RISC Single Chip
表示
生産時期 | 1993年から |
---|---|
設計者 | IBM |
生産者 | IBM |
CPU周波数 | 33MHz から 45MHz |
アーキテクチャ | POWER (32ビット) |
コア数 | 1 |
Power アーキテクチャ |
---|
RISC Single Chip (RSC)は、IBMが開発・製造した、シングルチップのマイクロプロセッサである。
RSCは、POWER命令セットアーキテクチャを持つマルチチップのPOWER1マイクロプロセッサーの、機能削減・シングルチップ版である。RSCは、IBM RS/6000ファミリーのモデル220や230などの、エントリーレベルのワークステーションで使用された。RSCの派生製品には、耐放射線版のRAD6000や、最初のPowerPCプロセッサであるPowerPC 601がある。
RSCはクロック周波数 33MHz および 45MHz で稼動した。RSCはALU、FPU、ブランチプロセッサーの3つの実行ユニットと、8KBの一元化された命令およびデータを持った。
参照
[編集]関連項目
[編集]- POWER1 - RSCの派生元
- PowerPC 601 - 基本的にはRSCの低価格・省電力版で、いくつかのPowerPC命令が追加された
- RAD6000 - RSCの耐放射線版
外部リンク
[編集]- Moore, C. R., Balser, D. M., Muhich, J. S., and East, R. E. (1992). "IBM Single Chip RISC Processor (RSC)" (PDF). Proceedings of the 1991 IEEE International Conference on Computer Design on VLSI in Computer & Processors. IEEE Computer Society. pp. 200–204. ISBN 0-8186-3110-4。
- Computergram. "IBM adds fast single-chip RS/6000 230 at $4,800", Computer Business Review, 19 May 1993.