片浜駅
片浜駅 | |
---|---|
南口(2022年7月) | |
かたはま Katahama | |
◄CA03 沼津 (4.1 km) (2.5 km) 原 CA05► | |
所在地 | 静岡県沼津市今沢254-1 |
駅番号 | CA 04 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■東海道本線(静岡地区) |
キロ程 | 130.3 km(東京起点) |
電報略号 | カハ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
[* 1]2,003人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1987年(昭和62年)3月21日[2] |
備考 |
片浜駅(かたはまえき)は、静岡県沼津市今沢にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA04。
沼津市郊外の片浜地区にある駅。国鉄分割民営化直前の1987年(昭和62年)3月に開業した。運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
歴史
[編集]- 1987年(昭和62年)
- 2007年(平成19年)2月28日:エレベーター設置[3]。
- 2008年(平成20年)3月1日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
- 2025年(令和7年)6月ごろ:お客様サポートサービスおよびサポートつき指定席券売機を導入し、無人化(予定)[4]。
駅構造
[編集]ホーム
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。北側のホームは上り列車が停車する1番線、南側のホームは下り列車が停車する2番線である。ホームの有効長は10両編成分であり[1]、2004年(平成16年)10月のダイヤ改正まで当駅を発着していたJR東日本から直通の11両編成の列車は、最後尾の車両をドアカットにしていた。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 東海道本線 | 上り | 沼津・熱海方面[注釈 1] |
2 | 下り | 静岡・浜松方面[注釈 1] |
(出典:JR東海:駅構内図)
駅舎・設備
[編集]駅舎はホームの上空に設けられた橋上駅舎で[1]、北口と南口の2つの出入口がある。駅舎とホームの間や駅舎と出入口外の間は階段で繋がっている。また、2007年(平成19年)に駅構内にエレベーターが2基設置され[3]、ホームから駅の外へ渡されていた車椅子用スロープは撤去された。エレベーターは安倍川駅と同様の仕組みで、北口・駅舎間用と駅舎・1番線間用を兼ねるものと、南口・駅舎間用と駅舎・2番線間用を兼ねるものがある[3]。
駅舎内部にはJR全線きっぷうりばや自動券売機があり、改札内にはトイレが設置されている。改札口には扉が省略された簡易型の自動改札機が導入されているが、有人の出札窓口もある。当駅は沼津駅が管理する業務委託駅であり[5]、駅業務は委託先のJR東海交通事業の係員が担当している。ただし、夜間は係員が配置されない無人駅となっている[5]。
-
改札口(2022年7月)
-
自動券売機(2022年7月)
-
ホーム(2022年7月)
利用状況
[編集]2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は2,003人である[* 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1993年(平成 | 5年)2,542 | [* 2] |
1994年(平成 | 6年)2,644 | [* 3] |
1995年(平成 | 7年)2,690 | [* 4] |
1996年(平成 | 8年)2,728 | [* 5] |
1997年(平成 | 9年)2,600 | [* 6] |
1998年(平成10年) | 2,545 | [* 7] |
1999年(平成11年) | 2,551 | [* 8] |
2000年(平成12年) | 2,591 | [* 9] |
2001年(平成13年) | 2,615 | [* 10] |
2002年(平成14年) | 2,602 | [* 11] |
2003年(平成15年) | 2,587 | [* 12] |
2004年(平成16年) | 2,587 | [* 13] |
2005年(平成17年) | 2,631 | [* 14] |
2006年(平成18年) | 2,702 | [* 15] |
2007年(平成19年) | 2,765 | [* 16] |
2008年(平成20年) | 2,709 | [* 17] |
2009年(平成21年) | 2,679 | [* 18] |
2010年(平成22年) | 2,669 | [* 19] |
2011年(平成23年) | 2,557 | [* 20] |
2012年(平成24年) | 2,516 | [* 21] |
2013年(平成25年) | 2,480 | [* 22] |
2014年(平成26年) | 2,430 | [* 23] |
2015年(平成27年) | 2,447 | [* 24] |
2016年(平成28年) | 2,432 | [* 25] |
2017年(平成29年) | 2,452 | [* 26] |
2018年(平成30年) | 2,479 | [* 27] |
2019年(令和元年) | 2,493 | [* 28] |
2020年(令和 | 2年)1,917 | [* 1] |
2021年(令和 | 3年)2,003 | [* 1] |
駅周辺
[編集]駅周辺は沼津市郊外の住宅地である。
北側の出口を出ると小さな路地に出る。今沢団地へは北側の出口が近い。南側の出口を出ると整備された駅前広場に出る。駅前広場にはバスなどが発着するほか、交番(沼津警察署片浜交番)がある。駅前広場を出ると旧東海道(旧国道1号線)があり、すぐそばには西友松長店がある。また少し離れるが片浜市民窓口事務所もある。
バス路線
[編集]「片浜駅」停留所にて、富士急シティバスが運行する路線バスが発着している。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “東海道線に2新駅開業 JR東海静岡支社”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1987年4月7日)
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、18頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c “片浜駅をバリアフリー化 2カ所に昇降機新設-沼津 南、北の往来が自由に” 静岡新聞 (静岡新聞社): p22. (2007年3月1日 朝刊)
- ^ 『【社長会見】東海道本線(沼津駅~興津駅間)へのお客様サポートサービスの導入について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2024年6月25日。オリジナルの2024年6月25日時点におけるアーカイブ 。2024年6月25日閲覧。
- ^ a b 東海旅客鉄道編 『東海旅客鉄道20年史』 東海旅客鉄道、2007年
- 静岡県統計年鑑
- ^ a b c d “6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】. 静岡県 (2023年8月9日). 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月9日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1993(平成5年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1994(平成6年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1995(平成7年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1996(平成8年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1997(平成9年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1998(平成10年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1999(平成11年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2000(平成12年). 静岡県. p. 338 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2001(平成13年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2002(平成14年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2003(平成15年). 静岡県. p. 284 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2004(平成16年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2005(平成17年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2006(平成18年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2007(平成19年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2008(平成20年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2009(平成21年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2010(平成22年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2011(平成23年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2012(平成24年). 静岡県 (2014年5月1日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2013(平成25年). 静岡県 (2015年5月11日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2014(平成26年). 静岡県 (2016年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2015(平成27年). 静岡県 (2017年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2016(平成28年). 静岡県 (2018年3月29日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2017(平成29年). 静岡県 (2019年3月27日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2018(平成30年). 静岡県 (2020年3月17日). 2020年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月19日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2019(令和元年). 静岡県 (2021年3月23日). 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。