口内炎の炎症や刺激を和らげる、口内炎パッチ。大正製薬をはじめ、さまざまな製薬メーカーから販売されている貼り薬です。しかし、口内炎パッチ大正A・口内炎パッチ大正クイックケアなど似ている商品があり、何をポイントに選ぶべきか迷う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、口内炎パッチのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。後半では、口内炎パッチをつけたまま食事してもよいのか、つけたまま寝るのは問題がないのかなど、多くの人が気になる点も解説。うまく貼るためのコツもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
現役薬剤師。6年制の薬学部を卒業後、大学病院の薬剤師として勤務していた。m3のメディアで薬剤師ブロガーとしても活躍。月刊誌「ドラッグマガジン」にて特集される。その後、株式会社yakuromaを設立し、現在は調剤薬局に勤務する傍ら、複業として医療従事者だけでなく一般の方に対してもさまざまなサービスを提供中。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
口内炎パッチとは口内炎の治療薬の一種で、薬剤を含んだシールを直接患部に貼って使用します。付着力があるので唾液で流れにくく、効果的に治療できるのが特徴です。食事中に飲食物が患部に触れたり、歯が当たったりすることによる刺激からガードし、口内炎の絆創膏代わりとしても活躍します。
通常、口内炎パッチは患部が小さい場合の使用にぴったり。とくに唇の裏や頬の内側などに口内炎ができた場合は、パッチで保護するのがおすすめです。口の奥のように貼りにくい場所にできたときは、塗り薬も合わせて使用するとよいでしょう。
口内炎パッチには、溶けるものと溶けないものがあり、使う状況に合わせて選べるのもポイント。商品により厚さや味・ニオイの有無などが違い、貼り心地もさまざまです。口内炎ができたらパッチを使い、早めにケアしましょう。パッチ以外も検討したい人は、以下のコンテンツもあわせて参考にしてください。
口内炎パッチを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
口内炎パッチは、商品によって含まれている成分が異なります。自分の症状に合わせてぴったりの成分が含まれたものを選びましょう。
炎症がひどい場合は、ステロイド系をチェックしましょう。口内炎パッチには、トリアムシノロンアセトニドというステロイド成分が使用されています。炎症をしずめる作用があり、即効性にすぐれているのが特徴。ステロイド系は、赤くふちどられた白っぽい潰瘍ができるアフタ性口内炎の使用におすすめです。
なお、ウイルス性やカンジダ性の口内炎の場合、ステロイド系を使うと口腔内粘膜の免疫低下の原因になる可能性があります。使い方を間違うと、症状が悪化するおそれがあるので注意してください。アフタ性口内炎以外の可能性があるなら、非ステロイド系の薬を使うか、病院で受診しましょう。
口内炎の炎症がおさまってきた場合は、非ステロイド系がぴったりです。口内炎パッチに使われる非ステロイド系の主な成分は、シコンエキスやグリチルレチン酸など。シコンエキスは、患部の炎症を抑え傷口が早く治るようサポートする働きがあります。グリチルレチン酸は、抗炎症作用のある成分です。
非ステロイド系は、ステロイド成分の使用に抵抗がある人や、口内炎ができやすく繰り返し使いたい人におすすめ。市販薬では、大正製薬の「口内炎パッチ大正A」が非ステロイド系です。濃い赤色のパッチで、1日に最大4回程度使えます。パッチのはがれが心配な人や、はじめて使う人も試しやすいでしょう。
口内炎パッチには、溶けるものと溶けないものの2種類があります。使い方に合わせてどちらにするか決めましょう。
シーンを選ばず使いたい人は、溶けるタイプを選びましょう。貼ってしばらく経つと自然と溶けてなくなるため、放置したままですむのがメリットです。はがす手間がかからず、外出中や仕事中に使いたいときも重宝します。食事のときだけパッチを貼り、患部を保護したいときにもおすすめです。
溶けるタイプの口内炎パッチを使いたい人は、第一三共の「トラフルダイレクトa」をチェックしてください。付着したあと、30分〜1時間程度で溶けてなくなります。わずか0.16mmの薄さで、違和感なくつけられることもポイント。1枚ずつ個包装されているため、外出時に持ち歩きたい人にもおすすめです。
成分を長く患部にとどめたい人は、溶けないタイプがおすすめです。貼りっぱなしでも唾液や飲食物などによりパッチが溶ける心配がなく、効果を持続させやすいメリットがあります。長時間患部をカバーでき、刺激をブロックしやすい点もポイント。何度も貼り直す必要もありません。
溶けないパッチは時間が経つと自然にはがれるものがほとんどなので、無理にはがすのはやめましょう。はがれたパッチは飲み込まないように注意し、貼り直さずに捨てるのが基本です。できるだけパッチを長くとどめたいなら、舌で触ったり食べものが当たったりしないよう気をつけてください。
触れたときの違和感を抑えたい人は、薄めのパッチを選びましょう。0.2mmほどのパッチが多く、舌が当たったときも気になりにくいのが利点です。薄めのパッチなら、食事や会話中の引っかかりが軽減され、違和感を覚えるタイミングも少なくなります。
一方、患部にじっくりと成分を浸透させたいなら、0.2mm以上の厚みがあるパッチに注目してください。付着時間が長く、しっかり患部を保護できます。物理的刺激から患部を守る層と、付着力に優れた層でできた二重構造のパッチもあるのでチェックしましょう。
味・ニオイに敏感なら、無味無臭タイプをチョイス。薬剤っぽい味や香料がないため、不快に感じにくいメリットがあります。口内炎ができても痛みを気にせず食事をとりたい人におすすめです。購入時は事前に口コミやレビューを確認しておくとよいでしょう。
子どもへの使用を考えている場合は、対象年齢の確認が必須です。口内炎パッチは、5才以上であれば使える商品が多く見られます。5才未満だと、あやまって飲み込んだ場合に気道に詰まる恐れがあるため注意してください。小さい子どもに使う際は、スプレーやシロップなど子ども用の口内炎治療薬を検討しましょう。
口内炎を繰り返す人は、大容量の商品をチェックしましょう。口内炎パッチはすぐにはがれて無駄になる可能性もあるため、枚数は多いほうがベターです。大容量の商品のなかには、1枚あたり約85円ほどの安価なものもあります。
1箱あたり10枚程度の商品がほとんどですが、なかには1箱20枚以上入っている商品もあるので探してみてください。通常よりも多くのパッチが入っているものは、1枚あたりの価格が安くなる傾向があります。何箱かセットで購入できることもあるので、価格と量のバランスを考慮して自分にぴったりの商品を選びましょう。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||
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分類 | タイプ | 内容量 | セルフメディケーション税制対象商品 | 有効成分 | ステロイド配合 | 対象年齢 | |||||
1 | 大正製薬 口内炎パッチ大正A | ![]() | 貼っていることを忘れてしまいそうな薄さが魅力 | 第3類医薬品 | 貼るタイプ | 10枚(パッチ) | シコンエキス、グリチルレチン酸 | 5歳以上 | |||
2 | 第一三共ヘルスケア トラフルダイレクトa | ![]() | つらい口内炎に、貼る抗炎症成分 | 指定第2類医薬品 | 貼るタイプ | 12枚×5 | 抗炎症成分、ステロイド、トリアムシノロンアセトニド | 5歳以上 | |||
3 | 大正製薬 口内炎パッチ大正クイックケア | ![]() | ステロイド成分配合。口内炎をしっかりカバー | 指定第2類医薬品 | 貼るタイプ | 10枚(パッチ) | トリアムシノロンアセトニド | 5歳以上 | |||
4 | 第一三共ヘルスケア トラフルダイレクトa | ![]() | つらい口内炎に、貼る抗炎症成分 | 指定第2類医薬品 | 貼るタイプ | 24枚×2 | 抗炎症成分、ステロイド、トリアムシノロンアセトニド | 5歳以上 | |||
5 | 佐藤製薬 アフタッチA | ![]() | 患部に貼りやすく剥がす手間も不要 | 指定第2類医薬品 | 貼るタイプ | 10錠 | トリアムシノロンアセトニド | 5歳以上 | |||
6 | 第一三共ヘルスケア トラフルダイレクトa | ![]() | 抗炎症成分トリアムシノロンアセトニドを配合 | 指定第2類医薬品 | 貼るタイプ | 12枚×2 | 抗炎症成分、ステロイド、トリアムシノロンアセトニド | 5歳以上 | |||
7 | 第一三共ヘルスケア トラフル ダイレクト | ![]() | つらい口内炎に、貼る抗炎症成分 | 指定第2類医薬品 | 貼るタイプ | 12枚×2 | 不明 | 抗炎症成分、ステロイド、トリアムシノロンアセトニド | 5歳以上 |
口内炎パッチをうまく付着させるには、貼る前にテッシュペーパーやガーゼなどで患部の唾液を拭きとるのがポイントです。あらかじめ水分を拭いておくことで患部に密着しやすくなり、すぐに剥がれるのを防ぎやすくなります。
水分を拭きとったら清潔な手でパッチをとり、患部を指先で数秒間ほど押さえるようにして貼ってください。うまく貼りつかない場合は、押さえる時間をより長くおさえるのがおすすめです。周囲までしっかりおさえるように貼りましょう。
貼りつけたあとは位置がずれることがあるため、数分間は舌でふれないように注意。貼った直後の飲食も可能な限り控えましょう。使用後は無理にはがすと悪化する恐れがあるので、溶けるまで待つか自然にはがれるのを待つようにしてください。
口内炎パッチの多くは、つけたまま食事が可能です。口内炎パッチの主な成分はセルロース類(繊維成分)なので、あやまって飲み込んでしまった場合も消化されずに体外に排出されます。理想は食後に使うのが望ましいものの、痛くて食事ができない場合は、食前に使用するのもよいでしょう。
口内炎パッチは、就寝前につけても問題はありません。寝るときは口を使わないため、就寝前の使用を推奨するメーカーもあります。使用方法はメーカによって異なるので、パッケージ裏の説明などをしっかり確認しておきましょう。
口内炎対策をするためには、うがい薬もあわせて使ってみてください。うがい薬は、口腔内の殺菌や炎症をおさえる商品も多く販売されています。以下のコンテンツで詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
1位: 大正製薬|口内炎パッチ大正A
2位: 第一三共ヘルスケア|トラフルダイレクトa
3位: 大正製薬|口内炎パッチ大正クイックケア
4位: 第一三共ヘルスケア|トラフルダイレクトa
5位: 佐藤製薬|アフタッチA
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