木目を活かしたツヤのある仕上がりが特徴の、オイルステイン。ウォルナットやチークなど好みの色に塗装できるオイルステインは、家具や木工品の仕上げにぴったりです。とはいえ色のバリエーションが多く、ニス入りや防腐剤入りのものもあるため、どれを選ぶべきか迷いますよね。
そこで今回は、オイルステインのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。水性ステインやニスとの違いなども解説。目的に合ったオイルステインを見つけて、思いどおりの色や質感に仕上げましょう。
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オイルステインとは、木目を残したまま着色できる油性ステイン塗料のこと。木材をコーティングするペンキやニスと違い、木材に染み込んで着色するのが特徴です。濡れたようなツヤが魅力で、高級感やあたたかみのある仕上がりを求める人にぴったり。木製家具のほか、屋外にあるウッドデッキなどにも使用可能です。
ステイン塗料には、マットな質感が特徴の水性ステインもあります。ニオイが控えめで水で薄められる水性は、室内で作業したい人や扱いやすさを優先したい人向き。ニオイはあってもツヤ感や耐久性を重視するなら、木材への密着度が高いオイルステインがおすすめです。
オイルステインを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
オイルステインは、ウォルナットやケヤキなどのブラウン系のほか、カラフルな色やクリア系など色の種類がたくさんあります。どんな雰囲気に仕上げたいのか、イメージに合わせて好みの色を選びましょう。
落ち着いた色味が好みなら、ブラウン系をチョイス。木目と相性がよいため、初心者にもぴったりです。重ね塗りしながら好みの風合いを目指せるのもオイルステインならでは。同じ名前の色でもメーカーによって仕上がりが異なるため、商品ページなどにある色見本も参考に、イメージに近いものを選びましょう。
ひとくちにブラウン系といっても、メープルや欅(けやき)などの薄い色から、中間色のチークやオーク、ウォルナットやマホガニーなどの暗い色までバリエーションは豊富。ナチュラルな雰囲気が好みならオーク、重厚感や高級感を出したいならウォルナットなど、好みのテイストに合わせて選ぶのがポイントです。
シックな印象を与えたいときは、黒・白・グレーがおすすめです。オイルステインは木目が見える状態で着色されるため、ペンキの黒や白とはひと味違う雰囲気を楽しめるのが魅力。モダンテイストなら黒、シャビーシックなら白やグレーなど、インテリアに合わせて選ぶと失敗が少ないでしょう。
また、ポップな雰囲気が好きな人は、緑・赤・黄色など鮮やかな色にも注目してください。やさしい色味もそろう水性ステインに比べると、オイルステインは鮮やかではっきりした色が多め。重ね塗りすれば色を濃くできますが、色見本に近い仕上がりを求めるなら、できるだけ薄い色の木材を使うのがポイントです。
木材本来の色合いをそのまま活かしたいなら、無色のクリア系を選びましょう。木目を活かしつつ深いツヤ感が出せるので、風合いが気に入っているときや、自然な木目を楽しみたいときに活躍。ナチュラルなインテリアに合わせたい家具の塗装にも向いています。
耐候性が高いものは、ウッドデッキやフェンスなど屋外に設置した木材にも使用可能です。なかには撥水できるものや防腐剤入りのものなどもあるため、オイルステインを使ったうえで仕上げ材などで保護すれば、屋外でもきれいな状態が長持ちします。
仕上げ材を塗るのが面倒なときは、ニス入りを選ぶのもあり。一般的なオイルステインは、木材を保護するためニスなどの仕上げ材を塗る必要があります。ニス入りなら作業時間が短縮できるのはもちろん、ニスを準備する手間も省けるのがメリット。仕上げ材と同様の働きも兼ねていると謳う商品を選びましょう。
ただし、ニスなしのオイルステインと比べるとムラになりやすく、二度塗りしにくいというデメリットもあります。広い面積を塗るには扱いが難しいため、ムラが目立たない小物類への塗装向き。大きな家具やフローリングなど、重ね塗りを前提としたものへの塗装には、ニスなしのオイルステインのほうがおすすめです。
屋内で作業するならニオイの少ない水性オイルステインを、屋外用なら防腐剤や防カビ成分を含むものを選ぶなど、塗るものに合わせたタイプをチェック。用途や使用環境を考えて選び分けましょう。
屋内でのDIYでニオイが気になる場合は、水性オイルステインに注目しましょう。水性オイルステインとは、オイルステインのように仕上がる水性ステインのこと。オイルステインに比べてニオイがきつくないため、屋外で作業できないときに便利です。
水性でありながら深いツヤ感が出せるのが、水性オイルステインの強み。水性なので、水で薄めたり作業後の刷毛を水で洗い流せたりと、扱いやすいのも魅力です。なかには、木の食器に使える商品などもあるため、用途に合わせてチェックしてみましょう。
屋外用の塗装に使うなら、防腐剤や防カビ成分入りの塗料がベター。とくに、ウッドデッキやフェンスなど長期間にわたって雨や日光にさらされる場所に設置するものは、保護性能の高いオイルステインで劣化を防ぐとよいでしょう。定期的なメンテナンス用としても活用できます。
UVカット効果が期待できる商品は、紫外線による色あせを防止したいときに便利。ほかにも、防虫剤入りや撥水効果を高めるものなど、機能性はさまざまです。ただし、防腐剤などが入った商品のなかには発色が悪いものもあるため、塗布するものや設置場所に合わせて使い分けましょう。
子どもやペットが触れるものには、安全性に配慮された塗料を選びましょう。赤ちゃんが誤って舐めたり素手で触ったりすることも想定されるなら、自然由来のものや、おもちゃと同様の厳しい安全基準をクリアしたものがおすすめ。ただし、自然由来と謳った商品のなかには、定義があいまいなものもあるので注意が必要です。
具体的には、食品にも適用される「食品衛生法適合品」などの明記がある商品をチェック(参考:厚生労働省)。日本ではドイツメーカーの塗料も広く出回っていますが、EU規格「DIN EN 71-Part3」のように、接触や誤飲による健康への影響を調べる溶出試験に合格したものを選ぶようにしましょう。
常温での使用を想定した基準の場合、使用状況によっては安全基準の適合数値を外れる場合もあります。メーカーの公式サイトなどをしっかり確認してから塗布することが大切です。
オイルステインの内容量は、必要な量より少し多めを選ぶのがポイント。必要量は、商品ページなどに記載された使用面積を目安にできます。重ね塗りや補修用に必要な量も考慮して、少し余裕のある容量を選ぶようにしましょう。
余った場合は1年程度なら保管できることが多いものの、一度開封したものは長期間の保管で品質が劣化する場合もあります。とくに、UVカットなどさまざまな機能性があるものは、十分な効果を発揮できなくなる可能性も。保管期間が明記されていない商品も多いため、早めに使いきれる量を購入することが大切です。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
内容量 | 種類 | ニス入り | 食品衛生法20号適合 | |||||
1 | カンペハピオ 油性木部保護塗料 | ![]() | 木目を生かして半透明に仕上がる屋外向け塗料 | 14L | 油性 | 不明 | ||
2 | アサヒペン 水性ステイン | ![]() | 上塗りなしで仕上げが可能で、浸透性に優れた水性ステイン | 1L | 水性 | |||
3 | 和信ペイント 水性オイルステイン | ![]() | においを気にせずマットな仕上がりを求める人に | 0.7L | 水性 | |||
4 | ニッペホームプロダクツ WOOD LOVE|オイルステイン | ![]() | 木材へしっかり浸透!選べる小容量は小物の塗装に便利 | 250mL | 油性 | |||
5 | 和信ペイント オイルステイン|w12-0085 | ![]() | 日焼けしにくい顔料系の着色剤を使用。塗料を入れる容器も付属 | 300mL | 油性 | |||
6 | ロックペイント ロックオイルステイン|H51-0156-02 | ![]() | ツヤなしなので劣化が目立ちにくい。速乾性も良好 | 3.785L | 油性 | |||
7 | ニッペホームプロダクツ オイルステイン | ![]() | 染まりやすく、木目を生かして着色できる | 1L | 油性 | |||
8 | ロックペイント ナフタデコール | ![]() | 防腐・防虫剤配合タイプ。耐候性あり | 16L | 油性 | 不明 | ||
9 | オスモ&エーデル ウッドステインプロテクター|727 | ![]() | 木の肌触りを生かしながら撥水性もプラス | 3L | 油性 | |||
10 | BRIWAX ブライワックス・ウォーターベース・ウッドダイ | ![]() | 木目や風合いを活かした着色が可能 | 250mL | 水性 |
まずは、汚れてもよいシートの上に新聞紙を敷いて、作業スペースを確保。床や衣類につくと完全には落とせないので注意しましょう。オイルステインを刷毛やローラーに染み込ませたら、研磨しておいた木材にまんべんなく塗っていきます。乾燥が速いので、木目にそってすばやく作業するのがムラなく仕上げるコツです。
塗ってすぐにウエスで擦り込みながら拭き取り、自然乾燥させたら重ね塗り。オイルステインの乾燥時間は、季節にもよりますが1時間程度が目安です。時間を短縮したい人は、重ね塗り不要のものや短時間で乾燥するものを使うとよいでしょう。仕上げにクリア系のニスなどを塗って表面を保護します。
オイルステインの上に水性塗料やウレタンニスも塗れますが、クリアラッカーなど含まれる溶剤が強力だと表面を剥がしてしまう場合もある点は押さえておきましょう。オイルステインは、通販のほか100均やホームセンターでも購入可能。コーヒーや食用オイルでも代用できるので、興味があればチェックしてください。
オイルステインを塗るときにあると便利な刷毛や、仕上げに必要なニスもチェック。きれいに仕上げるためには、使用する塗料に合わせて選ぶことが大切です。以下のコンテンツで詳しく紹介しているので、あわせてチェックしておきましょう。
1位: カンペハピオ|油性木部保護塗料
2位: アサヒペン|水性ステイン
3位: 和信ペイント|水性オイルステイン
4位: ニッペホームプロダクツ|WOOD LOVE|オイルステイン
5位: 和信ペイント|オイルステイン|w12-0085
ランキングはこちら最後に、プロが愛用するおすすめのオイルステインをご紹介します。
元カフェオーナーおすすめ!おうちをカフェ空間にするインテリア雑貨&DIY塗料10選
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