国交省が原案 1日10万人以上が利用する駅
視覚障害者が駅ホームから転落死する事故が今年相次いだことを受け、国土交通省は16日、転落防止策の原案を明らかにした。1日10万人以上が利用する駅でのホームドア設置を急ぐため、ワイヤやバーが上下する軽量型の「昇降式ホーム柵」の普及を図る。案内を望む視覚障害者には、駅員が乗車を介助することも盛り込んだ。
国交省は同日、駅ホームの安全性を高めるための検討会で原案を示し、全国の鉄道会社22社から理解を得た。次回の検討会で中間報告をまとめる方針だ。
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