松本信一
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松本 信一(まつもと しんいち、1884年11月7日 - 1984年8月1日)は、日本の医学者、皮膚科医。京都帝国大学名誉教授、元大阪医科大学学長。福島県会津若松市生まれ。
再感染免疫をスピロヘータを使用した実験等、病理組織学や細胞免疫学の各方面から梅毒の研究を行う。1917年5月14日、医学博士の学位を受けた[1]。1966年文化功労者、1976年勲一等瑞宝章。主著に『皮膚病学』等。
略歴
[編集]学歴
[編集]- 会津中学校(現福島県立会津高等学校)8期[2]
- 1909年11月:京都帝国大学医科大学卒業
職歴
[編集]- 1913年10月:京都帝国大学医科大学助教授(皮膚病学黴毒学講座)
- 1919年11月:京都帝国大学医学部教授(皮膚病学黴毒学講座)
- 1938年11月:京都帝国大学医学部長(1940年11月まで)
- 1944年12月:京都帝国大学退官
- 1946年3月:京都帝国大学名誉教授 大阪医科大学学長
学外における役職
[編集]受賞歴・叙勲歴
[編集]- 1945年(昭和20年)1月17日 - 正三位[3]
- 1955年9月:ドイツ第十字功労賞
- 1958年11月:第2回野口英世記念医学賞
- 1965年9月:第2回シャウヂン・ホフマン賞
- 1966年11月:文化功労者
- 1976年11月:勲一等瑞宝章
脚注
[編集]- ^ 『官報』第1453号、大正6年6月6日。
- ^ “松本信一博士 | 福島県立会津高等学校同窓会” (2017年12月14日). 2021年11月2日閲覧。
- ^ 『官報』第5438号「叙任及辞令」1945年3月3日。