【徹底比較】カーペットコート用テニスシューズのおすすめ人気ランキング

シューズを選ぶ際は、目安として自分の足長（かかとからつま先までの長さ）よりプラス0.5cm、どんなに大きく見積もってもプラス1cm以内のサイズを選びましょう。

自分にぴったり合ったシューズを選ぶために、まず確認しなければいけないのが足長です。足の幅が広くてワイドめなシューズを履きたい人や、甲高でシューズの甲部分に余裕のあるシューズを履きたい人も、はじめは自分の足の長さがシューズにしっかり収まるかを確認してください。

また、サイズが大きめのシューズを選んでしまうと、テニスをしているときにシューズの中で足が動いて、サンダルのようにカパカパとして重い履き心地になることも。ケガにつながる恐れもあるので、できるだけ足にぴったり合ったサイズのものを選ぶことをおすすめします。

テニスシューズに表記されている、2E・3E・4Eは足幅の規格ではなく、親指の付け根から小指の付け根にかけてメジャーで1周測ったときの長さを表す、足囲の長さを表しています。そのため、足幅が広い自覚がある人でも2E・3E・4Eの表記はあくまで目安として参考にしましょう。

極端にいえば、2Eと表記されていても足幅が広くて甲が低いシューズがあったり、4Eと表記されていても足幅が狭くて甲が高いシューズがあったりもします。

「E」の表記だけを見てシューズを選んでしまうと、自分の足幅に合わない可能性があるので注意が必要です。自分の足囲の長さを把握したうえで「E」の規格を参考にし、足幅に合ったシューズを探してください。

テニスシューズはフィット感を考慮して、甲が低く設計されているものが多いです。そのため、甲高の人はアッパーが柔らかい素材でできているシューズを選ぶとよいでしょう。アッパーが柔らかいと甲が高くても足あたりがよく、フィット感がしっかりありますよ。

テニスのプレー中に、かかとが抜けやすく感じる人はシューズのかかと部分がV字型のものを検討してみましょう。

かかと部分がU字のシューズは、モニターから「動いているときにかかとが浮く感覚がある」や「かかとが脱げそうになる」といった意見が見られたので、足全体にしっかりとホールド感がほしい人はかかとがV字に近い構造かどうかを確認してみてくださいね。

初心者にはアッパー部分に「合成樹脂」を使用していない、「合成繊維」と「人工皮革」でつくられている柔らかいシューズがおすすめです。

合成樹脂を使用していないシューズは、履いた瞬間足に吸い付くようにフィットし、カーペットコート内で急ブレーキをかけたときも比較的滑らかな動きがしやすい傾向にあります。

その反面、踏ん張るときは足の力の調整が必要なうえ、左右に動くと動いた方向に体重が抜けると感じることもあるため、踏ん張りを重視したい人にはおすすめしません。

カーペットコートでのプレイに慣れてきた中級者〜上級者は、アッパーに「合成樹脂」を使用している硬いつくりのシューズを選ぶとよいでしょう。

合成樹脂を使用しているシューズは、全体的にがっしりしたつくりでホールド感を強く感じられるうえ、左右の動きに対しても安定感があります。自分で動きをコントロールして機敏なプレーをしたい人に向いています。

しかし、その硬さゆえに足へのフィット感がいまひとつで、つま先部分が圧迫される感覚があったり、直立した状態でも甲部分に違和感があったりと足に負担がかかる傾向があります。そのため、試着の際は自分の足に合っているか、しっかりとチェックすることが大切ですよ。