コンドームに穴あけ性行為、カナダの男が性的暴行で有罪
[オタワ 7日 ロイター] -カナダ最高裁判所は7日、交際相手を妊娠させようとコンドームに穴をあけた上で性行為を行ったとして、性的暴行罪に問われたノバスコシア州の男に対し、下級審の有罪判決を支持する決定を下した。
男の交際相手の女性は、妊娠しないようコンドームを装着した上での性行為には合意していたと話していた。最高裁は、性行為は合意のもとで行われたが、女性は無防備な性交渉には合意していなかっとし、男の有罪は認められるとした。
男は現在保釈中だが、最高裁の判断を受け、禁錮18月の刑に服することになる。検察によると、男は2006年、関係悪化を防ぐ目的で、女性を妊娠させようとしたという。
女性は結局妊娠したものの、男がコンドームに穴をあけたことが原因だったかどうかについては、裁判で提示された証拠からは明らかになっていない。
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