ペルーの受刑者がオリジナル演劇披露、出所後の社会復帰後押し

ペルーの受刑者がオリジナル演劇披露、出所後の社会復帰後押し
6月20日、ペルーの首都リマの劇場で、刑務所の受刑者らが舞台に立ち、演劇を披露するイベントが開かれた(2012年 ロイター/Enrique Castro-Mendivil)
[リマ 20日 ロイター] ペルーの首都リマの劇場で20日、刑務所の受刑者らが舞台に立ち、演劇を披露するイベントが開かれた。
出演したのはアンコン刑務所に収容されている受刑者約20人で、4カ月のリハーサルを経て実現した。ストーリーは、受刑者による刑務所での告白というオリジナルの内容。
舞台裏では、おどけてみせる受刑者もいたが、そのそばで刑務官が常に目を光らせるという異様な雰囲気。公演が終わると、舞台上の受刑者らには観客から惜しみない拍手が送られた。
このイベントは刑務所当局が主催したもので、受刑者の出所後の社会復帰を後押しするのが目的だという。

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