北海道戯曲賞
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北海道戯曲賞 | |
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国 | 日本 |
主催 | 北海道舞台塾実行委員会 |
初回 | 2014年 |
最新回 | 2023年 |
最新受賞者 | 七坂稲 |
公式サイト | 公式サイト |
北海道戯曲賞(ほっかいどうぎきょくしょう)は、公益財団法人北海道文化財団内に設置されている、北海道舞台塾実行委員会が主催する戯曲の賞。 1998年(平成10年)より3年開催された北海道戯曲コンクール「北の戯曲賞」を前身として、再び優れた舞台作品を創出する目的で開催[1]。 北海道のみならず全国に門戸を開いており、次代を担う劇作家を発掘するとともに、優れた作品を道民に提供することも目的としている。 応募作品は1人1作品となり、日本語による戯曲で、既発表・既上演の作品についても応募可能だが、他の戯曲賞への応募歴のある作品・過去に受賞歴のある作品の応募は出来ない。 第1次審査・第2次審査を経て、大賞・優秀賞受賞作品を選出。戯曲集として発行するとともに、公益財団法人北海道文化財団アートスペース等で一般に公開される。
受賞者・受賞作品一覧
[編集]年 | 回 | 大賞 | 優秀賞 | 最終選考作品 |
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平成26年(2014年) | 1 | 藤原達郎(福岡県) 『悪い天気』 |
島田佳代(鹿児島県) 『乗組員』 |
粟飯原ほのか(神奈川県)『あなたとのもの語り』 イトウワカナ(北海道)『薄暮(haku-bo)』 加藤英雄(東京都)『ムカイ先生の歩いた道』 戸塚直人(北海道)『私の父』 福谷圭祐(大阪府)『終末の予定』 |
平成27年(2015年) | 2 | なし | 池田美樹(熊本県) 『ぼくの、おばさん』 南出謙吾(東京都) 『終わってないし』 |
幸田真洋(福岡県)『中央区今泉』 すがの公(北海道)『戦うゾウの死ぬとき』 鈴木穣(東京都)『ブスとたんこぶ』 原田ゆう(東京都)『浮いていく背中に』 横山拓也(大阪府)『流れんな』 |
平成28年(2016年) | 3 | なし | 藤原佳奈(東京都) 『Sの唄』 吉田小夏(東京都) 『海の五線譜』 |
イトウワカナ(北海道)『ブルーマウンテン号の卵と間違い探し』 合田団地(京都府)『船の行方知らず』 鈴木穣(東京都)『ひみつ箱』 土橋淳志(大阪府)『あの町から遠く離れて』 中野守(兵庫県)『チャットルームでなぐり合い!』 平石耕一(埼玉県)『めくじら尺』 まきりか(東京都)『ミュージカル「DAICHI」』 村上典子(東京都)『カノン』 |
平成29年(2017年) | 4 | 本橋龍(東京都) 『動く物』 |
中野守(兵庫県) 『10分間~タイムリープが止まらない~』 |
島田佳代(鹿児島県)『鱗の宿』 弦巻啓太(北海道)『サウンズ・オブ・サイレンシーズ』 田坂哲郎(福岡県)『些細なうた』 田邊克彦(青森県)『鶴吉印章堂~畑山さんの印』 滝本祥生(東京都)『中ノ嶋ライト』 川口大樹(福岡県)『西のメリーゴーランド』 大迫旭洋(宮崎県)『南の国から』 荒木建策(東京都)『メゾン・ド・ユー』 木村恵美子(埼玉県)『Replace Grace』 |
平成30年(2018年) | 5 | 大池容子(東京都) 『バージン・ブルース』 |
伸由樹生(神奈川県) 『酒乱お雪』 本橋龍(東京都) 『転職生』 |
斜田章大(愛知県)『小説家の檻』 相馬杜宇(神奈川県)『新在り処』 國吉咲貴(埼玉県)『チキン南蛮の日々』 松岡伸哉(福岡県)『はるまつあきふゆ』 キタモトマサヤ(大阪府)『ほたる-ふたりの女優のために』 |
令和元年(2019年) | 6 | なし | 本橋龍(東京都) 『さなぎ』 霧島ロック(東京都) 『Share シェア』 |
鈴木穣(千葉県)『あいがけ』 升味加耀(東京都)『害悪』 松岡伸哉(福岡県)『さよなら、サンカク』 宮崎玲奈(神奈川県)『須磨浦旅行譚』 大池容子(東京都)『ハイライト』 戸澤直人(北海道)『私、ミープヒースの物語』 |
令和2年(2020年) | 7 | なし | 南出謙吾(大阪府) 『夕映えの職分』 |
松岡伸哉(福岡県)『かいじゅうたち』 山脇立嗣(京都府)『その先の凪』 霧島ロック(東京都)『ッぱち!』 刈馬カオス(愛知県)『フラジャイル・ジャパン』 中村ケンシ(大阪府)『ムスウノヒモ』 |
令和3年(2021年) | 8 | 葭本未織(兵庫県) 『南千住回遊野外劇「リアの跡地」』 |
なし | 柳生二千翔(東京都)『アンダーカレント』 私道かぴ(大阪府)『犬が死んだ、僕は父親になることにした』 野村有志(大阪府)『コルチカム』 斜田章大(愛知県)『残火(ザンカ)』 鈴木アツト(東京都)『藤田嗣治~白い暗闇~』 |
令和4年(2022年) | 9 | ごまのはえ(大阪府) 『チェーホフも鳥の名前』 |
なし | 大原渉平(滋賀県)『畦道』 佐藤礼一(東京都)『おもいでは君のこころの襲鱗』 鈴木アツト(東京都)『カレル・チャペック~水の足音~』 池亀三太(東京都)『ゴンドラ』 萩谷至史(東京都)『脱出は第二宇宙速度で』 |
令和5年(2023年) | 10 | 七坂稲(兵庫県) 『迷惑な客』 |
鈴木アツト 『犬と独裁者』 |
久保田響介(東京都)『流れてく』 白江夏生み(東京都)『ふねを漕ぐ魚たち』 山本タカ(東京都)『老獣のおたけび』 |
最終選考会・選考委員
[編集]- 長田育恵(演劇ユニットてがみ座主宰)、斎藤歩(札幌座チーフディレクター)、土田英生(劇団MONO代表)、畑澤聖悟(劇団渡辺源四郎商店主宰)、前田司郎(劇団五反田団主宰)
- 2017年 - 2018年1月26日、北海道内
- 長田育恵(演劇ユニットてがみ座主宰)、斎藤歩(公益財団法人北海道演劇財団常務理事・芸術監督)、土田英生(劇団MONO代表)、畑澤聖悟(劇団渡辺源四郎商店主宰)、前田司郎(劇団五反田団主宰)
- 2018年 - 2019年1月、北海道内
- 桑原裕子(劇団KAKUTA主宰)、斎藤歩(公益財団法人北海道演劇財団専務理事・芸術監督)、土田英生(劇団MONO代表)、長塚圭史(劇団阿佐ヶ谷スパイダース主宰)、前田司郎(劇団五反田団主宰)
- 桑原裕子(劇団KAKUTA主宰)、斎藤歩(公益財団法人北海道演劇財団専務理事・芸術監督)、土田英生(劇団MONO代表)、長塚圭史(劇団阿佐ヶ谷スパイダース主宰)、前田司郎(劇団五反田団主宰)
- 江本純子(毛皮族・財団、江本純子)、桑原裕子(劇団KAKUTA主宰)、斎藤歩(札幌座)、瀬戸山美咲(ミナモザ)、古川健(劇団チョコレートケーキ)
- 2022年
- 江本純子(毛皮族・財団、江本純子)、桑原裕子(劇団KAKUTA主宰)、瀬戸山美咲(ミナモザ)、古川健(劇団チョコレートケーキ)、松井周(サンプル)
- 2023年
- 江本純子(毛皮族・財団、江本純子)、瀬戸山美咲(ミナモザ)、福原充則(ピチチ5)、古川健(劇団チョコレートケーキ)、松井周(サンプル)
出典
[編集]- 平成26年 希望の大地戯曲「北海道戯曲賞」 候補作品決定
- 平成26年 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」最終審査結果
- 平成26年 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」最終審査選評
- 平成27年度 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」候補作品決定
- 平成27年度 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」最終審査結果
- 平成27年度 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」最終審査選評
- 平成28年度 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」候補作品決定
- 平成28年度 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」最終審査結果
- 平成28年度 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」最終審査選評
脚注
[編集]- ^ “平成26年 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」”. 北海道舞台塾実行委員会. 2017年3月1日閲覧。
- ^ “北海道戯曲賞 審査結果発表延期のお知らせ”. 北海道舞台塾実行委員会. 2017年3月1日閲覧。
- ^ “希望の大地の戯曲 北海道戯曲賞”. 公益財団法人 北海道文化財団. 2019年11月29日閲覧。
- ^ “令和2年度 希望の大地の戯曲賞「北海道戯曲賞」最終候補作品決定 | お知らせ | 北海道文化財団”. haf.jp. 2022年7月29日閲覧。
- ^ “令和3年度 希望の大地の戯曲賞「北海道戯曲賞」最終候補作品決定 | お知らせ | 北海道文化財団”. haf.jp. 2022年7月29日閲覧。
注釈
[編集]- ^ 12月11日に開催を予定していたが大雪のために一度中止となり、改めて1月中旬に東京都内で審査会を実施した。