カテゴリー: Debian
Debian sid環境でGhosttyをbuild
最近1.0.0がリリースされ話題になっているGhosttyというターミナルエミュレータがあります.最近Debian sid amd64環境のAlacrittyの上でNeovim+iBus Mozcで日本語入力時に遅延して?日本語が入力されて使い物にならないのもあり試してみようと思いました.(mltermだと大丈夫)
Debianで次回に動くバイナリは提供されていません.Ubuntuについては第三者がパッケージを提供されています.(apt sourcesは無い)
恐らくUbuntu版はDebianでも動作すると思いますがsourceからBuildしてみました.少し嵌ったのでメモしておきます.
細い回線でgit cloneに失敗
細めの回線でgit cloneに失敗することがよくあります.
例えばこんな.
$ git clone https://github.com/ergochat/ergo Cloning into 'ergo'... remote: Enumerating objects: 26435, done. remote: Counting objects: 100% (620/620), done. remote: Compressing objects: 100% (163/163), done. error: RPC failed; curl 18 transfer closed with outstanding read data rem aining error: 3971 bytes of body are still expected fetch-pack: unexpected disconnect while reading sideband packet fatal: early EOF fatal: fetch-pack: invalid index-pack output
apt updateで表示される未サポートアーキテクチャのメッセージを出ないように修正
apt update時に一部のリポジトリで以下のようなメッセージが出ていました.特に問題はないので放置していましたが直してみました.
$ sudo apt update --snip-- Notice: Skipping acquire of configured file 'main/binary-i386/Packages' as repository 'https://brave-browser-apt-release.s3.brave.com stable InRelease' doesn't support architecture 'i386' Notice: Skipping acquire of configured file 'main/binary-i386/Packages' as repository 'https://download.vscodium.com/debs vscodium InRelease' doesn't support architecture 'i386' --snip--
fuse-archiveでいろいろなアーカイブをfuse mount
アドベントカレンダーの時期ですね.本来のクリスマスに向けカレンダーを日に日にめくりお菓子が出てくる感じのものとは別に近年技術者向けの記事をクリスマスまで公開してくアドベントカレンダーもあります.
その中のFreeBSDアドベントカレンダーを見ていて以下の記事が気になりました.
FreeBSD 14からtarアーカイブをファイルシステムにマウントするtarfs(4)が入ったそうです.Linuxでfuse-zipとかは使ったことがあるけど他にもないかなと探してfuse-archiveを試してみました.
hydroxideを使い無料アカウントのProton MailでもIMAP/SMTPを使う
Proton MailでOSSのメールブリッジを使うことで無料アカウントでもIMAP/SMTPが利用できたのでメモしておきます.
KSMBDでSMB共有
AndroidスマートフォンからLinux Boxのファイルにアクセスしたい.AndroidからだとSMBがいいのかな?でも今回に用途にsambaは大袈裟な感じということで久々にKSMBDを設定したメモです.
NDL古典籍OCR-LiteをLinux laptopで試す
YomiTokuという日本語に特化したAI 文章画像解析エンジンを知りました.OCRだけでなく,レイアウト解析機能を持っていて複雑なレイアウトの画像でも解析してOCRしてくれるようです.(CPUでも動きそうなのでこれも試したいところです.)
国立国会図書館でも似たようなのがあったけどGPU専用だったよなとリポジトリを見に行くとやはりCUDA対応のNVIDIA GPUが必要そうです.
やはり駄目かと思いながらなんとはなしにndl-labを眺めてみるとndl-kotenocr-liteという新しいリポジトリが出来ていました.
GPUがなくても動作する古典籍資料のOCRが出来るツールのようです.古典は読まないのですが面白そうと思い試してみました.
i3 wm環境でmpvを任意の場所に
最近PC作業中に動画をウィンドウ表示,最前面に表示しています.
i3 wm環境でファイラーからmpvで動画を再生,フローティングウィンドウ表示に切り替え,サイズ調整,位置調整,全てのワークスペースで表示としていますが毎回これをやるのが面倒なので設定しました.
scrcpy v3.0で仮想ディスプレイを使う
Andoridの画面を転送して操作も出来る最近は機能が増えて更に色々出来るscrcpyですが,v3.0がリリースされました.
今回の目玉の一つの仮想ディスプレイを試してみました.