翻子拳
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翻子拳(ほんしけん)は中国武術の1つ。中国の北方、主に河北省に伝えられる武術である。
中国武術の中でも最もボクシングに似ていると言われ、猛烈な勢いで連続して拳を相手に打ち込むことを特徴とする。その様子は、雨が降り注ぐごとく、爆竹が鳴り続けるごとく、と形容される。
古くは「八閃番」(八閃翻)または翻拳と言い、明代の著名な武術書『紀効新書』の中では、「善之善者也」(すぐれたもの(武術)の中のすぐれたもの)と評されている。
翻子拳の有名な武術家には、郝鳴九(戳脚翻子拳)、胡奉三、馬賢達(通備翻子拳)がいる。
現在、中国東北地方でよく行われているのは、足技主体の戳脚と組み合わせた戳脚翻子拳である。河北省には鷹爪翻子拳という流派も存在する。
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