確認が必要です。一般電球タイプよりも口金と電球の丸い部分が近いので、ソケットの奥までさしこめない可能性も考えられます。

照明を取りつけた空間全体を照らしたいなら、全方向タイプがおすすめです。光が広がる範囲は約260〜300度と広いため、天井近くまで照らせます。

白熱電球や電球型蛍光灯からLED電球に交換するときは、配光角が近いものを選ぶと違和感が少ないでしょう。白熱電球は配光角約300度、電球型蛍光灯は配光角約260度なので、それぞれに近いものを選んでください。リビングや寝室だけでなく、玄関・廊下・トイレなど、明るくしたいところなら場所を選ばず使えます。

下方向を均等に照らしつつ空間全体の明るさを抑えたいなら、広配光タイプが向いているでしょう。光が広がる範囲が約180度と一定方向なので、天井以外の場所を明るく均等に照らすことができます。

部屋を柔らかな雰囲気にしたい人にも、広配光タイプがおすすめです。リビング・ダイニング・玄関などを均等に明るく照らす一方で、強い光が全体に広がり過ぎず、柔らかで落ち着いた雰囲気が作れます。

白熱電球から交換する場合は、白熱電球が光を全方向に放射するタイプなので、部屋がやや暗く感じる可能性がある点には注意しましょう。

トイレや廊下など、狭い空間で使うなら下方向タイプがうってつけ。約120度と一方向に光が広がるので、足元や手元などを中心に照らしたり、スポットライトのように使ったりが可能です。

小さなダウンライトなど、複数の照明で空間を照らす場合にも向いています。ダウンライトのソケットが横・斜め向きの場合は、斜め取りつけ用のものを選んでください。ソケットに装着したあと電球のボディだけを回転して、下方向を照らせるように調整できます。

寝室や食卓などくつろぎたい空間には、電球色がおすすめです。白熱電球に似たオレンジ色の光で温かみがあり、ゆったりした雰囲気にできるでしょう。

リビングのメインライトや、間接照明などで少し暗めの落ち着いた雰囲気を楽しみたい人にもぴったりです。やや暗い光なので、勉強机や書斎などしっかりした明るさが必要な場所には避けたほうがよいでしょう。

家族や友人みんなで過ごすリビングには、温白色もありです。電球色のような温かみと明るさを両立したナチュラルな光で、落ち着きのある柔らかな雰囲気を演出できます。

リビング以外でも、温かみはほしいものの電球色では暗く感じる場合にうってつけ。今まで電球色を使っていた部屋に明るさがほしいなら、温白色を試してください。

キッチンや洗面台の照明には、昼白色がぴったりです。自然光に近い色味なので料理やメイクの色がわかりやすいうえ、自然かつ活発な雰囲気を演出します。

あらゆる生活空間に馴染むので、ワンルームや仕事部屋などのメインライトに迷ったら昼白色を選ぶのもあり。洋服などは外で見たときと近い色味に見えるため、ウォークインクローゼットや姿見近くの照明にも向いています。

勉強部屋や書斎には、昼光色がうってつけです。青みがかかった白色でコントラストがはっきりするので文字が見やすく、集中力を高める効果も期待できます。

部屋のメインライトだけでなく、勉強机やリモートワーク用デスクのライトなど局所的な使い方にもよいでしょう。しかし、コントラストがはっきりするぶん目が疲れやすいので、リラックスしたいときや就寝前の時間には不向きです。

集中して作業したあとは、電球色など温かみのある明かりの部屋でリラックスしてください。また、過ごし方にあわせて、2つの光色に切り替えできるLED電球もおすすめです。