FG-15
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原開発国 | 中華人民共和国 |
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初飛行 | 1986年2月2日 |
設計者 | 中国河西化工機械公司 |
目的 | アポジキックモーター |
搭載 | 長征3号 |
前身 | FG-02 |
後継 | FG-36 |
現況 | 製造終了 |
固体燃料モーター | |
推進薬 | HTPB |
ケーシング | グラスファイバー |
構成 | |
燃焼室 | 1 |
性能 | |
推力 (vac.) | 40.9 kN (9,200 lbf) |
Isp (vac.) | 289秒 (2.83 km/s) |
全力積 | 1.432 MN (322,000 lbf) |
燃焼時間 | 35秒間 |
推進剤容量 | 505 kg (1,113 lb) |
寸法 | |
全長 | 1,489 mm (58.6 in) |
直径 | 896 mm (35.3 in) |
乾燥重量 | 75 kg (165 lb) |
使用 | |
東方紅2号 | |
リファレンス | |
出典 | [1][2][3] |
FG-15 (別名 DFH-2 AKM SpaB-170)はHTPBを燃焼する中華人民共和国で開発された回転安定式アポジキックモーターである[3]。中国河西化工機械公司 (同様にCASICの第六研究院としても知られる)によって東方紅2号人工衛星バスを静止軌道へ投入するために開発された[4]。
総定格重量は580 kg (1,280 lb)でそのうち推進剤は505 kg (1,113 lb)で燃焼後の重量は75 kg (165 lb)である。平均推力は40.9 kN (9,200 lbf)で比推力は289秒で燃焼時間は35秒である。力積は1.432 MN (322,000 lbf)である。エンジンはグラスファイバー巻きの筐体、炭素/炭素ノズル内張り素材、等圧拡散ノズルと燃料の非破壊検査等の中国の一連の固体燃料産業の技術が投入された。
初期の製造コードのFG-15はDFH-2バスと共に2回飛行した。FG-15BはDFH-2A バスで使用されて5回飛行した。
日付 | 打上げロケット | エンジン | 射場 | 任務 | 結果 |
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1984-01-29 | 長征3号 | FG-15 | 西昌衛星発射センター | STTW-T1 | 点火失敗 |
1984-04-09 | 長征3号 | FG-15 | 西昌衛星発射センター | STTW-T2 | 成功 |
1986-02-02 | 長征3号 | FG-15B | 西昌衛星発射センター | DFH-2A-T1 | 成功 |
1988-03-09 | 長征3号 | FG-15B | 西昌衛星発射センター | ChinaSatSat-1 (DFH-2A-T2) | 成功 |
1998-12-24 | 長征3号 | FG-15B | 西昌衛星発射センター | DFH-2A-T3 | 成功 |
1990-02-05 | 長征3号 | FG-15B | 西昌衛星発射センター | DFH-2A-T4 | 成功 |
1991-12-28 | 長征3号 | FG-15B | 西昌衛星発射センター | ChinaSatSat-4 (DFH-2A-T5) | 点火失敗 |
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ “DFH-2 AKM”. Encyclopedia Astronautica. 2015年7月25日閲覧。
- ^ McDowell, Jonathan. “5.6.38: Shanxi AKM”. Jonathan Space Report. 2015年7月25日閲覧。
- ^ a b Norbert Bgügge. “Some Chinese solid fuel aerospace motors”. B14643.DE. 2015年7月25日閲覧。
- ^ Harvey, Brian (2013). “Rocket Engines”. China's Space Program — The Great Leap Forward. Springer Science & Business Media. p. 97. ISBN 978-1461450436