ハロプロ楽曲大賞もえぎの投票内容
年末恒例のハロプロファン有志のイベント、今年もエントリーしてみました。なお、今年から「楽曲大賞投票サイト」へのユーザ登録が必須となりました。
第14回ハロプロ楽曲大賞'15
http://www.esrp2.jp/hpma/2015/
楽曲大賞投票サイト
https://tonkotsu-music-award.ssl-lolipop.jp/
では、自分のエントリー内容を。
楽曲部門
1. 大器晩成
イントロから強烈なインパクトを感じる、ファンキーなナンバー。スマイレージから心機一転、アンジュルムと改名した彼女たちの再出発を成功させた。コンサートなどの映像を見てみると室田瑞希の熱唱→佐々木莉佳子のジャンプで盛り上がりが最高潮に達する。作詞作曲は中島卓偉。元々は卓偉のアルバムの曲だったがアンジュルムの一発目にふさわしいということで急遽リアレンジされた。その楽曲制作の過程はYouTube番組「MUSIC+」にて確認することが出来る。編曲を行う鈴木俊介のギター演奏などのレコーディング風景、普段ファンが見ることのないトラックダウンの様子など、見所が満載。それら一連のドキュメントすべてに関わる、レーベルマネージャー橋本慎の仕事ぶりが熱い。2015年に入って、つんくがハロプロから離れたことで、ぼくは楽曲に対して語ることを止めようと考えたこともあったが(そもそもぼくは楽曲について書くのはこのハロプロ楽曲大賞へのエントリーだけなのだが)、正直、この曲があったからこそつんく不在の一年を乗り切ることが出来た。CDに収録されたカラオケバージョンを含めて、今年、一番聴いた曲。ハロプロファンのみならず、すべての音楽ファンにお勧めしたい。
3. ドスコイ! ケンキョにダイタン
ギターに和太鼓の組み合わせが面白い。カラオケだけ聴くと重低音が響くへヴィでメタルな印象なのだが、ボーカルが乗るとハロプロ楽曲になる不思議。この曲を作った星部ショウは正体不明の人物。
4. ラーメン大好き小泉さんの唄
元々はシャ乱Qの楽曲として有名な『ラーメン大好き小池さんの唄』。こぶしファクトリーに与えられたトラックも原曲同様、ソウルフルで勢いがある。ダンス☆マンのいい仕事。
5. 風を感じて
なっちとうとう結婚するのか、愛する男を故郷の室蘭へと連れて帰ってきたのかと思わせる曲だけど、実際はどうなのか? 楽曲の仕上がりは最近の安倍なつみらしく、上質なポップソングだ。
MV部門
1. 夕暮れは雨上がり
冒頭とラスト、佐藤優樹のエアピアノに象徴される、しなやかで美しいMV。ところで、このMVに映っている、工藤遥よりもさらに短いショートカットの女性。モーニング娘。のメンバーではない謎の人物なのだが、彼女の存在感が普通じゃない。
推しメン部門
安倍なつみ
ハロプロ卒業メンバーの中で歌手活動を続けている数少ない人物。今年の主な活動はコンサート。ミュージカルのような歌唱もあればポップソングも歌う。あまり後輩にコミットすることはないがアンジュルム福田花音の卒業時には自らのラジオ番組にゲストとして招いた。安倍のラジオ番組は基本的にゲストを呼ばない。また、安倍自身は里山イベントのようなアップフロント総出演のイベントに出席することがほとんどない。おそらく、例えば中澤裕子のように、直接後輩と絡んでいなくともその存在が伝えられているようなことはない。安倍なつみを知らない、彼女のパフォーマンスを見たことのないハロプロメンバーは少なくないかもしれない。そうであったとしても、ハロプロにとってのリビングレジェンドとして、歌手活動という将来の選択があるのだということを、安倍は後輩に示している。そうであって欲しい。ぼく個人としては彼女のコンサートへ行くことはなくなり、ファン活動は皆無だが、ラジオを毎週聴いている。ぼくにとっての安倍なつみはラジオの人だ。日曜の夜のラジオだけは彼女と会える場所なのだ。今はそれでいい。
お知らせ
2015年のハロプロも色々ありましたが、特に印象的だった、つんく、佐藤優樹のエピソードを簡単にまとめた新刊を出しました。下記リンクをよろしくです。通販もあります。
これまで出した個人誌は以下をご覧ください。