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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から2年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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メローニ伊首相、「親露」懸念払拭図る NATO事務総長と会談

NATOのストルテンベルグ事務総長(左)と握手を交わすイタリアのメローニ首相=ローマで2022年11月10日、ロイター
NATOのストルテンベルグ事務総長(左)と握手を交わすイタリアのメローニ首相=ローマで2022年11月10日、ロイター

 イタリアのメローニ首相は10日、ローマを訪れた北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談した。メローニ氏は会談後の共同記者会見で、ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援するために「NATOへの貢献を確約する」と語った。10月に発足したメローニ政権を巡っては、連立を組む「フォルツァ・イタリア」を率いるベルルスコーニ元首相らとロシアとの親密な関係が取りざたされる。NATOを軸にロシアと対抗する姿勢を改めて示し、同盟諸国からの懸念払拭(ふっしょく)を図った形だ。

 メローニ氏は会見で、NATOは「私たちの国の安全と繁栄に絶対に必要だ」と強調。そのうえで「イタリアはウクライナの領土保全、主権、自由を支持する」と述べた。NATOと欧州連合(EU)の連携の重要性についても指摘した。ストルテンベルグ氏は、メローニ氏による「北米と欧州とを結ぶNATOへの強く、個人的な貢献を歓迎する」と語った。

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