【徹底比較】プチプラクッションファンデのおすすめ人気ランキング

無印良品の「薬用 UVクッションファンデーション」は、毛穴の凹凸をつるんと隠せる、マット系のファンデーションがほしい人におすすめです。塗布前後で目立つ毛穴の数を比較すると、62%も減少していました。毛穴を隠してフラットな仕上がりが目指せます。美白・シワ改善有効成分としてナイアシンアミドを配合しており、医薬部外品から選びたい人にもよいでしょう。

塗布から8時間経過後も大きな崩れは目立たず、とくに乾燥崩れに強い結果に。使用したモニターからは「時間が経ってもうるおい感があり、カサつかなかった」という声が挙がっています。皮脂崩れもある程度抑えられましたが「Tゾーンと鼻周りのテカリが気になる」という声もあったので、普段テカリやすい人は注意しましょう。厚塗り感も目立つほどではなく、ナチュラルな仕上がり。一部のモニターからは「重ねると厚塗りに見える」という声もあったので、好みの仕上がりに応じて塗る量を調整してください。

香りはほとんどなく、においに敏感な人も使いやすい印象。容器は小さくて軽いので持ち歩きにも便利でしょう。ただし、フタの開閉がしにくく感じた人も。パフは硬めで丸い形状なので、細かい部分に使いにくい点もネックです。

シミカバー力も低く、目立つシミの数の減少率は17%にとどまりました。また、カラー展開が3色と少なめなのも気になる点です。とはいえ安く店舗も多いブランドなので、肌色に合うカラーがあり、シミより毛穴をカバーしたい人なら検討してもよいでしょう。

INTEGRATEの「プロフィニッシュクッション」は、毛穴レスのツヤ肌に仕上げたい人におすすめ。目立つ毛穴の数は塗布前と比べて65%も減少し、毛穴をカバーしながらみずみずしくツヤ感のある仕上がりになりました。

CEZANNEの「クッションファンデーション」は、5種類の保湿成分と高保湿オイルを配合した商品。重ねても厚塗りになりにくく、まるで肌が内側からうるおっているかのようなツヤ肌に仕上がると謳っています。

この商品の大きな強みは、厚塗り感がほとんどなく自然な素肌のように見える点。塗布前後の肌の状態をVISIAで測定したところ、薄づきながら目立つ毛穴の数は56%減少した一方、濃いシミは隠しきれずシミの数はわずか9%の減少にとどまりました。肌のアラをしっかりと隠し端正な肌に仕上げたい人には不向きな印象です。

肌に塗って8時間過ごし崩れにくさを検証したところ、薄づきのためか激しい崩れは見られず、おおむねよい結果に。モニターからは「皮脂と混ざってヨレることなくきれいな仕上がりが持続した」「多少毛穴落ちがあったものの汚く崩れなかった」との声が挙がったため、皮脂による崩れが気になる夏場の使用に向いています。

実際に使ってみると、軽くて手軽に持ち運べるのはうれしいポイントですが、フタが緩く鏡部分が固定できないのがやや気になります。鏡が後ろに倒れやすいため、外出時に付属の鏡で化粧直しをする人は少し不便に感じるでしょう。付属のパフは雫型で小鼻周りや目元にもフィットし、塗り残しを防げます。

KISSME FERMEの「クッションワンダーラストSP」は、余分なテカリをブロックしながら、表情の動きにもヨレにくく美しい仕上がりを長時間キープすると謳う商品。軽いつけ心地なのに毛穴・くすみ・色ムラをきちんとカバーし、上品なセミツヤ肌に仕上げるといいます。

カバー力の検証では、毛穴の凹凸はおおむねカバーできたものの、シミカバー力がいまひとつ。塗布前後の肌の状態をVISIAで測定したところ、目立つ毛穴の数は56%減少しましたが、シミの数は20%減少にとどまりました。また、薄づきだからといって重ねると厚ぼったく見えやすい点に注意。全体は薄めに仕上げ、肌のアラが気になる部分にだけコンシーラーを重ねることでナチュラルな肌に仕上がるでしょう。

肌に塗って8時間過ごしてみると、激しいヨレは見られませんでした。モニターからは「普段から乾燥しやすい肌でもボソボソと浮いていなかった」「時間が経つと少し落ちてしまったが、お直ししたいほどではない」との声が挙がりました。ただし、一部のモニターからは「少しテカリが気になった」とのコメントもあったため、気になる場合はティッシュオフをしてくださいね。

実際に使ってみると、メッシュタイプのクッションで、1回パフを押し当てるだけでファンデーションが多く取れる点が使いにくく感じました。そのまま肌に塗るとムラになりやすいため、手の甲やティッシュで余分なファンデーションを落としてから塗るのがよいでしょう。付属のパフはもっちりと弾力がありやさしい肌触り。雫型で目元や口元などの細かいパーツにも塗りやすいのが魅力です。

MAQuillAGEの「ドラマティッククッションジェリー」は、リキッドファンデーションを丸ごと固めたジェリー状のファンデーション。ジェリー膜が肌にピタッと密着し、時間が経っても崩れにくく仕上がりをキープできると謳っています。

一般的なクッションファンデーションと異なりクッションがジェリー状のため一見濃くつきそうに思いますが、実際につけてみると素肌感のある仕上がりに。重ねてもメリハリのない印象になりにくいため、透け感のある均一な肌に仕上げたい人におすすめです。塗布後の肌の状態をVISIAで測定すると、薄づきながら目立つ毛穴の数は55%減少しました。一方、シミは10%しか減少せず物足りない結果に。肌のアラがあまり気にならず、色で補正するのではなく、ツヤをプラスしてハリのある肌に仕上げたいという人におすすめ。

実際に使ってみると、リキッドファンデーションをジェル状に固めた仕様で、薄くムラなく塗れる点で高評価に。パフは雫型になっており、先端の尖っている箇所で小鼻や目元などの細かいパーツに塗りやすいのがうれしいポイントです。

一方、崩れにくさの検証では、みずみずしいテクスチャながら激しいヨレは見られませんでした。ただし、一部のモニターからは「時間が経つと目の下や口元がカサついた」との声が挙がったため、乾燥肌の人はしっかりと保湿をしてから使ってくださいね。

「&be クッションファンデーション」は、ヘアメイクアップアーティスト河北裕介プロデュースの商品。肌のくすみや毛穴をカバーし自然なツヤと陶器のようななめらかな質感に仕上げると謳っています。

この商品の強みは、時間が経っても崩れにくい点。モニターからは「皮脂でドロッとよれていない」「不快なベタつきはなく、きれいなツヤ肌をキープできた」との声が挙がったため、「ツヤタイプのファンデーションを使いたいけれど、崩れそうで避けている」という人におすすめです。

肌に塗布しカバー力を見てみると、毛穴の凹凸に対するカバー力はよいものの、シミはあまり隠れませんでした。VISIAで肌の状態を測定し塗布前と比較すると、目立つ毛穴の数は51%減少しましたが、シミの数は15%しか減少しなかったため、肌の色ムラが気になる場合はコンシーラーを併用してくださいね。

実際に使ってみると、パフを一度クッションに押し当てるだけではあまりファンデーションがついていないように見えたため、何度も押しつけがちに。何度も押しつけることでファンデーションが適量以上に取れてしまい、肌にベタッとついて厚塗りになりました。一見量が少ないように見えても、実は1回押しつけるだけで十分な量がパフに染み込んでいるため、つけすぎに注意すれば厚塗り感なくナチュラルな肌に仕上がりますよ。

SANA 毛穴パテ職人の「ポアレス クッションファンデーション」は、お直し用として持ち歩けるものがほしいなら候補に入る商品です。ケースがコンパクトで軽いため、持ち運びに便利。雫型のパフは細かい部分にも塗りやすく、モニターからは「目や鼻のキワにも塗りやすい」「肌あたりがモチモチで心地よい」という声が寄せられています。ほとんど香りがなく好みも分かれにくいでしょう。

ツヤのある仕上がりで、重ね塗りをしても厚塗りに見えにくいのがメリット。若干の乾燥感が気になる人がいたものの、実際に肌に塗ったモニターからは「みずみずしい印象の肌に仕上がる」というコメントが挙がっています。

毛穴のカバー力はまずまずの評価に。塗布前後を比較したところ、目立つ毛穴の数は55％減少しており、一定のカバー力が期待できます。しかし、目立つシミの数の減少率は17％と低く、色ムラのカバーには不向き。隙のない肌に仕上げるにはコンシーラーが必要でしょう。

乾燥崩れには比較的強く、時間が経つと部分的な粉吹きを訴えた人もいたものの「カサカサ感は気にならず、時間が経っても崩れていなかった」という声が多数。一方、皮脂崩れしやすく「眉間と鼻まわりは毛穴落ちした」と、Tゾーンの毛穴落ちを指摘する声が目立ちました。

総合力には劣るものの、お直し用として手軽に使えるものを探している人なら検討してもよいでしょう。

「APLIN ピンクティーツリーカバークッション」は、長時間の化粧持ちを謳うクッションファンデーション。ティーツリーやシカなどの整肌成分を配合し、美容液を塗ったような水分たっぷりの肌が長時間続くといいます。

毛穴カバー力・シミカバー力の検証では、いまひとつの結果に。塗布前後の肌の状態をVISIAで測定したところ、目立つ毛穴の数は44%減少、シミの数は29%の減少にとどまったため、肌悩みが気になる人には不向きといえます。また、カバー力が低いからといって重ねると厚塗りに見えやすいのも気になるところ。重ねるほどに隠蔽感が増し肌が老けたように見えるため、大人肌にはおすすめしません。

ファンデーションを塗布して8時間過ごし崩れにくさを検証したところ、時間が経っても仕上がりをキープできたのは魅力。モニターからは「皮脂と混ざってファンデーションがヨレず仕上がりが持続した」「やや毛穴落ちが見られたが指でなじませれば気にならない程度だった」との声が挙がったため、なかなかお直しできない日に向いています。

パフを押し当てると1回で多めにファンデーションがつくため、そのまま肌にのせるとムラになりやすいのも気になります。内蓋の裏はツルツルタイプでファンデーションを落とす面がついていないため、手の甲で量を調整してからつけてくださいね。

CANMAKEの「フィットグロウクッション」は、プチプラで厚塗りに見えにくいクッションファンデがほしい人におすすめ。ただし、検証では目立つ毛穴は44%・目立つシミは19%の減少にとどまったため、ハイカバーを求める人には不向きです。

塗布後時間が経過すると、乾燥による激しい崩れは見られなかったものの、皮脂崩れは多少見られました。モニターからは「時間が経過すると皮脂ヨレが気になった」との声が挙がったため、脂性肌の人はティッシュオフしたりフェイスパウダーを重ねたりとお直しをするのがよいでしょう。

厚塗り感のなさは高評価で、モニターからは「重ね塗りしても厚塗りに見えにくい」と好評。薄いパフですが、肌あたりが柔らかい点は好印象です。容器はコンパクトかつ軽量で、ポーチに入れて持ち運ぶ際も便利でしょう。

毛穴・シミのカバー力は物足りませんが、厚塗り感のないプチプラクッションファンデがほしい人には選択肢になります。

KATEの「カラー＆カバークッション」は、肌悩みが少ない人なら候補に入る商品です。かなり薄づきの仕上がりで、カバー力は低め。塗布前後を比べたところ、目立つシミの数は14％、目立つ毛穴の数は49％しか減少しませんでした。

使用感の検証ではおおむねよい結果に。丸型のパフは細かい部分に塗りづらいものの、「肌あたりがよい」というポジティブな声も多くありました。一方、厚塗り感のなさの検証では、ツヤ感が控えめで、一部のモニターからは「粉っぽく仕上がった」という指摘も。みずみずしいツヤ肌に仕上げたい人には物足りない印象です。

肌に塗って崩れにくさを検証したところ、モニターからは「Tゾーンが大きく崩れた」「目元のパサつきが気になった」という声も挙がったため、仕上がりを長時間キープしたい人は下地を工夫する必要があるでしょう。

総合的にみて、カバー力が低いうえに粉っぽく見えやすい点はやはり気になるところ。肌悩みをきれいに隠したいなら、ほかのクッションファンデーションも検討してみてくださいね。

REVLON COLORSTAYの「クッション ロングウェア ファンデーション」は、極薄のフィルム膜が肌にピタッと密着し崩れにくいと謳う商品。皮脂コントロールパウダーが水分と油分のバランスを整え、仕上がりをキープするといいます。

肌に塗って仕上がりを見ると、マットな仕上がりで厚塗りに見えやすい点で低評価に。また、カバー力も低く、塗布前後の肌の状態をVISIAで測定したところ、目立つ毛穴の数は49%、シミの数は26%の減少にとどまりました。カバー力が低いからといって重ねると厚塗り感が増すため、カバー力が高いファンデーションを求めている人には不向きです。

崩れにくさの検証でも評価が伸び悩みました。モニターからは「時間が経つとテカリやベタつきが気になった」「小鼻周りがヨレて汚く見えた」との声が挙がったため、朝の仕上がりをキープするにはこまめなお直しが必要でしょう。

実際に使ってみると、丸型のパフで角がなく細かい箇所には塗りにくいのが難点。また、「薄くてペタペタとした肌あたりが気になる」という声も挙がったため、パフの使い心地のよさを求める人には向きません。また、日焼け止めのようなケミカルなにおいがするため、においに敏感な人は注意してくださいね。