設営がしやすく地面より高い位置で眠れる、「テントコット」。地面からの冷気を防ぎ、テントが汚れにくいメリットがあります。ゆったりと眠れる2人用やバイクにも乗せられる軽量コンパクトなものなど種類が多く、どれを購入すればよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、テントコットのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。冬キャンプでの防寒対策もご紹介しているので参考にしてください。選び方を参考にお気に入りのテントコットを見つけましょう。
アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。 「.HYAKKEI」「CAMP HACK」「エンジョイ!マガジン」「価格.comマガジン」「LANTERN」などのwebメディアをはじめ、アウトドア系書籍や旅行雑誌などへの協力・執筆・寄稿多数。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
テントコットとは、簡易ベッドのようなコットの上に、テントをくっつけたキャンプ用品のこと。テントが地面と接しない高床式のため、地面からの冷えを予防できたり、テント底の汚れや破損の心配が少なかったりするメリットがあります。地面の凹凸が気にならないので、寝心地も快適です。
ペグを打たなくても自立し、地面の状態で設置場所を左右されないため、設営・撤収がスムーズにできる点も魅力。テント部分をフルクローズしてしまえば、虫の侵入を防ぎつつプライベート空間を作れます。
テントコットはキャンプでの使用はもちろん、川釣り・海釣り・ベランピング・スポーツ観戦などさまざまなアウトドアシーンで活躍。軽量なモデルが少ないデメリットはありますが、災害時のテントとしても使用できるため、持っておいて損はないアイテムです。
テントコットを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
テントコットを選ぶ際は、使用する人数に合わせて横幅のサイズを決めましょう。形状が一般的なテントと異なるため大人数が寝られるような広いサイズはなく、最大でも2人用しかありません。
ソロキャンプ・キャンプツーリングなど、1人で使用するなら横幅80cm前後をチョイス。横になっても多少の荷物を入れる余裕があり、川釣り・海釣り用としても向いています。
ファミリーキャンプやデイキャンプなど、2人で使うときは幅150cm以上を目安に選びましょう。ゆったりと横になりたい場合は、横幅に余裕を持たせるようにしてください。
急な天候の変化にも対応できるよう、耐水圧を忘れずにチェックしましょう。耐水圧が1,500~2,000mm程度あれば強い雨にも耐えられます。
テントコットには折りたたみ式と組み立て式の2種類がありますが、設営のしやすさを重視するなら折りたたみ式を選ぶとよいでしょう。折りたたみ式はテントとコットが一体となっているため、広げるだけで設営できます。使用後の撤収もスムーズに行えるため、キャンプ初心者にうってつけです。
組み立て式はポールやテントフレームの組み立てが必要になるので、折りたたみ式に比べて設営に時間がかかります。しかし、商品によってはテントとコットを別々に使用できるものがあるので、利用シーンに合わせて使い分けたい人は注目です。
テントコットの重さは、3kg前後の軽いタイプから20kg以上の重いものまでバラつきがあります。キャンプツーリングや川釣りなどで持ち運びやすいものがほしい人は、5kg前後の軽量タイプをチョイスしましょう。
携帯性を重視するなら、大きな持ち手のついた収納袋付きの商品がうってつけです。災害時用に持っておきたい場合は収納時のサイズを確認し、保管場所に置けるか事前にチェックしてください。
テント内で快適に過ごしたいなら便利な機能もチェックしましょう。内部にポケットがあればスマホやモバイルバッテリーなどの小物が入れられ、上部にフックがあるとランタンを吊るして夜も明るく過ごせます。
プライバシー確保や冬の防寒対策には、フルクローズできるものがおすすめです。窓と出入口すべて閉じれば人目を気にせず休憩や着替えができたり、風や冷気の侵入を防げたりします。メッシュ生地が大きく4面にあるものは、通気性がよいうえに虫除け効果が期待できるので、夏用をさがしている人は注目してみてください。
脚の長さを調整できる商品なら地面の凸凹が気になる場合は脚を伸ばし風が強いときは脚を短くするなど、状況に合わせて便利に使用できますよ。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||||||
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重量 | 設営方式 | 展開時の幅 | フライ耐水圧 | 展開時の高さ | 展開時の奥行 | 最大使用人数 | 入口 | 出入り口数 | メッシュスクリーン付き | ポケット付き | |||||
1 | ビーズ ドッペルギャンガー|バイクツーリングコットテント|DBT571-GY | ![]() | バイク乗りの人にぴったり!舗装された場所でも設営可能 | 5.1kg(コット:2.45kg/テント:2.35kg) | 組み立て式 | 約248cm | 2000mm | 約125cm | 約235cm | 1人 | フルクローズタイプ | 不明 | 不明 | 不明 | |
2 | Tangkula 2人用アウトドアキャンプテントコット|AM2810HM | ![]() | 防水性のある生地と耐荷重性グッドなフレームで、組み立ても楽々 | 50.5lb | 自立式 | 57in | 不明 | 71in | 76in | 2人 | フルクローズタイプ、オープンタイプ | 不明 | 不明 | 不明 | |
3 | MRG JAPAN TOBAU|コットテント|tobau-tent001 | ![]() | 雨でも使えて、通気性も確保!持ち運びしやすい1人向きサイズ | 約2kg | 組み立て式 | 約195cm | 4000mm | 約125cm | 約70cm | 1人 | フルクローズタイプ | 不明 | 不明 | 不明 | |
4 | DreamYS コットテント|JPSICYI490942 | ![]() | 強度のある生地と防水加工のフライシートが魅力!通気性もあり | 13kg | 自立式 | 80cm | 不明 | 120cm | 210cm | 1人 | オープンタイプ | 不明 | 不明 | 不明 | |
5 | 帝都産業 コンパクトテントコット|cot-tent-ca | ![]() | 携帯性のよい軽量設計で、設置楽々。気軽に楽しめるテントコット | 約4.1kg | 組み立て式 | 190cm | 不明 | 105cm | 110cm | 1人 | フルクローズタイプ、オープンタイプ | 不明 | 不明 | 不明 | |
6 | Kamp-rite コンパクトテントコット|OCTC443 | ![]() | フレームもテント生地も高耐久!1人でもスピーディーに設営 | 13kg | 自立式 | 84cm | 不明 | 102cm | 214cm | 1人 | フルクローズタイプ | 不明 | 不明 | 不明 | |
7 | カズミ(Kzm) NEWブラックコットテント|K8T3T016 | ![]() | 通気性グッドで紫外線は遮断できるデザイン。安定した構造設計も | 2.8kg | 組み立て式 | 200cm | 2000mm | 110cm | 75cm | 1人 | フルクローズタイプ、オープンタイプ | 不明 | 不明 | 不明 | |
8 | タンスのゲン ENDLESS BASE|1人用 コットテント|4440005703 | ![]() | ズレにくい設計で快適使用!オールシーズン使えるテントコット | 約3.25kg | 組み立て式 | 180cm | 2000mm | 120cm | 200cm | 1人 | オープンタイプ | 不明 | 不明 | 不明 | |
9 | ビップカーズエンタープライズ インスタント テントコット | ![]() | 長く愛用できる頑丈なスチールフレーム。簡単設営で雨の日も活躍 | 約12kg | 折り畳み式 | 約79cm | 不明 | 約130cm | 約199cm | 1人 | フルクローズタイプ | 不明 | 不明 | 不明 | |
10 | 格調美品 テントコット|hm76kk170 | ![]() | 日差しを防げて通気性もグッド!1人でも気軽に設営できる設計 | 不明 | 組み立て式 | 200cm | 不明 | 126cm | 80cm | 1人 | フルクローズタイプ、オープンタイプ | 不明 | 不明 | 不明 |
コンクリートでも前室が作れる自立構造で、舗装路での設営に配慮した安全設計が強み。気候にあわせてスカートは巻き上げでき、バイクに積載しやすいデザインに仕上がっています。圧迫感を感じさせない天井高であり、通気性と防水性を両立できる耐水圧2000mmの生地でできているのも魅力です。
重量 | 5.1kg(コット:2.45kg/テント:2.35kg) |
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設営方式 | 組み立て式 |
展開時の幅 | 約248cm |
フライ耐水圧 | 2000mm |
展開時の高さ | 約125cm |
展開時の奥行 | 約235cm |
最大使用人数 | 1人 |
入口 | フルクローズタイプ |
出入り口数 | 不明 |
メッシュスクリーン付き | 不明 |
ポケット付き | 不明 |
高密度ポリエステル生地により、厳しい天候に耐える防水性を備えています。183kgの高耐荷重な金属フレームを採用しており、組み立ても分解も簡単。寝袋2枚・エアマットレス1枚・空気注入式枕2こを含む、寝具のフルセットがついているのもグッドです。
重量 | 50.5lb |
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設営方式 | 自立式 |
展開時の幅 | 57in |
フライ耐水圧 | 不明 |
展開時の高さ | 71in |
展開時の奥行 | 76in |
最大使用人数 | 2人 |
入口 | フルクローズタイプ、オープンタイプ |
出入り口数 | 不明 |
メッシュスクリーン付き | 不明 |
ポケット付き | 不明 |
通気性のあるメッシュ窓を搭載したモデルで、テント生地には急な雨にも対応できるオックスフォードを採用しています。テントの中は約200×75cmほどと1人にちょうどいいスペースであり、折りたたみ式で持ち運びも楽々。4か所のベルトにより固定でき、ペグに通して固定することも可能です。
重量 | 約2kg |
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設営方式 | 組み立て式 |
展開時の幅 | 約195cm |
フライ耐水圧 | 4000mm |
展開時の高さ | 約125cm |
展開時の奥行 | 約70cm |
最大使用人数 | 1人 |
入口 | フルクローズタイプ |
出入り口数 | 不明 |
メッシュスクリーン付き | 不明 |
ポケット付き | 不明 |
耐久性のあるオックスフォード生地を使用しており、防水加工を施したフライシートの2重構造で雨天時にも活躍。内部にメッシュネットを採用することで、通風性を確保すると同時に、蚊などの害虫の侵入を防止できます。コンパクトにたたむことができ、テント収納バッグが付属しているので、持ち運ぶ際に便利です。
重量 | 13kg |
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設営方式 | 自立式 |
展開時の幅 | 80cm |
フライ耐水圧 | 不明 |
展開時の高さ | 120cm |
展開時の奥行 | 210cm |
最大使用人数 | 1人 |
入口 | オープンタイプ |
出入り口数 | 不明 |
メッシュスクリーン付き | 不明 |
ポケット付き | 不明 |
簡単に設置できる仕様で、フライシートには210T防水ポリエステル布を採用。各パーツは軽量なアルミ合金でできており、ベンチレーションやランタンホルダーがついているのもグッドです。専用キャリーバッグに入れれば長さ50cmほどになり、本体重量は4.1kgと軽量設計に仕上がっています。
重量 | 約4.1kg |
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設営方式 | 組み立て式 |
展開時の幅 | 190cm |
フライ耐水圧 | 不明 |
展開時の高さ | 105cm |
展開時の奥行 | 110cm |
最大使用人数 | 1人 |
入口 | フルクローズタイプ、オープンタイプ |
出入り口数 | 不明 |
メッシュスクリーン付き | 不明 |
ポケット付き | 不明 |
頑丈なグラスファイバーフレームにより、地上から約50cmの高さを実現しています。1人でもすばやく簡単にセットアップできる設計も魅力。生地には耐久性の高い190TPUナイロン・ジッパーには耐腐食性を備えたものを使用しています。
重量 | 13kg |
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設営方式 | 自立式 |
展開時の幅 | 84cm |
フライ耐水圧 | 不明 |
展開時の高さ | 102cm |
展開時の奥行 | 214cm |
最大使用人数 | 1人 |
入口 | フルクローズタイプ |
出入り口数 | 不明 |
メッシュスクリーン付き | 不明 |
ポケット付き | 不明 |
安定感のある構造設計が魅力で、2つのポールだけで手軽に設営できます。角度調整が可能なダブルキャノピーシステムを搭載しており、心地よい日陰も楽しめますよ。内部シルバーコーティングで外からの紫外線を遮断でき、4面メッシュウィンドウとベンチレーションにより快適に使用可能です。
重量 | 2.8kg |
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設営方式 | 組み立て式 |
展開時の幅 | 200cm |
フライ耐水圧 | 2000mm |
展開時の高さ | 110cm |
展開時の奥行 | 75cm |
最大使用人数 | 1人 |
入口 | フルクローズタイプ、オープンタイプ |
出入り口数 | 不明 |
メッシュスクリーン付き | 不明 |
ポケット付き | 不明 |
スカートダウン・ロールアップを使い分けることで、オールシーズン快適に活用。コットとテントがズレにくい仕様であり、UVカット・撥水の性能を備えた生地も魅力的です。ポールには強度が高く、柔軟性にも優れた7001アルミ合金を採用しています。
重量 | 約3.25kg |
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設営方式 | 組み立て式 |
展開時の幅 | 180cm |
フライ耐水圧 | 2000mm |
展開時の高さ | 120cm |
展開時の奥行 | 200cm |
最大使用人数 | 1人 |
入口 | オープンタイプ |
出入り口数 | 不明 |
メッシュスクリーン付き | 不明 |
ポケット付き | 不明 |
数分で簡単にセットアップでき、レインフライも付属しているので、急な悪天候に見舞われたとしても安心。ドア・窓・天井はメッシュタイプのため、通気性に優れ、虫の侵入もシャットアウトできます。丈夫で頑丈なスチールフレームを採用しており、テント内部には小物を収納できるポケットも搭載していますよ。
重量 | 約12kg |
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設営方式 | 折り畳み式 |
展開時の幅 | 約79cm |
フライ耐水圧 | 不明 |
展開時の高さ | 約130cm |
展開時の奥行 | 約199cm |
最大使用人数 | 1人 |
入口 | フルクローズタイプ |
出入り口数 | 不明 |
メッシュスクリーン付き | 不明 |
ポケット付き | 不明 |
ただし、テントとコットを別々に購入する手間や費用、耐久性を考慮するとテントコットを購入するほうがよいでしょう。
コット下に荷物を置いて空間を埋める方法もおすすめです。空気が入る隙間をなくせば、冷気による寒さを感じにくくなります。空間を埋めるのが面倒な人は脚の短いローコットだと地面との距離がせまく、冷気が溜りにくいので活用しましょう。
そのほかにも、シュラフカバーやインナーシュラフを使用する、湯たんぽや携帯カイロを活用するなどの対策があります。テントコット内が寒いと感じたら、寒さ対策をしっかり行って冬キャンプを楽しんでください。
設営しやすいテントを探しているなら、ワンポールやワンタッチタイプのテントもおすすめです。トンネル型テントは設営が簡単で居住空間も広く、快適に過ごせますよ。以下の記事でご紹介しているので、気になる人はあわせてチェックしてみてください。
1位: ビーズ|ドッペルギャンガー|バイクツーリングコットテント|DBT571-GY
2位: Tangkula|2人用アウトドアキャンプテントコット|AM2810HM
3位: MRG JAPAN|TOBAU|コットテント|tobau-tent001
4位: DreamYS|コットテント|JPSICYI490942
5位: 帝都産業 |コンパクトテントコット|cot-tent-ca
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