(最初に言っておきます。このはてブロを読んで不快に思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、「全米が泣いた」くらい大袈裟な表現をしている文章ですので、どうか気にしないでください🙇)
YouTubeの過去作ドラマ無断転載のコメント欄に、「最近のドラマ面白くない。昔の方が良かった」と書き込んでいるやつ、『アンナチュラル』を見たことがあるか。カフェで「石原さとみ可愛いよね〜!」と話しているやつ、『アンナチュラル』を見たことがあるか。カラオケでLemonを歌ってるやつ、『アンナチュラル』を見たことがあるか。結婚式の余興でLemonを歌っているやつ、お前は『アンナチュラル』を見ていないな。ていうか、アンナチュラル見てなくても、Lemonの歌詞の意味受け取ったら、結婚式で歌おうとは思わなくないか?なんですか?あなたは米津玄師ですか?
「不自然死究明研究所(英:Unnatural Death Investigation Laboratory)=通称"UDIラボ")」で働く人々の人間ドラマを中心に描きながら、毎回さまざまな「死」を扱いながらも、スピード感と爽快感を持って、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、1話完結型の法医学ミステリードラマ(※ほぼ公式サイト引用)『アンナチュラル』が8月からAmazonプライムこと、アマプラで配信されることになりました。
難しいことは言わないので、全人類見てください。人類が地球に生まれた理由は、アンナチュラルに出会うためなので、早いとこ出会ってください。"アンナチュラルを知る=生きる"なのでさっさと見てください。正直な話をすると、アンナチュラルを見てないのにLemonを歌ってるやつは、アンナチュラルを知った側の人間に、殺される可能性があるので、自分の命ためにも早く見てください。
さーて、さて。難しいことは何ひとつ言わない!アンナチュラルのここがヤバい!
本作の主人公、法医解剖医で執刀医の三澄ミコトを演じるのが、そう石原さとみ。あなたはどの石原さとみが好き?と聞かれたら、私は食い気味で、アンナチュラル三澄ミコトと答える。皆さんは、さとみに対してどのような印象を持っていますか?(アッ私は石原さとみさんのことを敬意と感謝を込めて「さとみ」と呼んでいます)『リッチマン、プアウーマン』ブ、ブ、ブラジルデスヨ!?シッテマス!?!??チキュウノウラガワノズーーーーットズーーーットの夏井真琴ですか?『失恋ショコラティエ』のあざとい上目遣いサイコパスの高橋紗絵子ですか?『シン・ゴジラ』のガッッヅジィーーーーーラですか?今ちょうど失恋ショコラティエの再放送がうちの地域でしているんですが、さとみのあまりの可愛さに鼻血を出しています。松潤そこ代われ。
でも私は、アンナチュラルのさとみが世界一好き。なぜかというと、さとみ演じる三澄ミコト、さとみ100%の可愛さが出てるんです。それはもう、ナチュラルなさとみ。さとみって"役"としてキャラを作りこんでるという登場人物を演じることが多かったと思うです。そう、アンナチュラル。本人の素の感じからしたら、不自然。それがこの、アンナチュラルの三澄ミコト、特別に、かわいこぶらない、カッコつけない。ごくごくただのそのままの石原さとみとして、人間として存在してる。誰もが、こういう石原さとみ見たかったッッッッッッッッッさとみ好きッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!ってなる。
「石原さとみってかわいこぶってて苦手〜」って言ってくる人には、問答無用でアンナチュラルを口に押し込みましょう。
Lemon
この日本に住んでいて、聴いたことがないという人がいないであろう大ヒット曲、米津玄師のLemon。でも、君はLemonのことを本当に"理解ってる"のか。アンナチュラルを知ったものが語るLemonと、アンナチュラルを知らないものが歌うLemonは、夏と冬くらい違う。
例えば、サビの「あの日の悲しみさえ」の場合。アンナチュラルを知らないものは、クレしんのみさえをクソコラとするが、アンナチュラルを知るものは、何も言わずに唐揚げにレモンをかけられたときの悲しみレベルで泣く。「未だにあなたのことを夢にみる ヴェッ」の場合。アンナチュラルを知らないものは、誰かがカラオケで歌うたび「未だ〜に あなた〜の ことを〜覚え〜ている〜」「ヴェッ」と合いの手をするが、アンナチュラルを知るものは、「未だにあなたのことを覚えている…… ヴェェェェェェッッッ(嘔吐)」になる。外国人の方が手をひらひらさせてるMVのラスサビの場合。アンナチュラルを知らないものは、カラオケで歌っている人の真後ろのソファに立って手をひらひらさせるが、アンナチュラルを知るものは、手が震えすぎてむしろダンスのキレがよくなる。これくらい、アンナチュラルを知らないものと知るもので、感じてる印象が違うのだ。まとめると、アンナチュラルを知ったあとは、今までみさえのクソコラで笑ってたのが笑えなくなるし、ヴェッが嘔吐になるし、手の震えがキレキレになる。でも、みさえのクソコラを初めて見たときは笑った。
ともかく、Lemonはアンナチュラルのキャラソンである。Lemonがささるオタクは、とにかくアンナチュラルを見てくれ。Lemonを推しカプのイメソンにしているオタクは、とにかくアンナチュラルを見てくれ。ささる。死ぬ。殺される。というかLemonの本家、アンナチュラルを見ないで創作にLemon使っているのは原作読まずにタイトルの雰囲気で創作してるのと一緒だから、創作するなら本家もよろしくして。
そして、Lemonはアンナチュラルの演出である。Lemonがながれることにより、「死」が、より「生」となる。気づたら、「夢ならばどれほどよかったでしょう」のY音で涙腺崩壊している。Lemon百人一首があったら、秒で札を取れるレベル。
さらに、アンナチュラルには、井浦新演じる中堂系という登場人物がいるのだが(多くは語らないから自分の目で確かめてくれ)、正直な話、中堂系以上にLemonが似合う人間にあったことがない。中堂系を知ってしまったら、もう中堂系を知る前のLemonに戻ることはできない。ほらほら、そこの君、中堂系を知る人間になろうじゃないか。
結婚式の余興でLemon歌うやつには、問答無用でアンナチュラルを口に押し込みましょう。そして、失恋ソング特集にbacknumberと並べてLemonを流したテレビ局にも、問答無用でアンナチュラルを口に押し込みましょう。
ここまで、とにかく世間に知ってほしい、アンナチュラルの石原さとみとLemonについて書いてきたが、正直アンナチュラルのヤバいところはまだまだある。
・未来人かよ、野木亜紀子先生による巧みな脚本
・1話から張り巡らされた伏線
・1分1秒無駄のない展開
・井浦新演じる中堂系
・美しすぎる「死」と「生」の演出
・心を揺さぶる音楽
・美味しい食べ物
・Lemonの擬人化中堂系
・中堂系の擬人化Lemon
・社会に訴えかける「怒り」
・報われない選手権世界一窪田正孝演じる久部六郎
・報われろ中堂系
・同僚にください、市川実日子演じる東海林夕子
・上司にください、松重豊演じる神倉保夫
・上司にはしたくない中堂系
・中堂系とおともだち、竜星涼演じる木林南雲
・中堂系
・中堂系
・中堂系
などなどなど。とにかくヤバい。
しかも、このアンナチュラルは連ドラ初心者に優しい1話完結型。全10話。全部見るのはさすがに無理、、、、、という人でも、とりあえず1話から始められる。1話だけでも、もちろん作品の面白さは分かる。まあ、そのあと続けて見るかどうかはあなた次第ですがふふ。
ちなみに、私のフォロワーのフォロワーさんや、フォロワーのフォロワーのフォロワーさんは、アンナチュラルを2日で完走したとか、深夜にイッキ見したとかいう、飲酒運転ばりの危険行為をしていました。言っておきますが、アンナチュラルの一気飲みはたいへん危険です。週一、3ヶ月にわたるアンナチュラル摂取をしたリアタイ勢ですが、普通に危険でした。皆さん、どうかお気をつけて。
とにかく、アンナチュラルを見てくれ。これ以外の言葉はいらない。見てくれ。アンナチュラルを見ることで、あなたの人生はより豊かなものに、より地獄へ、より「生きる」ということを強く感じるでしょう。
さぁ!8月はすぐそこ!君の夏はここから始まる!
(※この文章は過激なオタクでお送りしました)
(※米津さんがLemonを作った背景(祖父の話)のことは頭に入っております)