実業団駅伝

帰ってきた「走る警官」 2年ぶりに警視庁

2年ぶりに全日本大会の出場権を獲得し、喜びながらフィニッシュする警視庁の柱=埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で3日、和田大典撮影
2年ぶりに全日本大会の出場権を獲得し、喜びながらフィニッシュする警視庁の柱=埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で3日、和田大典撮影

 来年元日の第62回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、群馬)に、警視庁が2年ぶりに帰ってくる。警察官といえば東京マラソンを走って警戒する「ランニングポリス」が有名だが、選手たちは「走る能力は僕らが上。彼らに負けないよう頑張りたい」と活躍を誓う。

 予選を兼ねた3日の東日本実業団対抗駅伝。アンカーの柱欽也(30)は両拳を突き上げてフィニッシュした。最終7区で2人を抜いて出場圏内の12位を確保。昨年は出場を逃しているだけに期するものがあった。

 部員14人で臨む。多くが管内の警察署に勤務する。柔道や剣道のようなトップクラスの選手はいないが、「選ばれし者」としての誇りを持つ。チームは各署対抗の駅伝や警察学校時代の体力テストなど自薦他薦を問わず、毎年「警視庁の精鋭」で構成される。

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