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高川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高川
高川
水系 一級水系 淀川
種別 一級河川
延長 4.252 km
平均流量 0.169 m3/s
(水路橋)
流域面積 0.014 km2
水源 牛ヶ首池(吹田市津雲台)
水源の標高 58.374 m
河口・合流先 神崎川
流域 日本の旗 日本
大阪府吹田市豊中市
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高川(たかがわ)は、大阪府豊中市吹田市の境を流れる淀川水系の一級河川神崎川の支流。

地理

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高川が流れる水路橋の下を府道と阪急バス吹田線が通る。

大阪府吹田市内の千里丘陵を流れる桃山台水路が源流で、豊中市との境を南下する。途中、服部緑地の東端や、江坂の西端を通る。中流からは著しい天井川で、特に豊中市北条町・小曽根と吹田市江坂町との市境では、大阪府道145号阪急バス吹田線が水路橋の下を通る。さらに南下し、吹田市芳野町と豊中市豊南町東の間で神崎川に合流する。

歴史

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洪水が多かったため、堤防が決壊するたびに高く造り直しており、その結果天井川となった。かつて神崎川との合流点付近には対岸(現在の大阪市内)と結ぶ渡し船「小曽根の渡し」があって渡し船を利用する人々が行き交い、三国街道と呼ばれた。堤防には松が植えられ、風情のある街道だった。現在に残る松並木は室戸台風で松が倒れた後、周辺の住民が植え替えたものが多い。

生息している魚類

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定着しているもの

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コイ科

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  • コイ亜科:コイ(鯉)、ギンブナ(銀鮒)
  • ヒガイ亜科:モツゴ(持子)

ドジョウ科

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  • ドジョウ (泥鰌、マドジョウとも)

メダカ科

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  • ミナミメダカ(南目高)

ハゼ科

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  • ハゼ亜科:ウキゴリ(浮五里)、ヌマチチブ(沼知々武)

バス科

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  • クロマス(黒鱒、オオクチバス、ブラックバス、外来種)
  • ブルーギル(外来種)

グッピー科

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  • カダヤシ(蚊絶し)

回遊魚

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ウナギ科

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  • ニホンウナギ(日本鰻):捕獲したことがあるものは一尺六寸ほどの成魚で、食してみると大変不味かった。

ハゼ科

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  • ハゼ亜科:トウヨシノボリ(橙葭登):回遊型と陸封型があるが、神崎川との関係から回遊型と考えられる。

ボラ科

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  • ボラ(鯔):夏期に幼魚が神崎川から高川へ五十疋程度の群をなして上る。

定着しているか否か判らないもの

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コイ科

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  • ヒガイ亜科:タモロコ(田諸子)、ムギツク(麦突)
  • ニゴイ亜科:ニゴイ(似鯉)
  • ハエジャコ亜科:オイカワ(追川、追河、国内外来種):放流しているのを目撃した。それ以前は全く獲れなかった。

タウナギ科

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  • タウナギ(田鰻、外来種)

位置情報

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流域の自治体

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大阪府
吹田市豊中市

関連項目

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