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犀潟駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
犀潟駅
駅舎(2021年9月)
さいがた
Saigata
地図
所在地 新潟県上越市大潟区犀潟[1]600番地1
北緯37度12分37.18秒 東経138度18分18.75秒 / 北緯37.2103278度 東経138.3052083度 / 37.2103278; 138.3052083座標: 北緯37度12分37.18秒 東経138度18分18.75秒 / 北緯37.2103278度 東経138.3052083度 / 37.2103278; 138.3052083
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
北越急行
電報略号 サタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
595人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1897年明治30年)5月13日[1][2]
乗入路線 2 路線
所属路線 信越本線(JR東日本)
キロ程 7.1 km(直江津起点)
黒井 (4.4 km)
(2.3 km) 土底浜
所属路線 北越急行ほくほく線
キロ程 59.5 km(六日町起点)
くびき (5.9 km)
(- km) (黒井)*
備考 共同使用駅(JR東日本の管轄駅)
業務委託駅
* 大半の列車が信越本線直江津駅まで直通運転[1]。ただし、そのうち大多数は黒井駅を通過する。
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犀潟駅(さいがたえき)は、新潟県上越市大潟区犀潟にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・北越急行である[1]

両社の共同使用駅であり、管轄はJR東日本が行っている。

乗り入れ路線

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JR東日本の信越本線と、北越急行のほくほく線が乗り入れ、接続駅となっている[1]。ほくほく線は当駅が終点であるが、大半の列車が信越本線を経て直江津駅まで直通運転されている[1]

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅[1]で、両ホームを跨線橋で結ぶ。

JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)が運営する業務委託駅で、管理駅は柏崎駅

1番線北側に面する駅舎は、新潟県内の鉄道駅に現存するものとしては最古の木造駅舎である。有人改札、近距離きっぷ券売機(1台)・自動販売機・トイレなどがある。近距離きっぷ券売機における発売範囲のうち、ほくほく線方面は六日町までの取扱となっている。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 信越本線 下り 柏崎長岡方面  
2 ほくほく線 上り 六日町方面[6]  
信越本線 上り 直江津方面 ほくほく線からの直通列車
3  

(出典:JR東日本:駅構内図

  • ほくほく線と信越本線の直通列車は、ダイヤにより1番線(六日町方面)・3番線(直江津方面)から発車する場合がある。
  • 北陸新幹線が金沢駅に延伸する前まで運行されていた特急「はくたか」は上り列車が3番線、下り列車が1番線を通過し、くびき・土底浜方でほくほく線に転線していた。

利用状況

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  • JR東日本 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員595人である[JR 1]
    • 当駅で計上される乗車人員には実際の乗車人員に加え、ほくほく線から直通する列車で信越本線方面へ通過した「通過人員」の数も含まれる[1]。これは当駅がJR東日本と北越急行の境界駅であり、両社相互間の通過人員も全て当駅で乗降したものとみなし、実際の乗車人員と通過人員とを合算されることによるもので[注 1][7]、実際に当駅で乗降する利用者数はこの数値よりも少なく、上越市では近年における当駅の1日あたりの利用者数を「550人程度」としている[8]。また、この関係で、北陸新幹線開業前の2014年度(平成26年度)までと、開業後の2015年度(平成27年度)以降では、当駅以西の信越本線とほくほく線を経由していた、北陸方面とのアクセス特急の「はくたか」が廃止されたため、乗車人員は大幅に減少した。

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 3,959 [JR 2]
2001年(平成13年) 4,065 [JR 3]
2002年(平成14年) 4,140 [JR 4]
2003年(平成15年) 4,107 [JR 5]
2004年(平成16年) 3,924 [JR 6]
2005年(平成17年) 4,132 [JR 7]
2006年(平成18年) 4,356 [JR 8]
2007年(平成19年) 4,437 [JR 9]
2008年(平成20年) 4,424 [JR 10]
2009年(平成21年) 4,227 [JR 11]
2010年(平成22年) 4,213 [JR 12]
2011年(平成23年) 4,195 [JR 13]
2012年(平成24年) 4,588 [JR 14]
2013年(平成25年) 4,738 [JR 15]
2014年(平成26年) 4,449 [JR 16]
2015年(平成27年) 704 [JR 17]
2016年(平成28年) 719 [JR 18]
2017年(平成29年) 700 [JR 19]
2018年(平成30年) 694 [JR 20]
2019年(令和元年) 706 [JR 21]
2020年(令和02年) 621 [JR 22]
2021年(令和03年) 590 [JR 23]
2022年(令和04年) 604 [JR 24]
2023年(令和05年) 595 [JR 1]

駅周辺

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駅前は大潟区犀潟地区の中心地。国道8号に面している。

バス路線

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2020年4月時点での情報を示す[9]頸城区中心部への路線(25)と信越本線の並行路線(1)がある。

「犀潟駅前」バス停
「犀潟駅入口」バス停(駅から北西に徒歩3分、県道129号沿い)

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
信越本線
快速
直江津駅 - 犀潟駅 - 柿崎駅
快速(下り1本)・普通
黒井駅 - 犀潟駅 - 土底浜駅
北越急行
ほくほく線(当駅 - 直江津駅間JR東日本信越本線)
くびき駅 - 犀潟駅 - (一部黒井駅) - 直江津駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ そのため上越市の統計では、犀潟駅の1日平均乗車人員を「乗車人員と通過人員を分離できない」として計上していない。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、22頁。 
  2. ^ a b c d 石野 1998, p. 582.
  3. ^ 石野 1998, p. 583.
  4. ^ 石野 1998, p. 458.
  5. ^ 駅の情報(犀潟駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月8日閲覧。
  6. ^ 時刻表 犀潟駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月11日閲覧。
  7. ^ 鉄道旅客の輸送状況(乗車人員) - 上越市 - WARPによるアーカイブ
  8. ^ 上越市議会 平成25年第3回定例会(市議会会議録の検索と閲覧)”. 上越市 (2013年6月14日). 2015年2月28日閲覧。
  9. ^ 上越市内公共交通総合時刻表”. 上越市. 2020年4月2日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。

参考文献

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  • 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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外部リンク

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