耐熱ガラス保存容器のおすすめ人気ランキング【2025年】

容器に保存した食材を電子レンジで温めたい場合は、120℃以上に対応したものを選びましょう。耐熱性が低いガラス容器だと、熱膨張によりひずみができて割れてしまう可能性があるためよく確認してください。

電子レンジに対応していれば、温めだけでなくパスタやカレーなどさまざまなアレンジメニューも作れます。料理の幅がぐっと広がるのはうれしいメリットといえますね。料理が余ったときも、そのまま冷蔵・冷凍庫に入れて保存可能。1週間分の常備菜をまとめて作り置きしたい人にもぴったりです。

商品説明に対応温度が記載されていないときは、「電子レンジ対応」と表記された商品を選んでください。

オーブン調理をしたい人は、作る料理に耐熱温度を合わせましょう。例えばケーキなら180℃、グラタンは200〜250℃が目安。最近ではカリッとしたピザや肉・魚料理をジューシーに仕上げる、300℃の高温オーブンもあります。いろいろな料理を作りたい人は、300℃以上に対応したものを選ぶようにしましょう。

熱々のできたて料理を、お皿に移すことなく食卓に置けるのもメリットです。大きなローストチキンを容器ごとテーブルに置けば、ゴージャスさを演出できます。また焼いたケーキをそのまま冷やしてデコレーションすると、パーティーにぴったりなデザートが完成しますよ。

「オーブン対応」と謳われていても、実際の耐熱温度は250℃～400℃以上と、商品によってかなり幅があります。高温調理したい人は商品説明を確認のうえ、耐熱温度の高いものを選んでください。

容器に入れた料理や食材を冷凍庫で保存したい人は、耐冷温度を確認しましょう。一般的な家庭用の冷凍庫は-18℃程度なので、この温度を下回る保存容器であればOKです。

ただし冷凍する場合は、汁物などの水分の多い食品を入れないよう注意してください。凍る過程で体積が増えて、ガラスが割れてしまう可能性があります。ご飯をいれる場合は、ガラスとご飯の間に空間ができるように冷凍するとよいですよ。

商品に耐冷温度が記載されていない場合は、「冷凍保存対応」と明示されているものを選ぶようにしましょう。

耐熱ガラス保存容器を選ぶときは、耐熱温度差もチェックしましょう。耐熱温度差とは、高温のガラスを急速に冷やしたときに割れない温度差のこと。消費者庁では、電子レンジ・オーブン用の耐熱ガラス製器具について、120℃以上の耐熱温度差が必要と定めています（参考：消費者庁）。

耐熱温度差が用途に合っていれば、冷蔵庫から出したおかずを温めたり、加熱した料理の粗熱を取ったりするときにも、熱衝撃による破損を防げます。商品を選ぶときは、忘れずチェックしてくださいね。

フタをサッとつけ外ししたい人には、2点ロックがおすすめです。フタの2が所にツメがついていて、忙しく調理しているときでもスムーズに開け閉めできます。

フタをつけたまま、電子レンジ加熱できる商品が多い点もメリット。ラップを使う必要がなく、庫内に油が飛んだりにおいがついたりするのも防げますよ。

密閉性は低めなものの、フルーツや野菜、余ったおかずなどを保存しておくのにぴったり。冷蔵庫から副菜や薬味などを取り出して、そのまま食卓に並べたいときにもスムーズに使えます。

高い密閉性を求めるなら、フタのフチにゴム製のパッキンがついたタイプを選びましょう。フタと容器が密着するため、カレーなどの汁気が多い料理も液漏れを気にせず保存できます。におい移りを防ぐ効果も高いので、香りの強い料理にも適しています。

また中身が空気や雑菌に触れにくいため、鮮度の低下を防いで長期保存しやすいのもうれしいポイントです。肉や魚など、新鮮さが大切な食材の保存にうってつけといえますね。

フタをしっかりと固定したい人は、4点でロックできるタイプがおすすめ。容器が揺れても中身がこぼれにくいため、お弁当箱として学校や職場にもって行ったり、アウトドアにBBQの食材を持ち運んだりするのも便利です。

料理や食材の傷みをできるだけ防ぎたいなら、バルブつきを検討しましょう。バルブを押すとフタの密閉性がアップして、保存した食品を新鮮に保ちます。またバルブを上げれば、フタをしたまま電子レンジにかけられる点も魅力です。

より高い密閉力が必要なら、真空コンテナにも注目してください。専用の真空ポンプで空気を抜いて、真空に近い環境で食材をキープ。酸化や湿気の防止に効果的ですよ。食材に味が入りやすくなるためマリネを作ったり、下味をつけたりするのにも役立ちます。

耐熱ガラス容器の形状は、大きく分けて角形・丸型・キャニスターの3種類。角形は長方形と正方形があります。長方形は長さがあるため、大きめな食材の温め・調理・保存にぴったり。

一方正方形は開口部の面積が狭いため空気の影響を受けにくく、長期保存に向いています。例えば刻んだネギやミョウガ、果物などをフレッシュに保ちたいときに活躍しますよ。

また丸形は加熱ムラが少なく、料理全体を均一に温められるのがメリット。カレーなどを電子レンジで温めなおすのにぴったりといえますね。スポンジが全体に届きやすく、簡単に洗えるのも利点です。小鉢のような形状なので、器としてそのまま食卓に出してもおしゃれです。

筒型のキャニスタータイプは、味噌や塩麹など発酵食品の調理・保存に向いています。耐熱性があるため、熱湯消毒できるのがポイント。梅酒やピクルスなど、さまざまな保存食づくりに活用できます。

冷蔵・冷凍庫をすっきりさせたい人は、スタッキングできる保存容器がおすすめです。積み重ねやすい形状で、スペースを無駄なく使えます。重ねたときの見た目がきれいなので、きっちり整頓したい人にもぴったりでしょう。

特にフタのフチが高く作られた商品は、重ねたときにぐらつきにくくておすすめ。安定感があるため、パスタソースや煮浸しなど、こぼしたくない料理を保存するのに便利です。バーベキューやホームパーティーに食材を運ぶときも、保冷バッグにも詰め込みやすいですよ。

容器のサイズは、中に入れる料理の量に応じて選びましょう。例えば茶碗1杯分のご飯を入れるなら、250mL前後のものがぴったり。反対に大人数用のグラタンやパエリアなどを調理するときは、1000mL前後のものが活躍します。

普段から少量の薬味・おかずの残り・オーブン料理などさまざまなものを保存する場合は、複数の大きさを揃えておくと便利。メーカーによってはサイズ違いのセット商品を販売しているので、キッチンアイテムの統一感を出したい人は検討してみましょう。

食器棚の中をすっきり整理したい人は、大きい容器に小さい容器を収納できる入れ子タイプに注目。大小の容器が一度にそろい、使わないときはコンパクトにまとめておけますよ。