3/13トレードレポート

〈昨日の振り返り〉
為替市場はニューヨークタイムまでは円安でしたが、米雇用統計発表後はドル安・円高になり引けました。
米国株式市場は3指数共に下落しており、2日連続の下落となっております。
米国債券市場は上昇しており、特に10年国債は1.49%の上昇となっております。


〈ファンダメンタルズ〉
22:30から米雇用統計が発表されましたが、結果は予想値とあまり差異がない結果となりました。なのにもかかわらず米国株式市場が2日連続で下落してるのは米シリコンバレー銀行破綻による物であるのは間違いないと思います。イエレン米財務長官は米シリコンバレー銀行破綻について「効果的なツール」が規制当局にはあると発言をしております。


〈今日の重要な経済指標〉
3/13は特に重要な経済指標はないです。


〈今日のトレード戦略〉
米シリコンバレー銀行破綻で今マーケット全体が相当混乱してると思います。もし他の銀行にも波及するような事があればアメリカがストロングリセッション(強い景気後退)に陥る可能性があります。2007年頃にリーマンブラザーズが破綻をしたリーマンショックがありました。その際はアメリカ政府が7000億ドルの銀行救済策と7800億ドルの財政支援策を行いましたが2009年にアメリカ株が最低値となりました。今回の米シリコンバレー銀行破綻が第二のリーマンショックになるのかどうかはわかりません。ただ銀行は金貸し業ですので、銀行が経営難になってしまうと個人・法人かかわらず融資が受けられず資金調達が困難になり、国の景気は暗転していきます。しばらくは米シリコンバレー銀行破綻は注目したほうがいいのではないかと思います
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