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東中津駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東中津駅*
駅舎(2007年5月)
ひがしなかつ
Higashi-Nakatsu
中津 (4.9 km)
(3.4 km) 今津
地図
所在地 大分県中津市大字是則[1]古開960
北緯33度35分14.83秒 東経131度14分20.67秒 / 北緯33.5874528度 東経131.2390750度 / 33.5874528; 131.2390750座標: 北緯33度35分14.83秒 東経131度14分20.67秒 / 北緯33.5874528度 東経131.2390750度 / 33.5874528; 131.2390750
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日豊本線
キロ程 56.7 km(小倉起点)
電報略号
  • ヒナ
  • ヲサ(大貞駅時代)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
288人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1901年明治34年)5月25日[1]
備考 簡易委託駅[2]
* 1952年に大貞駅から改称[1]
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東中津駅(ひがしなかつえき)は、大分県中津市大字是則古開にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線である。

歴史

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駅構造

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ホーム(2007年5月)

単式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している[11]。1915年(大正4年)築の木造建築の駅舎がある[1](建物財産標に「大正4年5月30日」とある)。木造駅舎を有する。

中津市が駅業務を受託する簡易委託駅であり[2]、きっぷうりばが設置されている[12]

2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正に合わせたJR九州の無人化計画で大分県内の対象となった[2]。それを受けて、中津市が受託する簡易委託駅となることになった[2]

ICカードSUGOCAは乗降とチャージのみ対応[13]

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 日豊本線 上り 中津小倉方面
2 下り 別府大分方面

利用状況

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1965年(昭和40年)度には乗車人員が290,634人(定期外:41,502人、定期:249,132人)、降車人員が296,362人で、手荷物(発送:569個、到着:60個)や小荷物(発送:3,283個、到着:1,197個)も取り扱っていた[14]

2013年(平成25年)度の乗車人員は110,045人(定期外:19,591人、定期:90,454人)、降車人員は110,657人である[15]

※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。

年度 年間
乗車人員
定期外
乗車人員
定期
乗車人員
一日平均
乗車人員*
年間
降車人員
出典
1965年(昭和40年) 290,634 41,502 249,132 - 296,362 [14]
- - - - - - -
1990年(平成2年) 167,344 34,128 133,216 - 186,340 [16]
1991年(平成3年) 154,860 34,042 120,818 - 170,051 [17]
1992年(平成4年) 156,640 34,707 121,933 - 167,564 [18]
1993年(平成5年) 143,280 32,304 110,976 - 156,097 [19]
1994年(平成6年) 143,644 31,347 112,297 - 155,173 [20]
1995年(平成7年) 137,687 27,643 110,044 - 148,495 [21]
1996年(平成8年) 125,856 25,383 100,473 - 134,302 [22]
1997年(平成9年) 117,139 22,974 94,165 - 124,044 [23]
1998年(平成10年) 110,348 21,199 89,149 - 116,962 [24]
1999年(平成11年) 107,650 21,303 86,347 - 112,125 [25]
2000年(平成12年) 114,222 20,364 93,858 313 120,366 [26]
2001年(平成13年) 102,873 18,594 84,279 282 108,411 [27]
2002年(平成14年) 94,078 18,142 75,936 257 98,147 [28]
2003年(平成15年) 79,356 18,208 61,148 217 82,562 [29]
2004年(平成16年) 80,826 18,316 62,510 221 85,918 [30]
2005年(平成17年) 84,958 19,004 65,954 233 90,158 [31]
2006年(平成18年) 87,046 18,906 68,140 239 92,801 [32]
2007年(平成19年) 94,276 17,753 76,523 258 100,591 [33]
2008年(平成20年) 94,072 18,319 75,753 258 99,255 [34]
2009年(平成21年) 95,507 18,508 76,999 262 99,115 [35][注釈 1]
2010年(平成22年) 106,499 18,445 88,054 292 110,571 [37][注釈 1]
2011年(平成23年) 107,515 19,686 87,829 294 108,543 [38][注釈 1]
2012年(平成24年) 104,014 20,484 83,530 285 104,811 [39][注釈 1]
2013年(平成25年) 110,045 19,591 90,454 301 110,657 [15][注釈 1]
2023年(令和05年) - - - 288 - [40]
  • 一日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。

駅周辺

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駅前(2007年5月)

中津市郊外の住宅地が広がっているが工業地域の様相も呈す。フレスポ中津北や中津自動車学校は駅北西側にあるが、それらの所在地は当駅からやや離れた所である。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
日豊本線
快速・普通
中津駅 - 東中津駅 - 今津駅

脚注

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注釈

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  1. ^ a b c d e 大分県統計協会が廃止されてウェブ上で公開[36]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、25頁。 
  2. ^ a b c d e “東中津、今津、熊崎、上臼杵の4駅 大分県内の無人化計画、JR九州”. 西日本新聞 (西日本新聞社). (2015年2月11日)
  3. ^ 九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会 編『九州の鉄道100年記念誌 鉄輪の轟き』(初版)九州旅客鉄道、1988年、221頁。 
  4. ^ 諸河久 松本典久 『JRローカル線』 保育社、1994年。ISBN 978-4586508587
  5. ^ 廣岡治哉 『近代日本交通史 明治維新から第二次大戦まで』 法政大学出版局、1987年4月15日。ISBN 978-4588600173
  6. ^ a b 運輸政策研究機構 『日本国有鉄道民営化に至る15年』 成山堂書店、2000年7月28日。ISBN 978-4-425-30181-2
  7. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、751頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  8. ^ “「通報」日豊本線東中津駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1985年2月26日) 
  9. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  10. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 
  11. ^ http://yahoo.jp/e0PTQM
  12. ^ 東中津駅 - JR九州.2021年12月12日閲覧
  13. ^ SUGOCA 利用エリア JR九州、2015年11月19日閲覧。
  14. ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。
  15. ^ a b 平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月26日閲覧。
  16. ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
  17. ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
  18. ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
  19. ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
  20. ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
  21. ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
  22. ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
  23. ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
  24. ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
  25. ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
  26. ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  27. ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  28. ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  29. ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  30. ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  31. ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  32. ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  33. ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  34. ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  35. ^ 平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  36. ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
  37. ^ 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  38. ^ 平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  39. ^ 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  40. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2023年度)
  41. ^ 倉富竜太「豪雨時に近づかないで 大分県がため池管理システムの運用開始」『朝日新聞デジタル』2023年5月24日。2024年7月28日閲覧。
  42. ^ 法行寺 | 大分県中津市”. 八百万の神. INFO UNITE. 2024年7月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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