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ロンデー・ホリス=ジェファーソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロンデー・ホリス=ジェファーソン
Rondae Hollis-Jefferson
メッツ・デ・グアイナボ  No.24
ポジション SF/PF
シュート 左手
基本情報
愛称 RHJ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1995-01-03) 1995年1月3日(29歳)
出身地 ペンシルベニア州の旗 ペンシルバニア州チェスター
身長 198cm (6 ft 6 in)
体重 98kg (216 lb)
ウィングスパン 216cm  (7 ft 1 in)[1]
キャリア情報
高校 チェスター高校
(ペンシルバニア州チェスター)
大学 アリゾナ大学
NBAドラフト 2015年 / 1巡目 / 全体23位[1]
プロ選手期間 2015–現在
経歴
2015-2019ブルックリン・ネッツ
2019-2020トロント・ラプターズ
2021ポートランド・トレイルブレイザーズ
2021-2022ベシクタシュJK
2022アトレティコス・デ・サン・ヘルマン
2022-2023全州KCCイージス
2023TNTトロパンギガ
2023アトレティコス・デ・サン・ヘルマン
2023-2024TNTトロパンギガ
2024-メッツ・デ・グアイナボ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ロンデー・ジャクアン・ホリス=ジェファーソンRondae Jaquan Hollis-Jefferson1995年1月3日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルバニア州チェスター出身のプロバスケットボール選手。ポジションはスモールフォワード

来歴

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アリゾナ大学でのホリス=ジェファーソン(2014年)

ペンシルバニア州のチェスター高校時代の2013年にマクドナルド・オール・アメリカンゲームに出場し、アリゾナ大学でチームメイトとなるアーロン・ゴードンと共にプレー[2]。更に同年のジョーダンブランド・クラシックではジュリアス・ランドルと共にプレーするなど[3]、全米級の逸材として注目されたホリス=ジェファーソンは、フロリダ大学シラキュース大学メンフィス大学テンプル大学などの誘いを受ける中で、最終的にアリゾナ大学に進学[4]。1年生の2013-14シーズンはPac-12のフレッシュマンチームに選出、翌2014-15シーズンはPac-12の1stチームとディフェンスチームに選出されるなど[5]、同大学の主力として活躍した。

NBA

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2015年のNBAドラフトアーリーエントリーを表明[6]。23位でポートランド・トレイルブレイザーズから指名された後、ブルックリン・ネッツとの間でメイソン・プラムリーを中心とした大型トレードが成立し、ネッツでNBA生活がスタートした[7]

守備職人として期待されたホリス=ジェファーソンだったが、2015年12月に右足首に骨折[8]。3ヶ月の欠場を強いられるなど波に乗れず、2015-16シーズンは29試合の出場で平均5.8得点に止まった。

ポートランド・トレイルブレイザーズ

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2021年4月8日、ホリス=ジェファーソンはポートランド・トレイルブレイザーズ10日間契約を結んだ[9]。同年4月18日、2度目の10日間契約を結び[10]、10日後にはシーズン終了までの本契約を結んだ[11]

トルコリーグへ

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2021年9月28日、バスケットボール・スーパー・リーグバスケットボール・チャンピオンズリーグに所属するベシクタシュJKと契約した[12]

選手としての特徴

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主にジェファーソンはフォワードでプレーしている。ディフェンスが得意であり、運動能力と216cmのウイングスパンを活かして、パワーフォワードの選手相手にも守備する事ができる[13]

ヨルダン代表

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ヨルダン代表の帰化選手[14][15]として2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップに出場。ギリシャ戦では24得点9リバウンド3アシストという成績を残した[14]。順位決定戦のエジプト戦とメキシコ戦では40分間フル出場する[15]など大会を通して活躍しており、SNS上ではコービー・ブライアントを彷彿とさせる活躍ぶりだと話題を集めた[14][15][16][17]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBAレギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2015–16 BKN 29 17 21.2 .457 .286 .712 5.3 1.5 1.3 .6 5.8
2016–17 BKN 78 50 22.6 .434 .224 .751 5.8 2.0 1.1 .6 8.7
2017–18 BKN 68 59 28.2 .472 .241 .788 6.8 2.5 1.0 .7 13.9
2018–19 BKN 59 21 20.9 .411 .184 .645 5.3 1.6 .7 .5 8.9
2019–20 TOR 60 6 18.7 .471 .130 .734 4.7 1.8 .8 .4 7.0
2020–21 POR 11 1 9.7 .500 .000 .563 2.4 1.2 .2 .4 2.5
キャリア 305 154 22.2 .449 .212 .735 5.5 1.9 .9 .5 9.0

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019 BKN 4 0 15.5 .485 1.000 .800 3.0 1.5 .3 1.3 13.3
2020 TOR 5 0 7.8 .400 .000 .750 2.0 .6 .4 .2 2.8
キャリア 9 0 11.2 .465 .500 .788 2.4 1.0 .3 .7 7.4

カレッジ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2013–14 アリゾナ大学 38 6 25.3 .490 .200 .682 5.7 1.4 .7 1.1 9.1
2014–15 アリゾナ大学 38 25 28.7 .502 .207 .707 6.8 1.5 1.1 .8 11.2
キャリア 76 31 27.0 .496 .205 .697 6.3 1.5 .9 .9 10.2

脚注

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  1. ^ Rondae-Hollis-Jefferson”. draftexpress.com (2015年). 2021年6月4日閲覧。
  2. ^ Aaron Gordon is 2013 McDonald's All-American MVP, Rondae Jefferson makes unconfirmed history
  3. ^ Jefferson named to Jordan Brand Classic
  4. ^ rivals.com
  5. ^ 2014-15 Pac-12 Conference Men's Basketball Honors[リンク切れ]
  6. ^ Hollis-Jefferson leaving Arizona, declares for NBA Draft
  7. ^ Nets Acquire Rondae Hollis-Jefferson and Steve Blake
  8. ^ Rondae Hollis-Jefferson Medical Update
  9. ^ TRAIL BLAZERS SIGN RONDAE HOLLIS-JEFFERSON TO 10-DAY CONTRACT”. NBA.com (April 8, 2021). April 8, 2021閲覧。
  10. ^ TRAIL BLAZERS SIGN RONDAE HOLLIS-JEFFERSON TO SECOND 10-DAY CONTRACT”. NBA.com (April 18, 2021). April 18, 2021閲覧。
  11. ^ TRAIL BLAZERS SIGN RONDAE HOLLIS-JEFFERSON FOR REMAINDER OF 2020-21 SEASON”. NBA.com (April 28, 2021). April 28, 2021閲覧。
  12. ^ Beşiktaş Icrypex strengthen roster with American power forward”. BJK.com.tr (September 28, 2021). October 3, 2021閲覧。
  13. ^ “Rondae becoming a fixture at power forward” (英語). SBNation. オリジナルのOctober 22, 2017時点におけるアーカイブ。. https://webcitation.org/query?url=https%3A%2F%2Ffanyv88.com%3A443%2Fhttps%2Fwww.netsdaily.com%2Fplatform%2Famp%2F2017%2F2%2F12%2F14592372%2Frondae-becoming-a-fixture-at-power-forward&date=2017-10-22 2021年6月4日閲覧。 
  14. ^ a b c バスケW杯で“ヨルダンのコービー”として活躍するロンデイ・ホリス・ジェファーソン”. バスケットボールキング. 2023年8月27日閲覧。
  15. ^ a b c 「まだまだNBAでやれるぞ!」“ヨルダンのコビー”ホリス・ジェファーソンがワールドカップで見せた魂のプレー”. THE DIGEST. 2023年9月4日閲覧。
  16. ^ バスケW杯で“ヨルダンのコービー”として注目のRHJ「最高の選手相手に戦えると示したい」”. バスケットボールキング. 2023年8月30日閲覧。
  17. ^ コービー・ブライアントに成りきっているホリス・ジェファーソン|FIBAワールドカップ2023”. スポーティングニュース. 2023年8月29日閲覧。

外部リンク

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