テールライトの形状は、前世代のヒョンデ「サンタフェ」のテールライトを彷彿とさせるが、Q7はより複雑なLEDシグネチャーを装備
アウディが開発を進めるクロスオーバーSUV、「Q7」次期型プロトタイプの最新スパイショットがスクープ班に届いた。
2025年1月10から開催予定のデトロイトモーターショー2025で、第2世代の「Q7」が発表されてから丁度10年になる。次期型はデトロイトモーターショー2025には登場しないとみられるが、今年後半にはデビューが濃厚となっている。
スウェーデン北部で捉えた最新スパイショットから、新型Q7の外観デザインは、大きく異なることが明らかになっており、現在流行中の分割ヘッドライト デザインを採用していることがわかる。ボンネットのすぐ下にはスリムなLEDデイタイムランニングライトがあり、その下にはメインヘッドランプがある。
巨大なブラックアウトグリルがすぐに目を引き、特に派手なメッシュデザインは、間違いなく道路上で注目を集めるだろうが、購入者の間で意見が分かれる可能性がありそうだ。下部には、より小さなセカンダリグリルとコーナーには2つの小さなエアインテークが配置されている。現在のQ7と比較すると、この新しいフロントエンドにより、最近の他のアウディモデルと同等になるのだ。
今回、我々のスパイカメラマンは、北ヨーロッパの寒い冬の天候の中、昼間と夜間にQ7のプロトタイプを撮影した。夜間の写真はリアエンドとLEDテールライトの見事な姿を捉えており、その最終デザインが鮮明にわかる。
テールライトの形状は、前世代のヒョンデ「サンタフェ」のテールライトを彷彿とさせるが、こちらはより複雑なLEDシグネチャーを備え、細いライトバーがテールライトを繋いでいる。また、3つ目のブレーキライトがリアウィンドウの上にあることも鮮明に確認できる。
次期Q7ファミリーの基盤となるのは、いくつかの異なるパワートレインで利用できる、新開発「プレミアム・プラットフォーム ・コンバーション」アーキテクチャーだ。その1つは、最高出力362ps、最大トルク550 Nmを発揮する、アップグレードされた3.0L「TFSI」V6ハイブリッドエンジンになると思われる。また高性能SQ7では、現行モデルの4.0L V8ツインターボのアップデート版を搭載する可能性がある。