先日の台風11号接近のときに作ったクリームコロッケです。今までちゃんと作り方を記事にしたことがなかったのでまとめておきます。
昔実家で覚えた作り方で、手間はそこそこ掛かるものの(通常のコロッケ程度です)、ホワイトソース(ベシャメルソース)作りの行程でダマなどができない作り方なので、ホワイトソース料理に苦手意識がある方には是非試して頂きたいかも?
【材料(4人分〜)】
今回の材料の分量ですが、我が家は2人ですがいつも多めに作って、在庫を冷凍しておくので、だいたい4人分くらいはできると思ってください。
- 玉ねぎ(中〜大):1個
- 鳥ささみ:4〜5本程度
- マッシュルーム:パックや缶詰のものを100g程度
- 小麦粉:大さじ6〜程度
- 牛乳:適当(かなり使うので1パックあると安心)
- バター:適当
- 塩胡椒:適当
- 卵:1個
- パン粉:適当
この具材を基本に鶏肉の代わりにカニ缶や鮭などを使ってもいいですし、以下の手順で材料をみじんにせずに作ればグラタンも同様の手順でできます(その際は、粉の分量少なめにしてソースをゆるめに作ります)。むしろ、グラタンコロッケと呼んでもいいのかも?
クリームコロッケ作りの手順
①玉ねぎ、ささみ、マッシュルームをフードをみじん切りにしていきます。昔は包丁で頑張ってましたがフードプロセッサーを使う方が断然楽ちんです。
別にここまで細かくしなくてもOK。多少具材の歯ごたえがあったほうが好みという方もいらっしゃるかもしれません。
こんなちっちゃいフードプロセッサーでも充分使えます。こいつのない生活はもう考えられません。
②フライパンでパターを溶かし、①の具材を炒めていきます。鶏肉がくっつかないようにほぐしながら炒めましょう。
③素材にあらかた火が通ったところで、直接小麦粉を振っていきます。慣れないうちは、いきなり粉を全部入れずに半分ずつ位入れていくといいかも。焦がさないように火は弱火にしましょう。
④具材に小麦粉を練り込む感じで混ぜていきます。こんな風にボテっとなります。
⑤そこに牛乳をドバドバーと流し入れ、④と丁寧に混ぜ込んでいきます。この作り方ならば絶対にダマはできません。
⑥ソースの柔らかさは写真のみでは伝えにくいですが、木べらで切った直後でこんな感じ。あまり柔らかすぎると後で整形しにくいですし(柔らかすぎるようなら、しばらく火を入れるか粉を少し足せばOK)、固すぎると食感がボッテリしちゃいます。
そうそう、塩胡椒で味を整えましょう。わたしはコロッケのみでも(ソースなしで)味わえるよう、やや濃いめの味付けにします。固形のコンソメなどを投入すると、より味がハッキリしておかずっぽく(?)なります。
⑦バットに流し込んで冷蔵庫でよく冷やします。私はいつも急速に冷やすために冷凍庫を使いますが、固めすぎると大変なことになるので程々にしましょう。
今回、黒い点々があるのはマッシュルーム以外にしめじを入れたせい。別にこれはなくでもいいでしょう。
⑧よく冷えたら手頃なサイズに切り分けて(今回は16個に分けました)タワラ型に成形して軽く小麦粉をまぶします。今回ちょっと凍らせてしまってますが、私はフライ作りが鈍くさいこともあり、これぐらいの方がやりやすいので…。手にサラダ油やオリーブ油を塗っておくと、クリームがくっつきにくいです。
⑨卵を潜らせててパン粉をまぶし、油で揚げるだけ。既にクリームに火は通っているので、ジックリ揚げる必要もありません。
⑩完成! そのままでも美味しいですし、お好みでソースなど付けてお召し上がり下さいませ。私の作ることができる料理では、多分一番美味しいメニューです(笑)
最後の写真は以前作ったときのものですが、中身はこんな感じでトロトロです。
現在接近中の台12号の影響は、関東圏では気温の上昇となって現れそうですが、理由はどうあれこの週末にクリームコロッケ、いかがでしょう?