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横断面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横断面
人体の矢状面冠状面横断面
ラテン語 plana transversalia
英語 transverse plane
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横断面(おうだんめん、英:transverse plane)は、細長い物体について、その長さ方向に対し垂直平面である。通常、切断・断層撮影・模式図などで断面図として図示される。

細長い物体の三次元形状は、横断面をそれに垂直な方向に平行移動した柱体として近似できる。

動物の場合、横断面は体軸に垂直な面となる。ヒトでは体を上下に分ける水平面(horizontal plane)だが、四足歩行する動物では前後に分ける垂直面となる。このような煩雑さ避けるため、水平面ではなく横断面という用語が使われる。

また全身の横断面とは別に、四肢などに対しては、胴体との位置関係とは無関係に、その長さ方向に垂直な横断面を定義できる。

横断面に対しそれに垂直な縦断面も定義できるが、放射相称でない動物では矢状面冠状面を区別する必要がある。横断面・矢状面・冠状面は互いに垂直である。

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関連項目

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