Amazonのジェフ・ベゾスが「次のボンド役に誰を選ぶ?」とファンに質問 さまざまな名も挙がるも回答はあの人に集中

その質問の答えは予想通り

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Amazon MGM Studiosが「007」シリーズのクリエイティブ権を完全に手にし、長年にわたってボンドシリーズでプロデューサーを務めてきたバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンが退任した。その衝撃的なニュースを受け、誰もが「次の007は誰になるべきか?」という質問を投げかけている。

Amazonの創業者であるジェフ・ベゾスが、Xの投稿で「次のボンド役に誰を選ぶ?」とユーザーに質問し、次のような名が挙がった。

  • 「ヴェノム」シリーズのトム・ハーディ
  • MCU映画に出演しているイドリス・エルバ
  • 「X-MEN」シリーズのプロフェッサーX役で知られるジェームズ・マカヴォイ
  • マグニートー役のマイケル・ファスベンダー
  • 『クレイヴン・ザ・ハンター』のアーロン・テイラー=ジョンソン(以前は候補リストのトップと噂されていた)

しかし、ファンのお気に入りは、明らかにヘンリー・カヴィルだ。

ベゾスのツイートから、ヘンリー・カヴィルがインターネット上でトレンドになるまで、それほど時間はかからなかった。なぜなら、スーパーマン役や『ウィッチャー』のゲラルト役で知られるカヴィルにダニエル・クレイグの後任になってほしいと願う、ジェームズ・ボンドの熱狂的なファンが大勢いるからだ。

Amazonが主導権を握るようになった今、カヴィルが世界でもっとも有名なスパイを演じる可能性が高まったのではないかと考える人もいる。カヴィルは、Amazon制作による期待作「ウォーハンマー40,000」のプロジェクトに主演してプロデュースする契約を結んているが、ボンド役で契約する可能性もあるのだろうか。

2006年の『007/カジノ・ロワイヤル』で、カヴィルがジェームズ・ボンド役のオーディションを受けたことはよく知られており、そのオーディション映像が最近発掘されて話題となった。『007/カジノ・ロワイヤル』のマーティン・キャンベル監督は、そのオーディションは素晴らしかったと評していたが、当時まだ23歳だったカヴィルは若すぎると判断され、ダニエル・クレイグが役を獲得した。

2023年にThe Expressのインタビューで、キャンベルはカヴィルについてこう語っている。「オーディションでの彼は素晴らしかったです。彼の演技はものすごかった。もしダニエルがいなかったら、ヘンリーは素晴らしいボンドになっていたでしょう。彼はヴィジュアル的にもすごくよかった。見事な体型で、とてもハンサムで、すごく彫りが深いですから。ただ、あの当時の彼はちょっと見た目が若かったんです」

カヴィルはジョシュ・ホロウィッツとのインタビューで、「これは僕が聞いた話ですが、僕とダニエルが最終候補だったんです。僕は若いほうの選択肢でした。おそらく、当時の僕にはまだ早かったでしょう。ダニエルはこれまでの映画で見事な仕事をしましたから、僕はあの選択でよかったと思っていますよ」と語っていた。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でダニエル・クレイグがシリーズを降板後、プロデューサーたちが次のジェームズ・ボンドを探していたことは周知の事実だ。だが、カヴィルがボンド役を演じる可能性はあるのだろうか。キャンベル監督は、「ダニエルが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をやったとき、もう1本やる頃には年を重ねすぎだろうという年齢になっていました」と述べ、こう続けている。

「ボンド役は3本の契約だと思います。それについては、100%確実に知っているわけではではありませんが。ピアース(・ブロスナン)がボンドをやったときには、3本契約しなければならなかったことは知っています。ですから、そうすると6年間とかになるのかな。ダニエルも同じ契約だったかはわかりません。でも、次の人もそうなるでしょうね」

さらに監督は、「ヘンリーは40歳だから、3本目が終わる頃には50歳近くになっています。それに2本目以降、ボンド映画は2~3年ごとになります。ヘンリーは鍛えているし、いい人です。オーディションでは素晴らしかったですが、皮肉なことに彼は若すぎたんです」とも述べていた。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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