特集
東日本大震災
2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。
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ぼうさい甲子園表彰式 10校・団体が活動内容を発表
2024/12/21 19:57 -
震災遺構・大川小校舎の外壁が一部剥落 経年劣化が原因か
2024/12/21 19:07 -
劇作家・永井愛さんの戯曲「こんばんは、父さん」 東京で上演
2024/12/21 14:25 -
能登へ届け、コーヒー1万杯のぬくもり 岩手からの「恩返し」
2024/12/21 09:00動画あり -
探査船ちきゅう、3カ月ぶり帰港 東日本大震災引き起こした断層調査
2024/12/20 18:40 -
AKB48の2人が福島入り 復興イベント用の県産品セレクト
2024/12/20 15:21 -
宮城・女川の離島に橋が開通 震災で住民激減、本土つなぐ希望に
2024/12/19 19:03 -
石破氏、福島第1原発視察 復興へ直近5年間以上の財源「確保したい」
2024/12/14 19:17
もっと知りたい
連載
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「あの日」に学び「あした」を守る
小中学生の皆さんと一緒に震災と防災について考えます。
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震災12年・首長に聞く
東日本大震災からまもなく12年。被害が大きかった自治体の首長を中心に、復興の進捗や課題などについて考えを聞きました。
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色撮る・震災12年
東日本大震災から12年。さまざまな被災地の彩りをレンズで追います。
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帰るなら除染~復興拠点外の行方~
「帰還の意向があるなら自宅を除染する」という政府の方針。福島県4町の住民の葛藤と課題を探ります。
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次に生かして・震災13年
東日本大震災と東電福島第1原発事故から13年となる今年、能登半島地震が発生。福島の教訓は次の災害に生かせるのでしょうか。
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被災地に音楽を
被災地のために音楽に何ができるのでしょうか。東日本大震災直後から音楽を届けてきた日本フィルハーモニー交響楽団の活動を追いました。
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会いたくて 3.11と私
東日本大震災から13年。5人の記者が会いたい人のもとに行きました。あの日、自らの身に降りかかった出来事を思い出しながら。
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あの街を訪ねて
震災直後に現地で取材した記者たちが、あれから11年がたつ被災地を再訪し、考えました。
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震災と芸術・記憶をつなぐ
震災は作品づくりにどう影響したのか。自らの作品でどう伝えようとしたのか。芸術に携わる人々に聞きました。
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3・11それから
再生へ向け歩み始めた東日本大震災の被災者を記者が継続取材します。各回の続編を随時掲載します。
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砂上の原発防災
原発事故の避難計画は机上の空論になっていないのか、課題を探りました。
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遺された子どもたち
東日本大震災で親を亡くし、遺された子やその家族の「10年」の営みは。記者が訪ねました。
新着記事
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ぼうさい甲子園表彰式 10校・団体が活動内容を発表
2024/12/21 19:57 538文字優れた防災教育を顕彰する「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞)=毎日新聞社、兵庫県、ひょうご震災記念21世紀研究機構主催、都市再生機構協賛=の表彰式が21日、神戸市中央区の兵庫県公館であった。約200人が参加し、グランプリの宮城県岩沼市立玉浦小学校など10の学校や団体が活動内容を発表した。20回
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震災遺構・大川小校舎の外壁が一部剥落 経年劣化が原因か
2024/12/21 19:07 273文字東日本大震災の津波で児童・教職員計84人が犠牲となり、震災遺構として公開されている宮城県石巻市の大川小校舎で外壁の一部が剥がれ落ちたことが21日、関係者への取材で分かった。風雨などによる経年劣化が原因とみられる。 剥落したのは校舎の南東部分。1メートル以上の高さからタイルが剥がれ、内側がむき出しに
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劇作家・永井愛さんの戯曲「こんばんは、父さん」 東京で上演
2024/12/21 14:25 619文字劇作家の永井愛さんによる、東日本大震災と原発事故後の日本の「空気感」をにじませた戯曲「こんばんは、父さん」が東京・六本木の俳優座劇場で上演されている。町工場を経営していた父と一流企業の出世頭だった息子、この父子に絡む若者が織りなす物語。俳優の風間杜夫さんらによる男性3人芝居で、廃虚となった工場を舞
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能登へ届け、コーヒー1万杯のぬくもり 岩手からの「恩返し」
2024/12/21 09:00動画あり 1999文字能登半島地震の被災地に岩手から通い、避難所や仮設住宅で温かいコーヒーを振る舞う男性がいる。発生直後からキッチンカーで毎月のように訪れ、これまでに1万杯を提供してきた。「あの日の恩返しになれば」。厳しい寒さが続く能登地方で、豆から選んだこだわりの一杯が被災者の体と心を温めている。 ◇キッチンカーで8
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探査船ちきゅう、3カ月ぶり帰港 東日本大震災引き起こした断層調査
2024/12/20 18:40 619文字東日本大震災を引き起こした断層の状態を宮城県沖約200キロの日本海溝で掘削調査していた海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」が20日、母港の清水港(静岡市清水区)に約3カ月ぶりに帰港した。埠頭(ふとう)では関係者ら約120人が「おつかれさまでした」と書かれたパネルなどを掲げ
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AKB48の2人が福島入り 復興イベント用の県産品セレクト
2024/12/20 15:21 504文字東日本大震災で甚大な被害を受けた福島の復興を東京から応援するイベント「どうしても福島が好きだ」の2回目が来年3月に東京・秋葉原で開催されるのを前に、出演するアイドルグループ「AKB48」の平田侑希さん(22)と水島美結さん(21)が19日、ロケ撮影で県内を訪れた。 AKB48は2022年1月に「が
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宮城・女川の離島に橋が開通 震災で住民激減、本土つなぐ希望に
2024/12/19 19:03 855文字宮城県女川町の離島・出島(いずしま)と本土を結ぶ「出島大橋」が19日、開通した。船でしか本土に行き来できなかった島民にとって、橋は半世紀にわたる悲願で、人口が激減した島の暮らしを守りつなぐ希望の橋となる。 橋は、本土と出島の西側をつなぐ約364メートルのアーチ橋で、総事業費は約168億円。これまで
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石破氏、福島第1原発視察 復興へ直近5年間以上の財源「確保したい」
2024/12/14 19:17 380文字石破茂首相は14日、東日本大震災からの復興に関し「次の5年間は復興に向けた課題を解決していく極めて重要な期間だ。力強く復興施策を推進していくため、今までの5年間以上の財源を確保したい」と表明した。就任後初めて東京電力福島第1原発を視察した後、福島県大熊町で記者団に語った。 首相は同原発視察に先立ち
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福島・浪江の窯元が帰還後初の企画展 キャンドルスタンドなど販売
2024/12/7 07:45 680文字東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が昨年3月に一部解除された福島県浪江町大堀地区に帰還して再開した大堀相馬焼の窯元「陶吉郎(とうきちろう)窯」で6日、「大堀帰還展 希望の灯火(ともしび)―大堀相馬焼の未来を照らす」が始まった。6月の店舗オープン後、企画展は初めてで、新作のキャンドルスタンドなど
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中国、福島第1原発周辺海域のサンプル分析着手 処理水放出巡り
2024/12/3 19:48 311文字東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡り、中国外務省の林剣副報道局長は3日の記者会見で、既に周辺海域のサンプルが中国に持ち込まれ、国内の専門機関が分析に着手していると明らかにした。林氏は「独立した厳密な分析を実施しており、適宜、進展を公表する」と述べた。 日中両政府は9月、国際原子力機関(IAE
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福島のボランティア団体代表を不同意性交等罪で起訴 前橋地検
2024/12/3 18:35 223文字前橋地検は3日までに、東日本大震災で津波に襲われた福島県南相馬市を拠点とするボランティア団体の上野敬幸代表(51)を不同意性交等罪で起訴した。11月7日付。地検はわいせつ事案のためとして、事件の内容や認否を明らかにしていない。 上野被告は震災で両親と子ども2人を亡くした。被災地の再生を目指して団体
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中国側、日中関係「悪い」76%で増加 処理水放出影響か 世論調査
2024/12/2 19:09 845文字非営利団体「言論NPO」(東京都)と中国国際伝播集団は2日、第20回日中共同世論調査結果を発表した。中国側の回答で、現在の日中関係を「悪い」(「どちらかといえば」を含む、以下同)とした人は前年比34・8ポイント増の76・0%と大幅に増加して過去3番目に高く、「良い」は同21・1ポイント減の8・6%
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「ぼうさい甲子園」宮城・玉浦小グランプリ 継続的で多彩な活動評価
2024/12/2 14:00 646文字2024年度の「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞=毎日新聞社など主催)のグランプリに、宮城県岩沼市立玉浦小学校が選ばれた。東日本大震災後に生まれた児童たちが、被災者から学んだ知識や視点を防災マップづくりや避難訓練に生かすほか、南海トラフ巨大地震で被災する恐れがある高知県南国市と防災交流を続ける
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被災地走り7万km 僧侶の「ラーメンカー」 人のぬくもり届ける一杯
2024/11/30 13:00 1712文字お坊さんたちのキッチンカーが、各地の被災地に熱々のラーメンを届けている。茨城県内の僧侶8人で作るNPOが、2011年から地震や豪雨の被災地で炊き出しを行い、今年で約500回。総走行距離は7万キロにも及ぶ。「言葉でなくてラーメンで『被災地を忘れていないよ』と伝えたい」。そんな思いを乗せ、「ラーメンカ
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原発の是非と東電の適格性 福島原発を記者が視察、悩んだ3日間
2024/11/30 11:00 1137文字東京電力福島第1、第2の両原発を2泊3日で視察した。立地する4町のうち3町には、いまだ帰還困難区域があり、原発事故から13年たった現在もその影響は色濃く残る。発電所内では困難を極める廃炉作業も垣間見た。福島復興と東電の信頼回復に取り組む現地社員とも接し、原発の是非と同社の原発運転主体としての適格性
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「指導は過剰」 震災避難者の市営住宅退去巡り、大阪市に支払い命令
2024/11/22 19:20 450文字東日本大震災で関東地方から大阪市営住宅に避難した50代女性が、一方的に退去を求められて精神的苦痛を受けたとして、市に220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁(山本拓裁判長)は22日、5万5000円の支払いを命じた。一方で市側の訴えも認め、女性に住宅を明け渡すよう命じた。 判決によると、女
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福島から能登へ 400人のメッセージ、福島県高校長協会がウェブ公開
2024/11/22 08:15 1210文字福島県高等学校長協会は21日、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の体験を踏まえ、能登半島地震の被災者に向けて福島県民から募ったメッセージ集「福島から能登 未来へ」の公開をウェブで始めた。メッセージを寄せたのは約400人。一部を冊子としてまとめ、12月初旬に石川県立高校や関係自治体などに届ける予
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宮城・女川原発2号機の再稼働差し止め訴訟 27日に控訴審判決
2024/11/21 11:49 994文字東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の重大事故時の避難計画には実効性がないとして、石巻市の住民16人が東北電力に再稼働の差し止めを求めた訴訟の控訴審で、仙台高裁(倉沢守春裁判長)は27日、判決を言い渡す。1審・仙台地裁判決では避難計画について判断せず、原告の請求を棄却。高裁が踏み込んだ判
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福島第1原発デブリから「ユーロピウム」検出 核燃料由来か
2024/11/14 16:48 325文字東京電力福島第1原発2号機から初回収した溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の試料から、放射性物質のユーロピウムが検出された。核燃料由来とみられる。14日にあった原子力規制委員会の会合で、東電が報告した。 東電によると、試料が出す放射線のスペクトルを簡易的に測定したところ、放射性元素のユーロピウム154
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トラブルで停止の女川原発2号機、原子炉を再起動 週内にも発電再開
2024/11/13 13:26 340文字再稼働後に原子炉を停止していた東北電力女川原発2号機(宮城県)について、東北電は13日、原子炉を再起動したと発表した。 作業が順調なら、直前で見送っていた発電を週内にも再開し、12月ごろの営業運転を目指す。 2号機は10月29日、13年半ぶりに原子炉を起動し、再稼働した。しかし、発送電の準備中に炉
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