重森暁
表示
重森 暁(しげもり あきら、1942年 - )は、日本の経済学者。大阪経済大学名誉教授。専門は、地方財政・地方自治など。
1942年朝鮮・鉄原生まれ。1972年京都大学文学部卒業。京都大学より経済学博士の学位を取得。大阪経済大学第12代学長。大阪自治体問題研究所・理事長なども務め、地方自治体の行財政について提言している。日本地方財政学会・理事、大学コンソーシアム大阪・副会長も務めた。
略歴
[編集]- 1966年 京都大学文学部卒業
- 1972年 京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得
- 1980年 高知大学人文学部経済学科教授
- 1983年 大阪経済大学経済学部教授
- 2004年 大阪経済大学学長
- 2010年 大阪経済大学経済学部名誉教授
所属団体
[編集]- 日本地方財政学会
- 日本財政法学会
- 日本租税理論学会
- 日本地方自治学会
- 経済学教育学会
著書
[編集]単著
[編集]- 『地域と労働の経済理論』(1981年・青木書店)
- 『現代地方自治の財政理論』(1988年・有斐閣)
- 『分権社会の政治経済学―産業自治と生活者民主主義』(1992年・青木書店)
- 『柔らかい分権と地方財政』(1993年・自治体研究社)
- 『地方分権―どう実現するか』(1996年・丸善出版)
- 『分権社会の政策と財政―地域の世紀へ』(2001年・桜井書店)
- 『入門 現代地方自治と地方財政』(2003年・自治体研究社)
共著
[編集]- (遠州尋美・土井乙平・徳永光俊)『大阪発アジア行き―アクティブ地域政策学の旅へ』(2001年・法律文化社)
- (森裕之・中山徹・初村尤而、大阪自治体問題研究所編)『どこへゆく大阪府行財政計画』(2001年・自治体研究社)
- (川瀬憲子・関野満夫)『地方交付税の改革と課題』(2002年・自治体研究社)
- (初村尤而、大阪自治体問題研究所編)『忠岡町・岸和田市の合併をどう考えるか』(2004年・自治体研究社)
編著
[編集]- 『地域のなかの公務労働』(1981年・大月書店)
- 『日本財政論』(1983年・青木書店)
- 『共同と人間発達の地域づくり―自治体改革への陣地戦』(1985年・自治体研究社)
- 『日本公企業の再生』(1986年・法律文化社)
- 『都市に未来はあるか―大震災と復興政策』(1997年・法律文化社)
共編著
[編集]- (島恭彦・池上惇)『情報化社会の行政改革』(1986年・青木書店)
- (池上惇・植田和弘)『地方財政論』(1990年・有斐閣)
- (遠州尋美)『都市再生の政治経済学―日米都市の比較研究』(1993年・東洋経済新報社)
- (池上惇)『現代の財政』(1996年・有斐閣)
- (鶴田廣巳・植田和弘)『Basic現代財政学』(1998年・有斐閣、新版・2003年、第3版・2009年)
- (坂本忠次・遠藤宏一)『分権化と地域経済』(1999年・ナカニシヤ出版)
- (都市財政研究会)『しのびよる財政破綻―どう打開するか』(2000年・自治体研究社)
- (関西地域問題研究会)『検証・市町村合併―合併で地域の明日は見えるか』(2002年・自治体研究社)
- (大阪自治体問題研究所)『高石市・堺市の合併をどう考えるか―財政問題を中心に』(2002年・自治体研究社)
- (田中重博)『構造改革と地方財政―分権的税財政システムへの展望』(2004年・自治体研究社)
- (町村自治確立研究会・大阪自治体問題研究所)『財政分析からみた町村自治の可能性―大阪11町村の実態』(2004年・自治体研究社)
- (藤森高志・森詩恵)『新地域政策のすすめ』(2006年・法律文化社)
- (植田和弘)『Basic地方財政論』(2013年・有斐閣)