知る
[編集]宮島は、日本の歴史の中で最も神聖な場所の一つとされてきました。806年、弘法大師が弥山に登り、真言宗の修行場としてその地位を確立しました。以来、島内の仏教寺院と神社は密接な関係を保ってきました。
かつては女人禁制で、老人は島流しにされていきました。そのため、宮島の祭祀の清らかさが損なわれないようにと、宮島は「厳島」と呼ばれるようになりました。実際、厳島の正式名は「厳島」であり、厳粛な島です。宮島は、「神の島」という意味の通称です。
宮島は「神の島」として親しまれていますが、この島の町には、江戸時代の面影を残すために厳しい規制がとられています。島内には鹿が歩いています。海沿いの遊歩道は特に魅力的で、一日の終わりには、ツアー客が帰路につき、石灯籠に明かりが灯されます。
着く
[編集]宮島へは、広島市などから海路で行くことが出来ます。最も主要なフェリー乗り場は、1 宮島口 で、JR広島駅からは山陽本線(30分、¥420)または、広島電鉄宮島線(70分、¥270)で行くことが出来ます。広電は平和記念公園も経由します。
宮島口からは、JR西日本宮島フェリーと宮島松大フェリーが宮島に向けて運航しています。所要時間は10分、料金は片道¥180です。JAPAN Rail passやJR西日本が販売するフリーきっぷを購入すると無料で利用できます。フェリーは6時25分から運航され、日中は1時間に4便以上運行されています。22時~23時が最終便で、17時過ぎにはほとんどの観光客がいなくなることから、それ以降はまた違った雰囲気を味わうことが出来ます。
平和記念公園がある元安橋桟橋からは、アクアネットが「ひろしま世界遺産航路」を運航しています。料金は、片道¥2200、往復¥4000(小学生は半額)。時刻は日により異なり、宮島周辺の潮の満ち引きに影響される場合がありますが、日中帯は1時間に1本程度運航しています。
瀬戸内海汽船の高速船は、広島(宇品)港とグランドプリンスホテル広島から宮島まで1日6往復運航しています。また、広島(宇品)港では、松山市への便との乗り継ぎもできます。広島港から宮島までの所要時間は32分、料金は片道¥1900、1日フリーパスは¥3400。JR西日本が販売する一部のフリーきっぷも利用可能です。
宮島へ渡る橋はありません。フェリーの中には、自動車やバイクを運べるものもありますが、島内の駐車場は高額かつ見つけるのが難しく、ほとんどの観光スポットには自動車で行くことができません。事前に連絡すれば、宿泊施設が送迎してくれる場合があります。
移動する
[編集]宮島は徒歩で移動できるほど小さいです。タクシーはフェリー桟橋からホテルや住宅街まで乗れますが、神社エリアなどの観光地では乗れません。
広島電鉄で発売する「一日乗車乗船券」(¥900)は、宮島口からの宮島松大汽船と、広島電鉄の路面電車が乗り放題になります。広島市内の観光案内所や路面電車の車掌さんからも購入できます(時間の節約になるのでおすすめです)。「広島たびパス」(1日券 ¥1000、2日券 ¥1500)は、宮島口からのフェリー(JRフェリー・宮島松大汽船)、広島電鉄の路面電車、市街地を走る多くの会社が運行する路線バスが乗り放題になります。こちらは、路面電車の車内では購入できません。
観る
[編集]- 1 厳島神社 、宮島町1-1。電話番号:(0)829-44-2020、ファックス:(0)829-44-0517 。 島全体がユネスコの世界遺産に登録されており、高床式の本堂と参道で構成された朱塗りの建造物です。参拝者が足跡を残さないように参拝するために、この形式で建築されました。神社では結婚式が行われることもあります。 営業時間:3月~10月: 06:30-18:00, 11月: 06:30-17:30, 12月: 06:30-17:00, 1月~2月: 06:30-17:30。 値段:神社昇殿料 ¥300 , 宝物館拝観料共通券 ¥500。
- 3 大聖院、宮島町210。電話番号:(0)829-44-0111、メール:misen806@daisho-in.com 。 丘の上にあります。大般若経や四国八十八ヶ所巡礼にまつわる仏像が並んでいます。また、遍照金剛は、不気味な雰囲気が漂っています。 営業時間:8:00~17:00。 値段:無料。
- 4 宮島水族館、宮島町10-3。電話番号:(0)829-44-2010、ファックス:(0)829-44-0693 。 380種類以上の海の生き物を集め、アシカのショーやペンギンとの撮影会など、動物イベントを毎日開催しています。宮島桟橋から徒歩約20分で、子供連れなら立ち寄る価値あり。 営業時間:Daily 08:30-17:00。 値段:¥1420。
- 5 宮島歴史民俗資料館、宮島町57。電話番号:(0)829-44-2019、ファックス:(0)829-44-0631 。 宮島の民芸品や歴史に関して触れることが出来る施設で、多くの展示品は地元住民から寄贈されたものです。本館は1800年代前半の醤油醸造を営み、豪商といわれた江上家住宅で国の有形文化財に指定されています。1時間ほどで見学可能。 営業時間:火~日曜 09:00-17:00。 値段:¥300 (高校生 ¥170)。
する
[編集]- 1 弥山 (530 m) 。 体力に余裕があれば、弥山から島と海を眺めるのもよいでしょう。途中の休憩を挟みながら、1時間ほどのハイキングです。ロープウェイの看板を目印に進みましょう。水族館近くの苔むした公園から始まる「於茂登り」と呼ばれる、あまり利用されていない、少しきつい(が、その分やりがいがある)ルートもあります。体力に自信のない場合は、宮島ロープウェイで展望台まで行き、そこからハイキングすることも可能です(片道¥1100、往復¥2000)。ロープウェイは17:00に運行を終了します(最終降車は17:30)。ロープウェイ終点から山頂までは徒歩30分、最初の10分を下った後、約150mの高さを登らなければなりません。
- 2 紅葉谷公園 。 ロープウェイの駅は紅葉谷公園の中腹にありますが、公園は最頂点まで行かなくても散策する価値があります。紅葉の名所として知られ、途中には静かな小寺院が点在し、ホテルの多くがここに集まっています。 営業時間:全曜日。
買う
[編集]不思議ですが、宮島といえば、ヘラのような形をした「杓子」が有名です。1 etto 宮島交流館 には、5メートルを超える世界一大きな杓子が展示されています。
土産物店の多さには驚かされます。杓子や鳥居のミニチュア、お菓子の箱詰めなど、どの店も同じような価格で販売している。(表参道にはリラックマの店もある)。また、紅葉谷公園から港にかけての道には、銅像や画材店があり、素晴らしい商品を素晴らしい価格で販売している。
もうひとつの地元の銘菓は「鹿の糞」です。もちろん本物ではなく、糞の形をしたサクサクのチョコレートです。おばあちゃんに「日本では何をしたの?」と聞かれたら、きっと主役になれるはずです。
食べる
[編集]- 1 MIYAJIMA BREWERY、宮島町459-2。電話番号:(0)829-40-2607。 営業時間:月~金 12:30-17:00、土~日曜 10:30-17:00。 値段:ビール3種セット ¥1100。
- 2 いな忠、宮島町507-2。電話番号:(0)829-44-0125。 営業時間:月~水・金曜 10:30~15:00、土・日曜 10:30~15:30。 値段:あなごめし ¥2300、かき丼 ¥1300。
- {{Eat|name=GEBURA|url=https://gebura.jp/%7Caddress=宮島町539%7Clat=34.298930%7Clong=132.321873%7Chours=10:00~%7Cprice=広島レモンソーダ%5Bリンク切れ%5D テンプレート:JOY
- 7 庭カフェ 御山、宮島町527-2。電話番号:(0)829-44-2777。 営業時間:水・土・日曜 11:00~20:30、月・木・金曜 17:00~20:30。 値段:日替わりランチ ¥1375、ディナーセット ¥3630。 URLがSNSへのリンクです
- 8 宮島 レ・クロ、宮島町527-1。電話番号:(0)829-30-7196、ファックス:(0)829-30-7196。 1912年竣工の邸宅をリノベーションした西欧料理のレストラン・カフェ。 営業時間:11:30~15:00 / 17:00~21:00。 値段:ランチコース ¥2800~、ディナーコース¥6600/¥8800。
泊まる
[編集]繋がる
[編集]宮島にある公共施設や、一部のフェリーなどでは、公衆無線LANが使用可能になっています。使用可能な場所は、公式観光サイトで確認することが出来ます。