2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

性的に不能な人と結婚したいなんて思っていたけど、わたしのほうが不能みたいなもんだ。あーあ手間が省けた

朝の青白さのせいで、罪悪感とばかばかしさと虚無感でいっぱいになる 「脱力感のまちがいでしょ」と言うけど、ちがうよ。 いろんなことが、思っていたほどロマンチックじゃないことはだんだんと明らかで。 ロマンチックじゃないって判明したいろんなことには…

スーパーで、野菜とか、手に取ったものを、カゴに乱暴に突っ込む人が嫌い。 かなりの割合で居る。

バイト先のお兄さんに借りたノルウェイの森を読んでいて、きみたちは、こんなつやつやの赤と緑のカバーに宝物みたいに大事に包まれていていいなあとおもう。わたしの外側にも、きれいな色のつやつやのカバーが付いているだろうか。 坂道発進よりもなによりも…

「美しすぎる童話を愛読したものは、大人になってからその童話に復讐される」 寺山修司

今だって、美しいものに触れれば触れるほど、その代価を支払わされている気がするんだ 今日だってわたし、払った。

さっき、さっき、「もう朝なの?まだ夕方かと思ったー」と言ってる子供がいて。わたし、え、空ー、でも、朝焼けと言われたらまあそうも見える、とおもって。 ずっと寝てたのかな、起きたら何日だか何時だかわからないっていう体験するにはちょっと若いよ 貯…

渚は白い。夜の闇の中でも渚ははっきりと白いことをわたしは知っている。 夜の空と海は、オレンジ色の電灯に照らされると深い紫になることもわたしは知っている。 「私の男」を読んでいたら、「体の奥で泡が立つ」という表現があった。そうだよねと思って、…

避妊の道具を、持ってこられたときの吐き気。わたしの周りをぐるぐる渦巻く嫌悪感は、辿るとそこに繋がっていることがよくある。本能とも理性ともつかない、ふたつが入り混じったもののような、そのどちらでもないような。人間特有のもの。

雪の積もった道を歩く人がみんな、「今日の月はきれいだね」と言う時のような顔をして、このきれいな日を汚しまいとする身のこなしをしている。今日ばかりは駐輪場でドミノ倒しにした自転車をほっぽっていく人はいないとおもうんだよ

雪がきれいで、さっき散歩した。 雪が積もっていると、普段の夜の黒が、紺色に見える気がする。 足跡やタイヤの跡は、それぞれが各々の家に辿り着いていて、人が居るのをおもう。 アパートに帰ってきて傘をたたもうとしたら、ふかふかの傘になっていた。 朝…