10月27日、菅義偉官房長官は午前の会見で、現在は極めて厳しい経済環境にあり、国民も心配しているとの認識を示した。また政府としては、着実にひとつひとつ仕事をこなしていくことが大事だと語った。5月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 27日 ロイター] - 菅義偉官房長官は27日午前の会見で、現在は極めて厳しい経済環境にあり、国民も心配しているとの認識を示した。また政府としては、着実にひとつひとつ仕事をこなしていくことが大事だと語った。
菅官房長官は各種の世論調査で内閣支持率がまちまちとなったことについて「傾向はばらばらで(2閣僚辞任の)影響がどのように出ているか申し上げるのは控える」としたうえで、「政府としては極めて厳しい経済環境などの中で、今まですすめてきた政策、とくに地方創生、女性の輝く社会(の実現)、経済問題を含めて、一つ一つ着実に仕事していくことが大事だ」と語った。
さらに、厳しい経済環境との発言について「常に経済は厳しいのではないか。国民はいま経済を非常に心配していると思う。経済をなんとかしてくれという期待感があるのではないか」と述べた。
石田仁志
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」