セラミド乳液のおすすめ人気ランキング18選【徹底比較】

「キュレル 潤浸保湿 乳液」は、角質層まで深くうるおい、肌荒れしにくいふっくらとうるおいに満ちた肌を保つと謳う乳液。

保湿成分として、花王が独自に開発した疑似セラミドである、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドを配合。配合量にも十分期待できるとして、セラミドの充実度は高評価を得ました。シンプルな成分構成で、肌へのやさしさも申し分ありません。

実際に使ってみると、やや原料臭が気になりますが、サラッとしたテクスチャで肌なじみがよく好印象。ベタつかない使用感ですが高い保湿力を持っており、塗布3時間後までプラス96%の水分を維持しました。

肌へのやさしさにこだわりたい人、軽い使用感ながら高い保湿力を求める人にすすめたい、ベストバイ・セラミド乳液です。

「ヒフミド エッセンスミルク」は、角層の水分と油分のバランスを整え、うるおいに満ちた柔らかな肌へ整えると謳っています。

とろみのあるテクスチャでしっかりと肌をコーティングし、もっちりと吸い付くような質感に整いました。嫌なベタつきはなく、しっとりめの使い心地を求める乾燥肌の人向きといえます。

保湿成分としてセラミド関連の成分を4種類配合し、セラミド乳液として望ましいとして高い評価を得ました。塗布から3時間経過後の水分量は、モニター全員がプラス100%以上と、申し分のない保湿力を発揮。カサつきケアにうってつけのうるおいキープ力です。

高い保湿力に加えて、もっちりした濃密な使い心地を好む人にうってつけの乳液です。

「ノブⅢ ミルキィローション」は、肌荒れ・乾燥が気になる肌にうるおいを与え、なめらかに整えると謳う乳液です。

保湿成分としてセラミド関連成分は、N-ステアロイルフィトスフィンゴシンの1種類のみ配合。セラミド乳液としてはやや物足りないですが、肌へのやさしさ・保湿成分の充実度は申し分なく、おおむね優れた成分構成といえます。

塗布3時間後の水分量はプラス113%と、トップレベルのうるおいキープ力を発揮し、保湿力の検証では満点評価を獲得。粘度のないサラッとしたテクスチャはスッと肌になじみ、ベタつきを残さない使用感は好評を得ました。

高い保湿力を持ちながら、ベタつきを残さない乳液を探している人に、ぜひ手に取ってほしい商品です。

「ケアセラ AP フェイス＆ボディ乳液」は、カサつきや肌荒れをしつこく繰り返す乾燥肌におすすめされている乳液です。

水っぽいテクスチャは伸ばしやすいものの、肌なじみはやや遅め。表面に膜を張るような使用感なので、ベタつきが苦手な人は少し重く感じるでしょう。うっすらと原料臭がしますが、それほど気になりませんでした。

保湿成分としてセラミド関連の成分を8種類も配合し、セラミド乳液として優れた成分構成といえます。多種類のオイル成分を配合し、保湿力をサポートする働きにも大いに期待できます。実際、保湿力の検証では塗布3時間後の水分量はプラス82%と、高い数値を示しました。

ロゼット「Skin mania セラミド 保湿ミルク」は、コクのあるミルクがスッと角層に浸透し、ハリ・弾力のある肌へ整えると謳う商品。

謳い文句どおり濃密なテクスチャで、手が吸い付くようなもちっとした肌に整いました。さっぱりした使用感を求める人には重いですが、乾燥肌には満足感のある使い心地でしょう。しかし、ツンと鼻につくにおいが強いため、においに敏感な人は購入前に確認することをおすすめします。

保湿成分のセラミド関連の成分は、セレブロシド・スフィンゴ糖脂質・疑似セラミドの3種類です。そのほか、糖類・BG・グリセリンといった保湿力の高い成分を配合し、保湿力の検証では満点評価を獲得。塗布から3時間経過してもプラス111%の水分を維持し、しっとりした使用感に見合った保湿力といえます。

「セラキュア スキンクリーム」は、肌へのやさしさにこだわり、顔だけでなく体にも使えると謳っている乳液。

粘度のないサラッとしたテクスチャなものの、肌なじみはやや遅め。油のような原料臭がやや強く、「ペタッと膜を張る感覚が気になった」というモニターもいました。しっとり感が残る乳液が好きな人にはよいですが、軽い使用感を好む人には少し重く感じるでしょう。

保湿成分として、5種類のヒト型セラミド・フィトスフィンゴシン・マカデミア種子油・ホホバ種子油などを配合。謳い文句どおり、肌へのやさしさは申し分なく、敏感肌の人も使いやすい商品です。保湿力の検証では満点評価を獲得し、カサつきケアにもってこいの乳液といえます。

松山油脂「肌をうるおす 保湿乳液」は、ベタつきを抑えた処方で、混合肌や脂性肌の人におすすめと謳っています。

ゆるめのテクスチャで肌なじみが早く、謳い文句どおり軽い使用感は良好。ベタつかずにほどよくしっとりさが残るので、季節を問わずに使いやすいでしょう。しかし、瓶の容器は重く、適量を出しづらい点が、評価を下げる要因となりました。

保湿成分として、ヒト型セラミドを5種類も配合しており、セラミド乳液として優れた成分構成です。トリ（カプリル酸／カプリン酸）グリセリルやハイブリッドヒマワリ油といったオイル成分をベースに配合し、保湿力をアップできる点も魅力。保湿力の検証では、塗布から3時間後もプラス80％と、上位に引けを取らない数値を示しました。

「アルージェ モイスト トリートメント ジェル」は、溶け込むように角層へ浸透し、うるおいで満たすと謳っているジェル状乳液です。

保湿成分として、BG・濃グリセリン・トリメチルグリシン・ビオセラミドなどを配合。セラミド関連の成分は、天然セラミドのビオセラミドのみで、セラミド乳液としては評価が伸び悩みました。しかし、肌へのやさしさに優れているので、敏感肌の人でも使いやすいのは美点です。

伸びのよいジェルは肌なじみが早く、ベタつかない使い心地が評価されました。「しっとりさが物足りない」との声が挙がりましたが、塗布から3時間後もプラス88%の水分量をキープし、うるおいキープ力は申し分ありません。

「ink. モイストエッセンスミルク」は、保湿成分であるセラミドの配合濃度にこだわったという乳液。

こっくりしたテクスチャはしっとり感が強く、モニターのなかには「ベタつきが強く使いにくい」との声が挙がりました。原料臭にありがちな油のにおいが気になるとの意見もあり、やや好みが分かれる使用感といえます。

保湿成分として、5種類のヒト型セラミド・フィトスフィンゴシン・PCA-Naなどを配合。オイル成分であるトリ（カプリル酸／カプリン酸）・グリセリルを高配合しており、肌を柔らかくする働きに優れています。保湿力は申し分なく、塗布から3時間後の水分量はプラス118%と、高い水準で維持でき高評価でした。

セザンヌ化粧品「濃密スキンコンディショナー ミルク」は、顔だけでなく体へも使える乳液。

今回とくに高い評価を得たのは、保湿力です。やや個人差があったものの高い水準で水分を維持でき、塗布3時間後の水分増加量はプラス106%と申し分ありません。保湿による整肌効果に期待でき、乾燥対策にうってつけでしょう。

保湿成分として、疑似セラミド・天然セラミド・3種類のヒト型セラミドを配合。ヒト型セラミドは原価が高いため、商品の価格から配合量は少ないと予想されます。水っぽく軽いテクスチャは肌なじみが遅く、つけたあとの肌はペタッと膜を張るような感覚がありました。

ファンケル「モイストリファイン 乳液 II」は、角層内の乾きをうるおいで満たすと謳っている乳液です。

保湿成分としてスフィンゴ脂質と少量の疑似セラミドを配合。しかし、配合量と種類から、セラミド乳液としてはいまひとつな成分構成として、評価が伸び悩みました。ただし、肌へのやさしさは申し分ないため、敏感肌の人でも使いやすい点はメリットといえます。

みずみずしいテクスチャは、ほどよくしっとりして好印象。保湿力の検証では、優れたうるおいキープ力を発揮して満点評価を得ました。塗布から3時間経過してもプラス116%の水分量を維持でき、カサつきに悩む人へおすすめしたい乳液です。

現行品は保湿成分「スフィンゴ脂質」の代わりに「ユズ果実エキス」を配合する処方に変更されています。

「ももぷり 潤いバリア乳液」は、保湿成分の桃セラミド（モモ果汁）を配合している乳液。

保湿成分としてもも果汁以外に、グリセリン・ミネラルオイル・シア脂・3種類のヒト型セラミドなどを配合。エタノールの配合量が多い点は気になりますが、普通肌であれば心地よく使えるでしょう。実際に肌へ塗布すると、水分量を高い数値で長時間維持でき、保湿効果に優れた乳液といえます。

一方、評価全体を下げる要因になったのは、使用感の検証です。人工的な甘い桃のにおいは好みが大きく分かれ、「甘すぎてくどい」「顔につけるには強すぎる」といった声が挙がりました。テクスチャは軽めですが肌なじみが遅く、ペタッと膜を張るような感触が残ります。

トゥヴェール「ナノエマルジョン」は、保湿成分のセラミドをナノカプセル化することで、角層の隅々まで浸透させると謳っている乳液。

保湿成分として疑似セラミドを高配合し、優れた整肌効果に期待できるでしょう。そのほか、ヒト型セラミド・グリセリン・アミノ酸を配合し、敏感肌の人も使いやすい成分構成であるとして、肌へのやさしさは高く評価されました。

しかし、水分を守るオイル成分は配合されておらず、塗布3時間後の水分量はプラス53%にとどまりました。日焼け止めのようにサラサラとしたテクスチャはしっとりさに欠けるとして、「物足りない」「お手入れした感覚がない」とマイナスの声が挙がりました。