2025年2月13日
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言葉の海へ

長年、雑誌や書籍に携わってきた編集者の鈴木耕さんが、本や新聞、ブログ、ある人の言葉など、さまざまな分野の「言葉」をめぐってコラムを綴ります。

「言葉の海へ」鈴木耕

第344回:詐欺の手口にご注意を!(鈴木耕)

いやあ、まんまと詐欺メールに引っかかっちまったよ。詐欺メールなんかには絶対に引っかからない自信を持っていたぼくだったのだが、その裏をかかれてしまったのだ。その手口をここに書いておこう。みなさんも引っかからないように……と。某月某…
「言葉の海へ」鈴木耕

第343回:それを言っちゃあ、おしまい……だけど(鈴木耕)

寅さんの名セリフに「それを言っちゃあ、おしまいよ」というのがある。言っちゃいけないことをつい言ってしまった人に、寅さんが返すセリフである。心優しい寅さんの面目躍如の言い方なのだろう。けれど、最近は「それを言っちゃあおしまいだよ」…
「言葉の海へ」鈴木耕

第342回:生きる戦後史(鈴木耕)

今年、2025年は戦後80年という節目の年である……というような言葉が、新聞や雑誌などの特集記事の前振りによく使われている。そうかあ……80年かあ。ということで、今回はちょっと個人的なことを書かせてもらう。なぜ「戦後80年」に、そうか…
「言葉の海へ」鈴木耕

第341回:無礼にもほどがある!(鈴木耕)

凄いことになってきたな。それ、冗談だろう? いや、どうも本気らしいぜ。断れば軍隊を送るってか? まさかそこまではしないだろうけど……。 あの国の国民はマジで選んじゃったんだものなあ、あの人を。その選んだ国民が辛い目にあうのは自業…
「言葉の海へ」鈴木耕

第340回:暗い夜明け(鈴木耕)

昨年2024年は、元日早々の能登大地震と、2日の日航機と海保機の衝突炎上事故で幕を開けた。なんとも重苦しい年始であった。そして締めくくりは、韓国における尹錫悦大統領の「非常戒厳」布告とそ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第339回:File24 ぼくの「記事ファイル」から②(鈴木耕)

先週に続いて、2024年のぼくの「記事ファイル その②」です。7月~12月の半年分。いろんなことがありました…。ざっと俯瞰すると、今年は日本を含む世界中が「選挙イヤー」だったことがよく分かる。さっそく、タイトルを拾っていこう。◎沖縄…
「言葉の海へ」鈴木耕

第338回:File24 ぼくの「記事ファイル」から①(鈴木耕)

今週と来週は、ぼくの2024年1年間の新聞や雑誌の記事の切り抜きファイルから、関心を持った出来事をピックアップする。ぼくがどんなことに関心を持ったか、衝撃を受けたか、自分の気持ちの揺れが見えてくるのが、このファイルだ。さっそく、タイ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第337回:アホな政治家ほど危ないものはない(鈴木耕)

『戒厳令の夜』(五木寛之)という小説がある。ぼくが大学生の頃だからずいぶん昔の本だけれど、とても面白い小説だった。小説の世界なら、読んで面白ければそれで満足。だがこれが現実となると恐ろしい。それもお隣の国で、実際に「非常戒厳」が…
「言葉の海へ」鈴木耕

第336回:「汚語」という言葉を造った(鈴木耕)

東京新聞に「こちら特報部」という見開き2ページの特集記事があって、毎日掲載されている。普通ならば、特集面であっても土日くらいは休むものだが、東京新聞の「こちら特報部」は、雨が降ろうが槍が降ろうが休まない。毎日毎日、様々な問題を…
「言葉の海へ」鈴木耕

第335回:仲良きことは美しき哉(鈴木耕)

日曜日(24日)、東京都府中市の公園で、とても楽しい催し(というより「お祭り」です)が開催された。毎年この時期に行われ、ぼくも楽しみにしているイベントである。「朝鮮文化とふれあうつどい」という。からりと晴れた秋空、風は少し吹いてい…