こんにちは。まめみそです。
アメリカに来て、運転を始めたばかりの頃に感じたのが
スピードが速いのに車間距離が狭すぎる!というドキドキでした。
そんな制限速度のルールについてまとめました。
今日も1日1豆知識!
ジョージア州の制限速度
アメリカの制限速度(speed limit)は、全体的に日本より速いです。
ジョージア州では、
75mph(約時速120km)以上はスピード違反になります。
日本は高速道路の基本制限が時速100kmなので、比べると速め。
場所によって制限速度が変わるので、下記にまとめてみました。
・都会や住宅街 :30mph (約 時速48km)
・未舗装の田舎道 :35mph(約 時速56km)
・多車線の公道 :65mph(約 時速105km)
・都会の高速道路 :65mph(約 時速105km)
・田舎の高速道路 :70mph(約 時速113km)
・その他の道路 :55mph(約 時速89km)
住宅街でも時速50km近くというのに、びっくりします。
スクールゾーンでは25mph(約 時速40km)に制限されているところも見かけます。
実際速く流れているレーンは制限速度+10mph(+16km/h)くらいに見えます。
また州によって制限速度も異なるので、注意が必要です。
アメリカは道幅も広く、車線も多く、周りの景色も単調なので、
日本とは体感速度が全然違うことに驚きます。
(見た目以上に実際はスピードがでている感じ。)
遅すぎてもダメ。基本は右車線にいること。
ジョージア州には「The "Slow Poke" Law」という法案があります。
直訳すると「のろま法」です。
ざっくり説明すると、「速いやつが来たら、道を空けないとダメ」ということ。
片側5車線以上という場合もあり、
始めはどこを走っていいのか分からず不安になりました。
基本ルールは、
左車線:速い ←←・→→ 遅い:右車線
なので、「追い越す場合以外は、基本右車線にいましょうね」というルールです。
ただ幹線道路(高速道路)の場合は、右車線からの合流も多く、
気づいたら高速道路を降りていたということも多いので、注意が必要です。
車の流れを妨げるほどゆっくり走行したり、
追い越し車線にとどまっていた場合、
$1000以下の罰金か3点加点のペナルティがあります。
(アメリカの違反切符は、減点方式ではなく、加点方式です。)
アメリカ式?車間距離の取り方
衝突事故を防ぐためにも、車間距離は大切です。
日本にいた時は、
「停車時は前の車のタイヤが見える位置で止まる」や「車間3秒ルール」を
聞いて、心掛けていました。
「車間3秒ルール」は、前の車が通過したあるポイントを、
自分が通過するまでに3秒間空いていれば、車間距離がとれているというお話。
実はこれに似た記述を、ジョージア州の運転マニュアル内にも見つけました。
それは、前の車が通過してから
「one-thousand-one, one-thousand-two」と
カウントすること、という表記。
つまり、「1001、1002」と数えるということです。
アメリカでは口に出してカウントする時、1秒の長さが確保できるように
「thousand(1000)」を使う文化があるようです。
なので、マニュアルは「車間距離2秒は空けようね」という説明。
調べると日本でも「1001、1002」と数えようという記事を見かけましたが、
「one-thousand-one」と「千一」には差がありそうです(笑)
まめ知識:アメリカでは1秒をカウントするとき「thousand」をつける
まとめ
アメリカの制限速度は日本より速めです。
高速道路は無料(一部有料もある)なので頻繁に使います。
車間距離を保ちながら気を付けて運転しなければ。
運転免許が取得できるまで、交通ルールネタが続くかもしれませんが
読んでいただけると、とっても嬉しいです。
まめみそ
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