唐仁健
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唐 仁健 | |
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蘭州大学を訪問した唐仁健。2018年10月19日撮影 | |
生年月日 | 1962年8月(62歳) |
出生地 | 中国 重慶市 |
出身校 | 西南財経大学 |
所属政党 | 中国共産党 |
在任期間 |
2020年12月 - 2024年9月13日 2024年5月18日に事実上失脚 |
国家主席 | 習近平 |
在任期間 | 2017年4月11日 - 2020年12月 |
在任期間 | 2017年4月 - 2020年12月 |
在任期間 | 2015年4月 - 2016年7月 |
在任期間 | 2016年7月 - 2017年4月 |
唐 仁健 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 唐仁健 |
簡体字: | 唐仁健 |
拼音: | Táng Rénjiàn |
和名表記: | とう じんけん |
唐 仁健(とう じんけん、1962年8月 - )は、中華人民共和国の官僚、政治家。重慶市出身。前中華人民共和国農業農村部部長、党組書記。
経歴
[編集]1962年8月、重慶市で生まれる。1983年8月に西南財経大学を卒業後、同年、中華人民共和国農牧漁業部に入局。以後、政策法規司副主任課員、主任課員、産業政策処副処長、経済調節処副処長、処長、副司長を歴任した。1998年に中央財経指導小組弁公室へ入局した。助巡視員、巡視員、農村組組長、副主任を歴任。2013年6月には国務院貧困扶助開発領導小組副組長を兼務する。
2014年4月、広西チワン族自治区に移り、自治区党委員会常務委員兼自治区人民政府副主席を務めた後、常務副主席、党組副書記を務めた[1]。
2016年7月、中央に移り、中央農村工作領導小組副組長(次官)、弁公室主任兼中央財経指導小組弁公室副主任に就任[2]。
2017年4月、党務に転じて甘粛省に赴任し、甘粛省党委員会副書記に就任した。同年4月には甘粛省副省長、省長代行、省人民政府党組書記を兼任。甘粛省第12期人民代表大会第7回会議で5月5日、省長代行の唐仁健が省長に選出された[3]。
2020年11月、中国共産党中央委員会は唐仁健が中華人民共和国農業農村部党組書記に転任することを決定した[4]。2024年5月18日、中国共産党中央規律検査委員会は規律違反の疑いで唐仁健を調査していることを明らかにした[5]。現職閣僚が調査されるのは異例[6]。
2024年9月13日、全国人民代表大会常務委員会により農業農村部長を解任されたことが新華社通信の報道により明らかにされた[7]。
出典
[編集]- ^ 唐嘉藝 (2015年4月20日). “広西政府班子調整職務 唐仁健接替黄道偉任常務副主席” (中国語). 人民網 2020年5月25日閲覧。
- ^ 岳懐譲 (2016年7月8日). “接棒陳錫文,唐仁健任中央財辦副主任、中央農辦主任” (中国語). 澎湃新聞 2020年5月25日閲覧。
- ^ 丁暁 (2017年5月5日). “林鐸当選甘粛省人大常委会主任,唐仁健当選甘粛省長” (中国語). 澎湃新聞 2020年5月25日閲覧。
- ^ 王炬鵬 (2020年12月2日). “唐仁健任中央农村工作领导小组成员兼办公室主任,农业农村部党组书记” (中国語). ce.cn 2020年12月6日閲覧。
- ^ “China Says Agriculture Minister Tang Renjian Is Under Investigation” (英語). Bloomberg News. (2024年5月18日) 2024年5月18日閲覧。
- ^ “中国の唐仁健農業相が規律違反の疑い 現職の調査は異例、汚職に関与の可能性も”. 産経新聞. (2024年5月18日) 2024年5月19日閲覧。
- ^ "中国、農業農村相を解任 3期目の習近平指導部は高官解任相次ぐ異例の事態". 産経ニュース. 産経デジタル. 2024年9月13日. 2024年9月13日閲覧。
党職 | ||
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先代 陳錫文 |
中央農村工作領導小組弁公室主任 (第一回) 2016年7月-2017年4月 |
次代 韓俊 |
先代 韓長賦 |
中央農村工作領導小組弁公室主任 (第二回) 2020年11月-2024年5月 |
次代 韓文秀 |
先代 韓長賦 |
中華人民共和国農業農村部党組書記 2020年11月-2024年5月 |
空位 |
官職 | ||
先代 黄道偉 |
広西チワン族自治区常務副主席 2015年4月-2016年7月 |
次代 藍天立 |
先代 林鐸 |
甘粛省人民政府省長 2017年4月- |
次代 任振鶴 |
先代 韓長賦 |
中華人民共和国農業農村部部長 2020年12月-2024年9月 2024年5月18日に事実上失脚 |
次代 韓俊 |